熊本市東区にはさまざまな大学があり、教育に対して熱心な地域として知られていることは、ご存知でしょうか。
そこで今回は、そのなかでも東海大学熊本キャンパスの概要についてご紹介します。
学校の学部や特徴にも触れているので、通学先でお悩みの方は、ぜひ本記事を今後の参考にしてみてください。
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熊本市東区にある東海大学熊本キャンパスの概要
まずは東海大学熊本キャンパスの概要をご紹介します。
以下で詳しく見てみましょう。
建学の精神
建学の精神として、「若き日に汝の思想を培え」「若き日に汝の智能を磨け」など、さまざまな考えが受け継がれています。
これらの考えは、いずれも東海大学の創立者である松前思義による青年時代の思想です。
人生をどのように生きるべきかを考え、内村鑑三の研究会を訪れたことがきっかけで、このような思想に至りました。
日本教育でありながら、デンマークでおこなわれた国づくりの考えに大きな影響を受け、「望星学塾」を開設しています。
この塾が、東海大学の原点です。
建学の精神を基に、生徒が心と体を鍛え、人間性を高めるためのカリキュラムを編成しています。
また、日本国内だけでなく、世界に対しても大きな視点を持ち、課題を見つけ解決できる力を培っています。
与えられた課題をこなすだけでなく、人生とは何か、生きる意義は何かを考えながら精神的成長を促す学校です。
創立者の精神が現在も受け継がれているからこそ、質の高い教育を実現していると言えるでしょう。
常に物事に疑問を抱きながら、自分なりの考えを導き出せるよう思考力の向上に努めています。
教育理念
教育理念は「自らの思想を培う」です。
学校は本来、勉強をする場所ですが、講義を受けて知識を身に付けるだけでは不十分であると考えています。
日頃の学習によって学力を向上させることは重要ですが、自分自身で考え、答えを見つける力も培っています。
そのうえで、ヒューマニズムに立脚した教育が重視されていることが特徴です。
人間、社会、文明など、さまざまな分野において生徒が自分の思想を大切にできるよう、丁寧な教育を意識しています。
また、生徒によって持っている個性や長所は異なるため、それらの素質を伸ばすためのサポートもおこなっています。
すべての生徒に同じような指導をおこなうのではなく、それぞれの良さを強調できる方法でバックアップされているため、個性的な人材が育成されています。
現代社会においては多様性が重視されていますが、その時代に適した指導方法と言えるでしょう。
一人ひとりが持っている個性を否定せず、良さを伸ばすためには何をすべきかを教職員が考えながらサポートしています。
また、総合大学としての特徴を活かし、文系や理系などの領域を融合させ、広い知識を持てるよう支援しています。
日本だけでなく海外で活躍できる人材となるよう、本格的な育成がおこなわれている大学です。
沿革
東海大学が創立されたのは1942年です。
そのあと、静岡県や東京都に専門学校が開校され、多くのエリアでキャンパスの名前が知られるようになりました。
東海大学熊本キャンパスは1964年に開学しました。
さらに、ヨーロッパ学術センターがデンマークに開設され、海外でも大学が発展しています。
そのあとも幅広いエリアで開校を繰り返し、多くの学生を優秀な人材に育成し、社会に送り出してきました。
また、多くの学部が設置されており、生徒が学びたい分野を追求できるよう環境整備がおこなわれています。
アクセス
●所在地:熊本県熊本市東区渡鹿9-1-1
●アクセス方法:「東海学園前」下車 徒歩1分
●駐車場:あり
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熊本市東区にある東海大学熊本キャンパスの学部
東海大学熊本キャンパスにはさまざまな学部があります。
以下で詳しく見てみましょう。
文理融合学部
文理融合学部は、現代社会における可能性にチャレンジできる学部です。
AIを活用し、業務に活かすための知識・技術を学びます。
現在はビジネスにおいてAIが有効に活用される時代であり、その社会の動きに合わせて学ぶことができます。
また、ロボットを導入して行政職員として働くためのスキルを学ぶなど、先進的な分野を学べることが特徴です。
過去にはボランティアやコミュニティでの体験会など、さまざまな活動がおこなわれています。
いずれも生徒が主体的に活動しており、地域住民との交流にもなっている点が魅力です。
農学部
農学部では、生き物や自然環境とのつながりを実感できるさまざまな知識を一から得ることができます。
地域や仲間とのつながりも実感できる学部です。
過去には熊本で開催されたヤーコンサミットに参加するなど、積極的に活動しています。
学科は脳学科、動物科学科、食生命科学科などの分野に分かれています。
なかでも脳学科は、講義で基本的な知識を身につけつつ、実際に自然と触れ合いながら多くを学べるのが特徴です。
作物を育てたり、地域の自然を感じたりする実践的な学習が可能です。
また、動物科学科では、動物の生命の尊さを実感できる教育がおこなわれています。
動物とともに生きる喜びや、社会環境を維持するために必要な取り組みを本格的に学ぶことができます。
大学院
東海大学熊本キャンパスを卒業後、より深い分野を学びたいと考えた場合は、大学院への進学がおすすめです。
大学院では、グローバル化やIT化にも対応し、複雑な社会に順応できるよう、多くの知識を身につけることができます。
実際に大学院への進学を希望する方は少なくありません。
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熊本市東区にある東海大学熊本キャンパスの特徴
東海大学熊本キャンパスには独自の特徴があります。
以下で詳しく見てみましょう。
施設
大学内にはさまざまな施設があり、生徒たちが充実した学校生活を送れる環境が整っています。
たとえば、カフェテリアはおしゃれな飲食店のような雰囲気で、リフレッシュするのに最適です。
友人同士で集まって会話をしたり、一人で飲食をしながら休憩したりするなど、自由に過ごすことができます。
また、中庭は吹き抜けになっており、緑豊かさが特徴です。
ここにはフーコーの振り子が象徴として設置されており、開放感があります。
さらに、メディアラボには大きなスクリーンが室内に設置されており、普段は学生の授業に使用される部屋です。
キャンパス間留学制度
キャンパス間留学制度は、生徒の学びを支援するための制度です。
奨学金やアパートなど、さまざまな支援を積極的におこない、生徒がより深い分野を学べるようサポートしています。
総合大学である強みを最大限に生かし、在学地区以外の場所でも多くを学べるようにしているのが特徴です。
また、建学祭は学校の文化祭として親しまれており、地域交流の場ともなっています。
生徒にとっては思い出作りのイベントであり、当日は活気にあふれています。
地域の魅力をアピールする催し物や企画、日頃の学習内容を発表する機会など、学校ならではの楽しみもあります。
キャンパスによって開催されるイベントの内容が異なるため、地域性に触れられる点でも人気です。
毎年7万人以上の来場者があり、地域活性化にも貢献していると言えるでしょう。
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まとめ
熊本市東区にある東海大学熊本キャンパスは、建学の精神を大切にしています。
さまざまな学部があるため、自分が興味関心を持てる分野を選べるでしょう。
キャンパス間留学制度をはじめ、生徒をサポートするための体制も整っています。
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