熊本市西区の熊本市立千原台高等学校はどんな学校？学科や特徴をご紹介

子育て中の方が引っ越し先を探すうえで、引っ越し先の子育て環境は重要なポイントです。
引っ越し先の近くにどんな高等学校があるのかが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、熊本市西区へのお引っ越しをご検討中の方に向けて、熊本市立千原台高等学校の概要や学科、特徴をご紹介します。

熊本市西区にある熊本市立千原台高等学校の概要

まずは、教育目標やアクセスなど、熊本市西区にある熊本市立千原台高等学校の概要をご紹介します。

教育理念・教育目標

熊本市立千原台高等学校の教育目標は、以下の3点です。

●心豊かな人間性や社会性を持ち、国際的な視野に立って健全な社会の発展に寄与することのできる人材を育成する。
●自主的・自立的精神を持ち、自らの課題に積極的に取り組み、問題解決を図っていくことのできる人間を育成する。
●社会生活に必要な基礎的知識や技術及び適正な判断力と実践力を身に付け、責任感と協調性に富む人物を育成する。

また、教育理念では、「徳・知・体」の調和のとれた次代を担う子どもたちの育成に努めるとともに、生涯学習社会の実現を目指しています。
教育理念と教育目標から、熊本市立千原台高等学校では生徒の能力をバランス良く育成していることが伺えます。
熊本市立千原台高等学校に通えば、「徳・知・体」の調和のとれた人物へと成長できるでしょう。

沿革

熊本市立千原台高等学校の歴史は、昭和32年に熊本市立高等学校に商業科が併設されたことに端を発します。
昭和34年に商業科が熊本市立高等学校から分離独立し、熊本市立商業高等学校になりました。
昭和49年に男女共学になり、昭和63年には情報処理科が新設されています。
平成12年に学校名が熊本市立千原台高等学校に変更になり、普通科と情報科が設置されました。
近年では、令和3年に生徒に1人1台Chromebookが導入されたほか、令和5年度の入学生から学科改編がおこなわれるなど、生徒が快適に学べる環境が整備されています。

アクセス

熊本市立千原台高等学校は、市電の段山電停から徒歩15分のところにあります。
市電の最寄りの停留所からはやや距離があるため、公共交通機関を利用する場合はバスを利用するのもおすすめです。
熊本都市バスの日向崎バス停から徒歩10分、千原台バス停からは徒歩5分です。
自家用車で行く場合、熊本駅から車で15分ほどかかります。

●所在地：熊本県熊本市西区島崎2丁目37番1号
●アクセス方法：熊本市電「段山」電停より徒歩15分

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熊本市西区にある熊本市立千原台高等学校の学科

熊本市立千原台高等学校では、令和5年度の入学生から学科の再編がおこなわれました。
令和4年度以前は普通科と情報科の2つの学科がありましたが、令和5年度からは健康スポーツ探求科と情報ビジネス探求科の2つになっています。
それぞれの学科についてご紹介します。

健康スポーツ探求科

健康スポーツ探求科は、熊本市のスポーツ振興に貢献できる人材を育成することを目的とした学科で、募集定員は40名です。
3年間で健康やスポーツに関する専門的な知識・技能を身に付けられます。
健康スポーツ探求科の特徴は、大学と連携し、スポーツや健康についての学びを科学的に深められる点です。
卒業後は、体育学部系の大をはじめ他分野の大学への進学や、専門学校への進学もサポートしてもらえます。
全国や世界のレベルの競技力を身に付けたいと考えているお子さまにとって、熊本市立千原台高等学校の健康スポーツ探求科はおすすめの学科と言えます。

情報ビジネス探求科

情報ビジネス探求科は、1年で商業の基礎科目を学習し、2年生以降は2つのコースにわかれて学びを深める学科です。
定員は4クラス120人で、1クラス30人という少人数学級で指導を受けられる点も魅力の1つです。
2年生以降は、以下の2つのコースにわかれます。

●情報コース
●ビジネスコース

情報コースは、ビジネス社会と高度通信情報社会に必要な知識や技能を備えた人材を育成することを目的としたコースです。
全国商業高等学校協会主催の情報処理検定試験1級の取得を目指し、国家試験のITパスポート試験の学習にも取り組みます。
ビジネスコースは、地域社会の経済に貢献できる人材を育成することを目的としたコースです。
全国商業高等学校協会主催の簿記検定試験1級や商業経済検定1級の取得を目指し、日商簿記検定試験の学習にも取り組みます。
いずれも熊本市立総合ビジネス専門学校の授業を受講でき、より専門的な学習ができるのも魅力です。
卒業後は企業への就職はもちろん、学びを深めるための大学や専門学校への進学も可能です。
熊本市立千原台高等学校の情報ビジネス探求科に通えば、就職後に役立つ知識や資格を習得できるでしょう。

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熊本市西区にある熊本市立千原台高等学校の特徴

お子さまが通うことになる高等学校を選ぶ際には、その学校の特徴も知っておくと安心です。
熊本市西区にある熊本市立千原台高等学校の特徴をご紹介します。

メルカリとの授業実践

熊本市立千原台高等学校の特徴的な教育活動の1つが、メルカリとの授業実践です。
2019年から、株式会社メルカリとの協力のもと「メルカリPBLプログラム」を実践しています。
PBLとは、社員の立場で課題解決の提案をおこなうプログラムで、実際の企業研修でも用いられているものです。
たとえば、2023年の3年生の授業では、地元企業の商品の販売戦略を考え、実際に熊本市のアカウントのメルカリShopsに出品しました。
生徒による最終報告の様子は、テレビや経済誌、新聞にも取り上げられるなど、高い注目を集めています。
このような実践教育を高校生の段階で受けられるのは、熊本市立千原台高等学校の大きな魅力だと言えるでしょう。

部活動

熊本市立千原台高等学校では、部活動も活発におこなわれています。
体育系の部活動には、ハンドボール部や陸上競技部、野球部、サッカー部などがあります。
屋内スポーツはバレー部やバドミントン部、バスケットボール部のほか弓道部があるなど、体育系の部活動の選択肢が豊富なのが魅力です。
文化系の部活動には、吹奏楽部や英会話部をはじめ、ワープロ部や簿記会計部などビジネスに役立つ部活もあります。
なかでも特徴的なのが、eスポーツ部があることです。
近年話題を集めているeスポーツに部活として取り組めるのは、熊本市立千原台高等学校の魅力の1つだと言えるでしょう。

進路

お子さまが通うことになる高等学校を選ぶうえで、卒業後の進路は重要なポイントです。
熊本市立千原台高等学校を卒業した生徒は、4年制大学や短期大学、専門学校への進学や、企業への就職の道を選んでいます。
令和2年度から4年度の実績では、熊本県立大学や日本体育大学などの4年制大学、中九州短期大学や福岡女子短期大学への進学実績があります。
専門学校は、熊本市立総合ビジネス専門学校をはじめとした県内の専門学校はもちろん、麻生情報ビジネス専門学校など県外の専門学校にも進学しているのが特徴です。
就職は県内の企業が多く、熊本市役所や熊本県庁、熊本県警察などに公務員として就職した生徒もいます。
実践的な教育活動を通じてスキルを学べる熊本市立千原台高等学校に通えば、将来の可能性を広げられるでしょう。

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まとめ

熊本市西区の熊本市立千原台高等学校は、「徳・知・体」の調和のとれた次代を担う人材の育成を目標としている高等学校です。
お子さまに社会人として必要なスキルを身に付けてほしいとお考えの方は、熊本市西区の熊本市立千原台高等学校周辺へのお引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか。