熊本県内で子育てするならどの地域が良いのか、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
熊本県での生活を考えている方は、今回解説する合志市の概要を参考にしてみてください。
実際におこなわれている子育て支援の手当・助成についても触れているので、乳幼児を育てている方はチェックしてみましょう。
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合志市の概要
まずは、合志市にどのような特徴があるのかを解説します。
以下で概要を見てみましょう。
比較的発展したエリア
合志市は熊本市の北東部に位置しており、北緯32度、東経130度の地点にあります。
面積は50k㎡以上あり、総人口は約5万5千人です。
人口は昭和40年から増加傾向にありますが、これは昭和46年におこなわれた都市計画決定が影響しているとみられています。
しかし、世帯数は増加しているものの、1世帯当たりの人数は減少しています。
合志市はゆるやかな台地であり、大きな川や高い山などが周囲にありません。
そのため、災害リスクが比較的低いエリアとして知られています。
合志市の中央エリアには、静かな住宅地が広がっています。
医療機関や産業研究機関なども多く、市内で生活していくために必要不可欠な要素も多いのが特徴です。
また、南部地域は住宅地だけではなく、商業地としても発展しています。
歴史と産業
過去には縄文時代の遺跡が見つかっています。
塩浸川や合志川などの近辺には、弥生・古墳時代の遺跡が残されており、歴史を感じられるエリアです。
もともと合志市の名前は、古くから存在した「合志郡」から名付けられました。
「合志」の名前が歴史書に登場してから、1300年以上が経過しているという長い歴史のある地名です。
また、市内の第一次産業は減少傾向にあるものの、第二次産業と第三次産業は増加傾向にあります。
そのため、農業や漁業などよりも、飲食店や小売業などの発展が見られます。
利便性が高いエリア
合志市は買い物がしやすいため、生活しやすいといわれています。
スーパーマーケットやドラッグストアの数が多いため、ニーズに合わせて選択できるのが特徴です。
どこへ行っても買い物をするお店が見つかるので、市内での生活が快適になります。
また、なかには野菜や卵などの販売に特化した直売所もあり、フレッシュな食品を購入したい方にも喜ばれています。
なかにはスーパーマーケットよりお手頃価格に設定されている食品もあり、上手にやりくりすれば節約になるでしょう。
また、図書館や公園など、ちょっとしたお出かけに最適なスポットも多いです。
住宅街にも小さな公園が複数あり、子どもたちが元気に遊んでいます。
また、図書館は市内に3か所あり、なかでも西合志図書館には天文台があるのが特徴です。
美しい星空を観察し、星座の歴史を学べるイベントも開催されています。
さらには漫画ミュージアムも併設されており、およそ2万冊の漫画を読める環境が整っています。
子どものお出かけにぴったりなスポットが多く、買い物もしやすいため、快適な住環境が整っているといえるでしょう。
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合志市の子育て支援の手当・助成とは
合志市では子育て支援を積極的におこなっています。
以下で手当・助成の仕組みを見てみましょう。
こども医療費助成制度
こども医療費助成制度は、市内で生活する子どもたちが健やかに成長できるようにと考えられた制度です。
その名のとおり、子どもの医療費に対する手当・助成となっており、金銭的な負担の解消につながります。
対象となるのは、市内に住民登録している健康保険に加入済みの0歳から高校3年生相当までの子どもです。
病院を受診した際に、子ども医療費受給者証と健康保険証を提示すると、一部の負担金を支払わなくてもよくなります。
整骨院や接骨院でも利用できるため、さまざまな状況に対応できる制度となっています。
ただし、1か月に1つの医療機関で自己負担が2万千円以上となった場合、窓口無料の対象外となるので注意しましょう。
また、助成金は毎月15日に申請された分が翌月10日に振り込まれます。
児童扶養手当
児童扶養手当は、父親・母親がいない子ども、もしくは両親のどちらかが重度障害を持っている場合に支給される手当です。
手当を受けるためには、いくつかの条件を満たしている必要があります。
なかでも児童福祉施設に入所している場合や、里親に委託されているなどの場合は、手当の受給対象外となります。
手当の申請には、児童扶養手当認定請求書や戸籍謄本などの提出が必要です。
また、所得制限もあるため、自分が手当を受けられる対象なのかを窓口で確認しなくてはなりません。
児童手当
児童手当は中学卒業までの子どもを養育している方に支給されます。
こちらも所得制限がありますが、基準にされるのはあくまでも主な生計維持者であり、世帯収入の合算はありません。
支給時期は、毎年6・10・2月の10日におこなわれます。
また、年間支払予定額が記載された通知書が毎年送付されます。
手続きは子どもが生まれた際に認定請求書を提出するだけですが、その際にはマイナンバーの記入が必要です。
また、もし他の市区町村へ引っ越しをした場合は、消滅届の提出が義務付けられているので注意しましょう。
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合志市が乳幼児に対しておこなっている子育て支援とは
合志市では、乳幼児の子育て支援にも力を注いでいます。
以下で概要を見てみましょう。
児童館でのサポート
市内には児童館が3か所設立されています。
地域の子どもたちが元気に遊んでいる場所なので活気にあふれており、コミュニケーションを取る場としても活用できます。
利用できるのは、0~18歳の子どもと保護者なので、ちょっとしたお出かけスポットとしても喜ばれています。
さらに、利用料金はかからないため、費用負担がない点でも好評です。
児童館によって環境はさまざまですが、いずれも地域の子どもがすくすくと育つよう願いながら運営されています。
子どもが喜ぶおもちゃやあそび場なども充実しており、楽しい時間が過ごせる空間です。
病児・病後児保育事業
病児・病後児保育事業は、子どもの預かり保育に特化しています。
風邪をひいてしまった、ケガをしているなどの事情により、保育園・幼稚園を休む必要がある場合に利用できる仕組みです。
子どもの面倒が見たいものの、仕事を急に休めない家庭にとって、心強いサポート体制が整っています。
自宅で体調が悪い子どもを一人にせず済むため、安心して仕事に専念できるでしょう。
対象となるのは、生後2か月から小学3年生までの子どもです。
病児・病後児保育事業の利用には事前登録が必要ですが、スマートフォンやパソコンなどがあればいつでもおこなえます。
利用料金は基本2,000円ですが、5時間未満の利用の場合は半額になります。
一時保育
一時保育は家庭の事情で子どもの保育ができない場合に利用できます。
保育料金は、生活保護世帯の場合は無料となっています。
市民税非課税世帯は500~1,000円、市民税課世帯は1,000~2,000円です。
また、市内に住んでいる方だけではなく、市外の全世帯に対しても受け入れをおこなっています。
年末年始以外は子どもを預けられるため、冠婚葬祭や仕事など、さまざまなシーンに役立つ仕組みです。
一時保育を利用している子どもは多いため、同じ世代の友達を作ったり、コミュニケーションスキルを培ったりできる良い時間となるでしょう。
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まとめ
合志市の概要として、買い物できるお店やお出かけスポットなどが多く、住み心地の良いエリアといえます。
子育て支援も積極的におこなわれており、なかでも手当・助成や乳幼児へのケアなど、魅力的な要素が多いエリアといえるでしょう。
お仕事で忙しくても、もしもの時に子どもを預けられる施設が充実しているのも住みやすさに繋がるのではないでしょうか。
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