引っ越し先を選ぶポイントは人によって異なりますが、お子さまがいる場合、教育環境を重視する方も多いかと思います。
お子さまを安心して通わせられる教育機関があれば、引っ越し後も安心して暮らしていけるでしょう。
今回は、熊本市東区にお引っ越しを検討している方に向けて、熊本県立第二高等学校の概要や、特徴的な美術科・理数科についてご紹介します。
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熊本市東区にある熊本県立第二高等学校の概要
まずは、沿革や教育理念、アクセスなど、熊本市東区にある熊本県立第二高等学校の概要をご紹介します。
沿革
熊本県立第二高等学校は1962年4月、戦後のベビーブームによる生徒急増対策の一環として熊本城内二の丸に開校しました。
1968年には、現在の東町に移転しています。
開校当初は普通科のみでしたが、1969年に九州の高等学校では初めての理数科を、さらに翌1970年には熊本県で唯一の美術科を設置しました。
2022年には創立60周年を迎えるなど、長い歴史を持つ学校です。
教育理念
熊本県立第二高等学校は、「自主積極」「廉恥自尊」「礼節協調」の建学の精神のもと、下記の生徒綱領が定められています。
●自主的かつ積極的に勉学に取り組み、努力と忍耐の中に己を高めよう
●恥を知り誇り高い意識を持ち、心身共に清潔で品位を持とう
●お互いに礼を知り、争うこと無い学園を築こう
生徒それぞれが高い目標をもち、進路実現に向けて学ぶ姿勢を貫く力を育む学習環境をつくります。
教育目標から、熊本県立第二高等学校では生徒それぞれが高い目標をもち、進路実現に向けて学ぶ姿勢を貫く力を育むことに重点を置いていることが伺えます。
熊本市東区にある熊本県立第二高等学校に通えば、高い志を持って夢の実現に向かって主体的に取り組む人材に成長できるでしょう。
学科
熊本県立第二高等学校には、「普通科」「美術科」「理数科」の3つの学科があります。
「普通科」では、文理横断的な学びを推進しています。
調和のとれた人材の育成を目指し、さまざまな進路選択に対応できるよう、教育課程を工夫している学科です。
熊本県内唯一の「美術科」は、幅広い表現と鑑賞を通して、技術と豊かな創造力を養い、芸術文化の分野で活躍できる人材の育成を目指しています。
最後に、理数研究を先導する「理数科」は、課題解決学習と豊富な体験学習を通じて、科学的探究能力を身に付け、科学技術をリードできる人材の育成を目指ことができます。
なお、熊本市東区にある熊本県立第二高等学校は、お子さまの興味のある分野や希望する進路によって、学科が選べることも魅力です。
アクセス
熊本市東区にある熊本県立熊本西高等学校は、熊本都市バスの「第二高校前」バス停から徒歩2分、「第二高校前・東区役所入口」バス停から徒歩で2分ほどのところにあります。
熊本市電(路面電車)を利用する場合には、「健軍町停留場」から徒歩約12分です。
●所在地:熊本県熊本市東区東町3-13-1
●アクセス方法:熊本都市バス「第二高校前」「第二高校前・東区役所入口」より徒歩約2分
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熊本市東区にある熊本県立第二高等学校の美術科について
次に、熊本県内では唯一の美術科の特徴についてご紹介します。
美術科とは
熊本県立第二高等学校の美術科は、芸術文化の分野で活躍する人材をの育成を目指しています。
全国の美術系大学に多数の卒業生を送り出し、専門分野だけでなく幅広い分野で活躍しているのが特徴です。
年間行事には、美術科入科式や作品展、進路対策研究会などがあり、学生の創造力や技術を伸ばすさまざまな活動がおこなわれています。
美術科の特徴
美術(実技)の授業が多い
美術科の特徴は、週に8時間以上もの実技授業をおこなっていることです。
素描、ビジュアルデザイン、絵画、美術史など、幅広いジャンルに対応し、2年生からは彫塑や構成なども学びます。
放課後も部活動として積極的に実技に励み、公募展や進学のためのトレーニングなどを通じて積極的に実技に取り組んでいます。
充実した制作環境
美術科には、彩画室やデザイン室、デッサン室などの教室が完備されているのが特徴です。
各学年ごとに制作に使用する教室が用意されており、彫塑室や現像室、図書室などの制作環境も整備されています。
美術棟の前には木々が植えられた広い敷地が広がり、四季折々の自然を感じながら制作ができます。
多岐にわたる分野に対応したカリキュラム
熊本県立第二高等学校の美術科では、ファインアートからデザインまで、多岐にわたる分野に対応しています。
個人が志望する分野に合わせて、多様な実技をカリキュラムに取り入れ、生徒の進路も多様化しています。
油絵のジャンルも幅広く、抽象から具象、写実まで個々の個性を尊重した指導がおこなわれているのです。
さらに、毎年7月から8月にかけては「二高ゼミ」と呼ばれる実技講習会が開催されているのも特徴です。
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熊本市東区にある熊本県立第二高等学校の理数科について
最後に、熊本県内でも歴史ある理数科の特徴についてご紹介します。
理数科とは
熊本県立第二高等学校の理数科は、開校から7年後の1969年度に設立され、県内でも歴史ある理数科です。
卒業生は各分野で活躍し、卒業生の研究論文が世界で最も権威ある学術誌に掲載されました。
また、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定も受け、先進的な理数教育が実施されています。
さらに、科学系部活動でも活躍し、さまざまなコンテストや学会発表で賞を受賞しています。
理数科の特徴
スーパーサイエンスハイスクール指定校
熊本県立第二高等学校の理数科は、2003年に文部科学省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けています。
SSHとは、科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高等学校を、文部科学省が指定する制度のことです。
将来のイノベーション創出を担う科学技術人材を育成すると同時に、学習指導要領によらないカリキュラムの開発・実践などがおこなわれています。
充実した設備
特別教室棟の屋上には、天球ドームが備えられています。
また理数科には、分光光度計や真空グローブボックス、インキュベーター、オートクレーブなど、大型の高度機器も完備されており、大学並みの研究をすることができます。
SSH指定による独自のカリキュラム
理数科の特徴は、SSH指定による独自のカリキュラムです。
1年生では、基礎的な科学探究を通じて科学的な創造力を育み、科学者への第一歩を踏み出します。
2年生では、自ら課題を発見し、1年間の研究を通じて科学者として成長し、学会やコンテストでの発表を通じて研究を深化させます。
3年生では、英語でポスタープレゼンテーションをおこなうため、国際的な科学者を目指すことが可能です。
さらに、科学家庭、科学英語、科学情報などの教科横断型授業を通じて、総合性の高い科学的リテラシー(科学知識の活用能力)を高められることが特徴でしょう。
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まとめ
熊本市東区にある熊本県立第二高等学校は、1962年に開校した歴史ある学校です。
普通科のほか、熊本県内唯一の美術科と、県内でも最も歴史ある理数科があります。
学校の理念は「自主積極」「廉恥自尊」「礼節協調」で、生徒は高い志を持ち、進路実現に向けて学んでいます。
お子さまの将来の可能性を広げたいとお考えでしたら、熊本市東区の熊本県立第二高等学校周辺への引っ越しを検討してはいかがでしょうか。
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