引っ越し先を決める際に重視するポイントは人それぞれですが、周辺の医療の充実度を重視する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
信頼できる医療機関が近くにあれば、ご本人やご家族が突然体調を崩した際にも安心です。
この記事では、熊本市南区へのお引っ越しをご検討中の方に向けて、南区の桜十字病院の概要や診療、取組みをご紹介します。
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熊本市南区にある桜十字病院の概要
まずは、病院理念やアクセスなど、熊本市南区にある桜十字病院の概要をご紹介します。
桜十字病院とは
桜十字病院は、2005年に開設された民間運営病院です。
熊本の民間病院では最大規模の630床を有し、熊本市南区の地域医療を支えています。
なかでも重視しているのが、地域包括ケアシステムの実現と満足度の追求です。
地域包括ケアシステムとは、地域の社会資源が連携して、地域全体の健康と生活を包括的に支えるという理念のもとに生まれたシステムです。
桜十字病院では、各医療機関や施設と連携したシームレスな入院や退院後の生活を想定した治療、家族も安心できる社会資源と結びついた退院を目指しています。
病院理念
桜十字病院は、「桜十字に関わる全ての人が幸せとなるモデルを全国へ」をモットーに、患者・地域住民・職員の3者すべてが幸せとなるモデルを築くことを病院理念としています。
患者に対しては、技術に裏打ちされた「患者さま中心」の医療・介護サービスを提供することが目標です。
患者が療養を必要としている場合、その療養生活は尊厳ある豊かなものでなければならないと定めています。
地域住民に対しては、地域医療連携のなかで重要な役割を担い、地域医療全体の底上げに寄与することが目標です。
「桜十字病院があるから安心」、「あって良かった」と言ってもらえるような存在になり、地域の価値そのものを上げることを目指します。
職員に対しては、医療人として成長できる場を提供することが目標です。
その仕事の社会的意義や職場環境などが誇りに思える職場であることを目指します。
アクセス
桜十字病院は、熊本駅から車で約15分ほどのところにあります。
最寄駅からは距離があるため、公共交通機関を利用する場合はバスを利用するのがおすすめです。
バスの場合、熊本桜町バスターミナル2番乗り場から熊本バスに乗車しおよそ30分ほどの場所にある「桜十字病院前」で下車しましょう。
自家用車で来院する場合は、150台ある駐車場が利用可能です。
●所在地:熊本県熊本市南区御幸木部1丁目1番1号
●アクセス方法:熊本バス「桜十字病院前」停留所から徒歩2分
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熊本市南区にある桜十字病院の診療
桜十字病院では、外来をはじめさまざまな診療をおこなっています。
桜十字病院の診療内容をご紹介します。
外来診療
桜十字病院の特徴の1つが、豊富な外来診療科目です。
内科だけでも、内科・呼吸器内科・脳神経内科・リウマチ膠原病内科・糖尿病内科とさまざまな診療科があり、専門的な医療が受けられます。
診療科によっては紹介状がなくても問題ないため、急に症状が現れた際にも安心です。
また、予防接種や小児リハビリなどもおこなっている小児科もあるため、子育て中の方にとっても心強い存在です。
熊本市南区に引っ越した際には、桜十字病院の外来診療がご家族の健康を支える心強いパートナーになるでしょう。
検診・人間ドック
桜十字病院では、検診や人間ドックにもさまざまな工夫をおこなっています。
2022年9月からは「メディメッセ桜十字」に機能が移転し、より気軽に立ち寄れる環境で検診や人間ドックが受けられるようになりました。
メディメッセ桜十字では、安心して受診できるよう温かな対応を心掛け、検査を待つ時間も落ち着いて過ごせる環境を整備しています。
どのような検査を何のためにおこなうかを事前に説明してもらえるので、納得したうえで検査を受けられるのも魅力です。
また、バリウムに味とフレーバーを付けて飲みやすくするなど、受診の際の苦痛を減らすための工夫もしています。
さらに、対象者の方には受診当日に保健指導をおこなうなど、早期発見・早期治療に力を入れているのも特徴です。
リハビリテーション
桜十字病院では、リハビリにも力を入れています。
理学療法士106名、作業療法士57名をはじめ、総勢200名のリハビリスタッフが在籍し、700㎡を誇る広大なリハビリ室でリハビリにあたっています。
リハビリの内容も充実していて、脳卒中リハビリセンターに入院している方を対象に専門の社会復帰プログラムを用意しているのも特徴です。
社会復帰プログラムでは復職支援をはじめ自動車運転再開支援をおこなっているので、社会復帰を目指している方も安心です。
それ以外にも、農園を活用したリハビリや作業療法作品の展示会など、さまざまな個性的な取組みがおこなわれています。
規模が大きくさまざまなリハビリを提供している桜十字病院が近くにあれば、万が一の際にも安心してリハビリに集中できるでしょう。
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熊本市南区にある桜十字病院の取組み
桜十字病院では、地域住民の方の健康増進のためにさまざまな取組みをおこなっています。
主な取組みをご紹介します。
食事
病気の治療において、栄養状態は重要なポイントです。
桜十字病院では、患者が食事に興味を持ち食べる喜びを感じられるよう、食事作りに力を入れています。
四季を彩る食材を使った四季彩膳や、日本各地の郷土料理、バースデーバイキングなど、食事が楽しくなるような工夫が満載です。
もちろん栄養バランスにも気を遣っていて、多職種からなるチーム医療で総合的にサポートしています。
口から食べるプロジェクト
桜十字病院では、「口から食べるプロジェクト」と称し、生きる力の源にもなる口から食べることを推進しています。
身体機能が低下した患者の方のなかには口から食事を食べることが難しくなってしまう方もいて、チューブでの栄養摂取に頼るケースも少なくありません。
口から食べるプロジェクトでは、経管栄養になった方がふたたび経口摂取へ移行できるようサポートをおこなっています。
歯科衛生士をはじめとした専門家の視点を生かしたプランを作成し、多職種からなるチームでの回診や職員の勉強会をおこなっているのが特徴です。
生き活き健康教室
桜十字病院では、月に1回「生き活き健康教室」を開催しています。
生き活き健康教室とは、身近な医療や介護に関する知識を深め、健康づくりや生活設計に役立てるための教室です。
医師や薬剤師、ケアマネージャーなどの専門家が講師になり、専門的な内容も理解しやすく解説しています。
また、教室では血圧測定やリハビリスタッフによる健康体操もおこなわれています。
訪問介護
桜十字病院の特徴の1つが、病院でのリハビリだけでなく訪問介護もおこなっている点です。
要支援1から要介護5の方を対象としたサービスで、着替えや入浴の手伝いなどの身体介護はもちろん、整理整頓や買い物の代行など生活援助もしてもらえます。
また、保険外自費サービスとして、冠婚葬祭への付き添いや大掃除など介護保険では対応できないサポートもおこなっています。
現時点で介護を必要としていない方への生活支援サポートパックもあるため、介護が必要でない方でも安心です。
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まとめ
熊本市南区の桜十字病院は、地域包括ケアシステムの提供を目指し、地域医療全体の底上げに貢献することを目的としている病院です。
熊本市南区に引っ越した際には、ご家族の健康を支える心強いパートナーとなることでしょう。
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