熊本市南区は漁業や農業が盛んなだけでなく、JR路線や国道などの交通インフラも発達しており、比較的住みやすい地域です。
お子さまの教育に関して不安を抱える親御さんも少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、熊本市立日吉中学校の概要や教育方針についてご紹介します。
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熊本市南区にある熊本市立日吉中学校の概要
熊本市立日吉中学校は、平成6年に開校されて以来、地域に根ざした教育をおこない、多くの卒業生を輩出しています。
これまで、合唱コンクールや野球、テニス、バドミントンなどで、たびたび県内で上位の成績を収めており、文武両道の学校として知られています。
校訓は「誠実・努力・健全」です。
これらの理念を基に生徒たちは日々の学習や部活動に取り組んでいます。
校訓は学校生活の中で常に意識され、生徒たちの成長の指針として重要です。
令和6年度の学校経営方針では、目指す生徒像だけでなく、目指す教師像も明確化しています。
目指す生徒像
TPO(時・場所・場合)に応じた挨拶や礼儀、言葉遣いができる能力が求められます。
適切な挨拶や言葉遣いは、周囲との良好な関係を築くために欠かせない要素です。
次に、時間を守って計画的に行動できる能力も重要となります。
最後に、感情をコントロールする力です。
自己の感情を適切に制御し、共感的な視点で他者を理解する力は、人間関係を円滑に保つための鍵となります。
目指す教師像
まずは指導力の向上です。
適切な指導力によって、他者を導き、組織やチームの目標達成に貢献できます。
また、人権意識と人権感覚の向上も大切です。
これにより、他者を尊重し、公平で公正な社会を築くための基盤が形成されます。
最後に、共に学び合い、高め合い、支え合う同級生とともに創造力を発揮する能力が求められます。
協力し合いながら学ぶと、新しいアイデアや解決策が生まれ、個々の成長が促進されるでしょう。
これらの方針により、教師と生徒がともに成長し、学校全体が一体となって教育活動を推進しています。
さらに、スマートフォンやタブレット端末は夜10時から朝6時まで使用しないルールもあり、規律を大切にしています。
服装はブレザーです。
熊本市立日吉中学校の教育目標は「未来に夢をもち、自立する生徒の育成」です。
この目標を達成するために、学力向上だけでなく、道徳教育や体力向上にも力を入れています。
●所在地:熊本県熊本市南区近見5丁目5-1
●アクセス方法:JR「西熊本駅」より徒歩約20分
学校周辺は自然が豊かで、落ち着いた環境の中で学べます。
これらの条件が揃っているため、子どもがのびのびと育って欲しいとお考えの方におすすめです。
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熊本市南区にある熊本市立日吉中学校の教育
熊本市立日吉中学校の教育方針は深く考えられています。
成長ものさしから見ていきましょう。
成長ものさし
熊本市立日吉中学校では、生徒の成長を測る「成長ものさし」として、保育園児からの一貫した教育を重視しています。
年齢に合わせた体得すべき指標を細かく設定しているため、道徳力や学力の向上に力を入れているといえるでしょう。
たとえば、小学校で学ぶ「読み書き計算」の基礎力は、中学校でのより高度な学びに重要です。
これにより、生徒は自らの成長を実感し、自信を持って学習に取り組めます。
小学校での教育では、「自分で考え、自分で行動する力」を身に付けられるでしょう。
たとえば、班活動やグループワークを通じて、他者と協力しながら課題を解決する経験を積み重ねます。
このような体験を通じて、コミュニケーション能力や問題解決能力が自然と身に付けられると考えられます。
主体的に学ぶ力を育む教育
熊本市立日吉中学校では、主体的に学ぶ力を育む教育を重視しています。
これは、生徒が自ら学ぶ意欲を持ち、自分の興味や関心に基づいて学習を進める力を育てます。
具体的には、プロジェクト型学習や課題解決型学習の実践です。
これにより、生徒は自分で情報を収集し、分析し、結論を導き出すプロセスを学びます。
また、ICT(情報通信技術)の活用です。
タブレットやパソコンを用いた授業では、インターネットを使った情報検索やデジタルプレゼンテーションなど、現代社会で必要とされるスキルを身につけられます。
7つのポイント
熊本市立日吉中学校の教育には、以下の7つのポイントがあります。
1つは何を学ぶのか理解させる能力です。
生徒が学習の目的や内容を明確に把握していると、学びに対するモチベーションが高まり、効果的な学習が可能となります。
2つ目は学びに必要な情報が目の前にある状態を作る力です。
生徒が必要とする教材や資料が手元に揃っていると、効率よく学習を進められます。
3つ目は「学びを支援する」です。
生徒が困難に直面したときにサポートを受けられる環境が整っているのは安心感を与えます。
4つ目は学びに対する選択肢の提供です。
生徒が自分の興味や関心に合わせて学習内容や方法を選べると、主体的な学びが促進されます。
5つ目は「学びがつながっている」、6つ目は「学びの時間が10分以上確保されている」です。
そして、7つ目は「学びに複線がある」です。
複数の視点や方法で学ぶ機会が提供できれば、生徒は多角的に物事を考える力を養い、豊かな学びを経験できます。
これらのポイントを軸に、生徒一人ひとりの成長をサポートし、未来に向かって自立する力を養っています。
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熊本市南区にある熊本市立日吉中学校のいじめ対応
熊本市日吉中学校は、子どもの尊厳を守るため、いじめ防止基本方針を策定しています。
教育方針では、徳・知・体の調和を目指し、子どもたちの人間性を重視しており、道徳教育を中心にさまざまな体験を通じて心の成長を促しています。
この基本方針は法律に基づき、学校内外の関係者が連携していじめの根絶に取り組むのが目標です。
いじめ防止の基本理念では、いじめが全生徒に関係する問題であるのを強調し、安心して学校生活を送れる環境を作り上げる必要性を述べています。
いじめの解決には被害者の保護と加害者の成長を重視し、教育機関や家庭などの連携が欠かせません。
被害者の心身の健康を守るのが重要視され、未然防止から早期発見、対応に至るまで包括的に進行中です。
道徳教育を通じて生徒の成長を促進し、学校内外の関係者が協力していじめ問題を解決する取り組みが評価されています。
彼らは、いじめ対応には以下の8つのポイントを重要視しています。
1つ目は速やかな対応です。
アンケート内容をすぐに確認し、生徒指導主事と管理職に口頭で報告し、あとで文章化します。
2つ目は複数の聞き取りです。
先生2人で1人の生徒から聞き取りをおこない、関係者が複数いる場合は各生徒と先生が1対1で対応し、あとで内容を突き合わせます。
3つ目は安心して話せる状況作りです。
対面と90°の位置関係で聞き取りをおこない、話す前に安心させ、嘘をつかないようにします。
4つ目は具体的な事実の聞き出しです。
「いつ、どこで、だれが、なにを、どのように」といった5W1Hの質問を基に聞き出し、曖昧な表現は具体的に確認します。
5つ目は被害者ファーストです。
解決方法は被害者の思いに合わせ、被害者と保護者との連絡を常に取り合います。
6つ目は加害者への親身な対応です。
一方的な対応を避け、加害者に対しても親身に接します。
7つ目は確実な対応です。
一つ一つの手続きを確認しながら、状況を把握します。
8つ目は話が食い違うのは当たり前と認識する能力です。
双方からしっかり話を聴き、話がかみ合わなくても素直に伝えます。
熊本市日吉中学校のいじめ防止基本方針は、子どもたちの安全と幸福を第一に考え、積極的な取り組みをおこなっています。
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まとめ
熊本市立日吉中学校は平成6年に開校され、合唱コンクールや野球、テニスなどで上位の成績を収めている学校です。
教育目標は「未来に夢をもち、自立する生徒の育成」で、将来の夢や自分の可能性に期待感をもつ生徒の育成を目指しています。
いじめ防止基本方針を策定し、学校内外の関係者が協力しているため安心できます。
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