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熊本市東区にある熊本市動植物園とは?概要や楽しみ方をご紹介

熊本市東区にある熊本市動植物園とは?概要や楽しみ方をご紹介

熊本市東区にある熊本市動植物園は、幅広い年代が楽しめるお出かけスポットです。
約120種600頭の動物と約800種5万点の植物が展示され、市民の憩いの場として親しまれています。
この記事では、熊本市東区に引っ越しを検討している方に向けて、熊本市動植物園の概要や特徴的なエリア、楽しみ方をご紹介します。

熊本市東区にある熊本市動植物園の概要

熊本市東区にある熊本市動植物園の概要

熊本市動植物園は、市内中心部に近い江津湖のほとりに位置し、市民のオアシスとして親しまれています。
2016年の熊本地震で大きな被害を受けましたが、2018年12月に2年8ヶ月ぶりに全面開園しました。
園内は24.5ヘクタールの広さがあり、約120種600頭の動物と約800種5万点の植物が訪れる人々を癒しています。
動物園の入口では、人懐こいサルたちが出迎え、さらに進むと、トラ、ゾウ、キリンなど子どもに人気の動物たちに会えます。
とくに、金色の毛並みが美しい金絲猴(キンシコウ)は見どころの一つです。

役割

熊本市動植物園は、種の保存、教育・環境教育、調査・研究、レクリエーションという社会的役割を担いながら、多くの人々に自然との触れ合いを提供しています。
続いて、熊本市動植物園の役割についてご紹介します。
種の保存
種の保存は、地球上の野生動物を守り、次世代に伝えることを指します。
熊本市動植物園は、単に動物を展示するだけでなく、飼育環境を整え、繁殖を促し、遺伝子を絶やさないように努めています。
国内外の希少種の繁殖にも力を入れ、他の動物園や植物園と協力して飼育・栽培・繁殖を計画的に行っているのも特徴です。
環境教育
熊本市動植物園では、本や映像では得られない生き物の匂いや鳴き声を実際に体験できます。
生き物を見て「どこに住んでいるのか」「何を食べるのか」といった疑問が湧き、それに答えるのが役割です。
訪れると、職員のガイドによる説明や講習会、ワークショップが開催され、生態の理解が深まり、環境教育にもつながるでしょう。
便利な生活の中で失われつつある生き物たちの住む場所について考えるきっかけを提供し、「野生への入口」としてさまざまな気づきを得られる場を提供しています。
調査研究
熊本市動植物園では、多くの種の野生動植物を飼育・栽培していますが、地球上にはまだ解明されていない生態も多くあります。
飼育栽培下での調査研究を進め、その結果を種の保存や教育に役立てることが重要です。
また、動物の福祉に配慮した飼育を行うためには、環境改善の効果測定が必要であり、調査研究によって科学的に検証しています。
調査研究は、大学などの専門機関と協力して進めています。
レクリエーション
熊本市動植物園の来園者の目的はさまざまで、レクリエーションとは自発的・創造的な活動を指します。
来園者が楽しい時間を過ごし、自然の素晴らしさや命の大切さを感じ、生きる活力を得られる場を提供することが熊本市動植物園の目標です。

開園時間・アクセス

熊本市動植物園の開園時間は、9:00~17:00です。
熊本市電A系統の「動植物園入口駅」から徒歩10分ほどでアクセスできます。
バスを利用する場合には、熊本都市バス・熊本バスの「動植物園西口バス停」から徒歩1分ほどのため、バスでのアクセスも便利です。
また、車利用の場合には、益城熊本空港ICから第二空港線を熊本市民病院方面に約6.0km、20分ほどです。
園には普通車1,229台が停められる駐車場があります。

●所在地:熊本県熊本市東区健軍5-14-2
●営業時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
●休園日:毎週月曜日※第4月曜日や祝日を除く(代わりに次の平日が休園)、年末年始(12月30日~1月1日)
●アクセス方法:熊本市電A系統「動植物園入口駅」より徒歩約10分
●駐車場:あり(平日:無料 / 土日祝日:有料)

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熊本市東区にある熊本市動植物園の特徴的なエリア

熊本市東区にある熊本市動植物園の特徴的なエリア

熊本市東区にある熊本市動植物園は、小さな子どもからお年寄りまで幅広い年代が楽しめる施設です。
家族や友達同士、カップルでも休日を満喫できるスポットとして人気があります。
続いては、動物園ゾーンと植物ゾーンの2つの特徴的なエリアをご紹介します。

特徴的なエリア①動物園ゾーン

熊本市動植物園には、約120種600頭の動物が飼育されています。
とくに注目すべきは、日本の動物園で唯一飼育されている金絲猴(キンシコウ)です。
キンシコウは中国中西部に分布するサルで、黄金色の毛並みが美しいのが特徴です。
生息地の破壊や密猟で生息数が減少し、日本では特定動物に指定されています。
「西遊記」の孫悟空のモデルともいわれる、キンシコウに会いに行くのも楽しみの一つです。
さらに熊本市動植物園では、ヒクイドリの人工ふ化やシベリアオオカミの人工保育など、国内初の試みも成功しています。
これにより、動物園界でも注目されているといった特徴があります。

特徴的なエリア②植物ゾーン

植物ゾーンでは、年間約800種5万点もの植物が展示されています。
水前寺からの移転により、江津湖の一部を埋め立てて湖に隣接する形で整備されました。
四季折々の花々や日本庭園、樹木見本園があり、訪れる人々は自然の香りに包まれながら散策できます。
春には桜や藤棚が見事に咲き、ベンチでのひと時は心身を癒してくれるでしょう。
春と秋にはバラ園も見どころで、バラまつりが開催される時期には多くの人で賑わいます。
また、水湿生植物園では、水辺に育つ植物が集まっているのが特徴です。
隣接するふれあい動物広場の賑やかな雰囲気とは異なり、ここではゆっくりと物思いにふける時間を過ごせます。

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熊本市東区にある熊本市動植物園の楽しみ方

熊本市東区にある熊本市動植物園の楽しみ方

熊本市東区にある熊本市動植物園は、花や動物と触れ合いながら一日中楽しめるスポットです。
最後に、どんな楽しみ方があるのかご紹介します。

楽しみ方①花の休憩所

植物ゾーンの「花の休憩所」には、大温室や洋らん室があり、熱帯・亜熱帯植物を展示しています。
温室内では、南国の植物や洋ランが一年中見られ、多肉植物やカラフルな花々が元気を与えてくれます。
温室内は冬でも暖かく、異国情緒を楽しめる場所です。
また、温室内では植物に関するイベントが頻繁に行われており、花や緑が好きな方はもちろん、普段植物に馴染みのない方も楽しめます。
さらに、熊本市の緑化拠点として、緑の相談所も設置されており、花と緑に関する相談や指導が受けられます。

楽しみ方②タッチ愛ランド

2005年4月にオープンした動物ふれあい広場「タッチ愛ランド」には、アメリカ西部をイメージした遊び体験ゾーンとふれあい体験ゾーンがあります。
シバヤギやミミナガヤギとの触れ合いや、モルモットの抱っこができるタッチングタイムなど、子どもたちが「見る・触る・遊ぶ」を体験できる場所です。
プレーリードッグ舎は大型アスレチック遊具と一体化しており、透明な観察窓からプレーリードッグの可愛らしい姿を間近で観察できます。
さらに、ヒツジが広場内を歩き回るなど、動物と直に触れ合えるのが魅力です。

楽しみ方③遊戯施設ゾーン

熊本市動植物園に隣接する遊戯施設ゾーンは、大型10種、小型40台の遊具があります。
モノレールや観覧車など、小さい子どもやお年寄りにおすすめの乗り物も充実しています。
レトロな遊具が多く、全国的にも希少な遊園地です。
特に、トラやアザラシなどの動物を模したメリーゴーラウンドは大人にも人気です。
メロディーペットや車型の乗り物は小さな子どもにおすすめで、1回10円~300円で気軽に楽しめます。
疲れたら観覧車に乗って園内や江津湖を一望し、リフレッシュできるでしょう。
観覧車の高さは30メートルで、花の季節や紅葉の時期に美しい風景を楽しめます。

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まとめ

熊本市東区にある熊本市動植物園は、江津湖のほとりに位置し、市民のオアシスとして親しまれています。
24.5ヘクタールの園内には、約120種600頭の動物と約800種5万点の植物が展示されており、アクセスも良好で、幅広い年代が楽しめる施設です。
熊本市東区へ引っ越しをしたら、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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