熊本市中央区に引っ越ししたら、どの小学校に通うのが良いのでしょうか。
高い環境レベルで切磋琢磨したい方は、熊本大学教育学部附属小学校がおすすめです。
今回は、熊本大学教育学部附属小学校の概要、どんな学びが得られるのか、近くにある学習塾もご紹介します。
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熊本市中央区にある熊本大学教育学部附属小学校の概要
熊本大学教育学部附属小学校は、2024年に創立149年を迎える長い歴史と伝統を持つ学校です。
「自主・自立の教育」「個性重視の教育」「自他の尊重の教育」を教育目標として掲げ、次代を担う人材の育成に尽力してきました。
また、教育方針として4つの使命を掲げています。
●教育基本法および学校教育法に基づく初等普通教育をおこなう
●教育理論および教育の実際に関する実践研究をおこなう
●教育学部の学生に対する教育実習を通して、教員養成をおこなう
●公立学校への研究協力と情報提供をおこなう
熊本大学教育学部附属小学校では、次のような子どもの育成を目指しています。
まず、「考える子」として確かな学力を身につけ、自ら進んで課題に取り組み、科学的な方法で物事を追求できる力の養成です。
新しい時代を創造する力を持ち、豊かな感性を持って、自然や郷土、日本を愛する心を持ってほしいと考えています。
次に、「強い子」として、心身ともに健康で粘り強い心を持つ子どもを育成します。
これらの子どもたちは、自覚と責任を持ち、最後までやり遂げる力を持っているといえるでしょう。
その際、困難に立ち向かう強い意志と努力を持つことが大切です。
さらに、「明るい子」として、仲良く協力し合い、ともに成長できる子どもを育てる力を目指しています。
子どもたちは、学校の規則や生活のマナーを守り、勤労を尊び、感謝や尊敬の気持ちを持つ心豊かな人間に成長します。
●所在地:熊本市中央区京町本丁5-12
●営業時間:9時~17時
●休業日:毎週日曜日
●アクセス方法:JR九州 鹿児島本線線「上熊本駅」より徒歩約5分
このようにして、確かな学力、強い心、豊かな感性を持つ子どもたちを育成し、次世代を担う人材の育成に尽力しています。
長い歴史と伝統を大切にしながらも、現代のニーズに合わせた教育活動を通じて、児童一人ひとりの成長を支え、社会の発展に貢献していきます。
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熊本市中央区にある熊本大学教育学部附属小学校での学び
各科目でどのような能力が身につくのかを解説しています。
国語
「自ら『創造』をたのしむ国語科学習」をテーマに掲げ、「表現と理解」を往還する学びのプロセスを研究しています。
たとえば、3年生の授業で「まいごのかぎ」を題材にインタビューの言語活動を取り入れた際、「わたし」と「りいこ」の立場でのやり取りを通じて、子どもたちの理解が個々に異なっていました。
ある子どもが「たとえば…」と自分の体験を語り始めた場面は、「想像」が「創造」の源であることを示していました。
これは、言葉に立ち止まり、テクスト・他者・自己との対話の中で生まれていきます。
他者とともに、自ら「創造」を楽しむ学びを生み出していくために、「表現と理解の相互循環」の活性化を促す対話の手立てや言語活動デザインが重要です。
対話を通じて、子どもたちが互いに影響し合い、深い理解と豊かな表現を生み出せればと考えています。
算数
文部科学省は、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を推進しています。
この視点に基づき、算数科の授業においてICTなどを活用することで、「個別最適な学び」の充実を図る実践が多いです。
しかし、こうしたアプローチでは、子どもたちの学習が個々人の中で完結してしまう懸念があります。
これでは、深い学びの実現には繋がりません。
そこで、子どもたちが問いや思いを持ち、繰り返し他者と対話する中で、新たな数学的価値を生み出す姿を目指しています。
社会科
今のグローバル社会で必要とされる力は「主体性」「創造力」「発信力」などです。
社会科では、「社会的事象に立ち止まり、疑問を持ち、解決に向けて行動する力」をとくに重視しています。
授業では、子どもたちが社会に関わり続けるために、知識と経験のズレを意識し、討論やレポートを通じて自己有用感を感じる活動を取り入れています。
理科
理科では、子どもたちの問題解決力の育成を大切にしています。
たとえば、何気なく見ていた雲や虫、水に対して「なぜだろう?」と問いを持つと、それまで気づかなかった差異や変化に気づけます。
自然の事物や現象と関わりながら科学的に物事を捉える力は、子どもの人生を豊かにする手立ての一つです。
そこで、子どもたちが観察や実験を計画し実践する中で、科学者や技術者が辿るプロセスを追体験できるような教育を目標としています。
この取り組みを通じて、子どもたちが主体的に自然事象に関わり続ける姿勢を育むための単元構成について研究を進めていきます。
このようにして、本校は理科教育を通じて、子どもたちに「なぜだろう?」と問いを持ち続けさせ、その答えを探求する楽しさを実感させることを目指しています。
道徳科
5年生の授業では、「真の看護を求めて〜ナイチンゲール〜」の実践を通じて、偉人の生き方から真理を探究する大切さを話し合いました。
その中で、探究の途中で困難に直面した子どもが自身の思いを語り出しました。
他の子どもたちがその子に共感し、寄り添う対話を通じて、他者の思いや価値の大切さに気づく姿が見られたのです。
本校の道徳科では、「なりたい自分になる」子どもを育む授業を提案しています。
学びの連続性を捉えるために振り返りから価値との接点を見出し、子どもの意欲を活かした場の設定や多面的な捉え方を促すのが教師の役割です。
これにより、子どもたちは自己を見つめ直し、他者や道徳的価値を通じて成長できます。
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熊本市中央区にある熊本大学教育学部附属小学校周辺の学習塾
英進館「京町校」が学校近くの塾です。
徒歩約1分のところにあり、熊本大学教育学部附属小学校、中学校および京陵中学校から通塾している生徒が多いです。
本学習塾では、「元気なあいさつ、明るい笑顔」をモットーに、学習や道徳の面であいさつの大切さをしっかりと指導しています。
小学部
選抜は英進通常クラスとは異なる特別な教育プログラムである「熊大附属小選抜クラス」を設置しています。
このクラスは、熊本大学附属小学校の生徒を対象にし、附属中学校への内部進学を目指す生徒が対象です。
中学部
選抜は英進館の学力診断テストの結果に基づいておこなわれます。
中学部では、特S、S、Aの3つのクラスを設置し、生徒の学力に合わせたクラス編成をおこなっています。
小学部と異なり、すべての中学生がこれらのクラスに参加可能です。
また、中1と中2のS、Aクラスでは部活動にも対応しています。
また、すべてのクラスで1限目に遅刻した生徒には、遅刻者補習が実施されます。
こんな方におすすめ
この塾は、学校行事や部活動などで忙しい生徒や、欠席や遅刻が多い生徒にとくにおすすめです。
欠席や遅刻時の補習がしっかりとおこなわれるため、授業内容を逃さずに学習を続けられます。
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まとめ
熊本市中央区エリアは、歴史的な建物や観光スポットが集まる地区ですが、そのなかには熊本大学教育学部附属小学校があります。
本校は考える子、強い子、明るい子の養成が目標です。
近くには英進館と呼ばれる学習塾があり、熊本大学附属小学校の生徒を対象に、熊本大学附属中学校への内部進学を目指すクラスが存在します。
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