お子さんのいるご家庭が引っ越しを検討される場合、学区を気にされる方も多いのではないでしょうか。
物件と学校までの距離はもちろん、学校の教育方針や行事、いじめ発生時の対応なども知っておくと安心です。
そこで今回は、熊本市立託麻西小学校、熊本市立長嶺小学校、熊本市立田迎南小学校の概要や特徴などをご紹介します。
熊本市にお引っ越しをご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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熊本市立託麻西小学校
はじめにご紹介するのは、明治14年(18801年)に開校した熊本市立託麻西小学校です。
設立140年以上と長い歴史と伝統を持つ小学校で、一時は生徒数1,000人を超えるマンモス校でもありました。
少子化が進んだ現代では生徒数も減少傾向にありますが、それでも毎年生徒数は800人を超えます。
ここからは、熊本市立託麻西小学校の沿革や教育目標、学級の様子などをご紹介します。
沿革
熊本市立託麻西小学校が開校したのは明治14年(1881年)、当時は「保田校」という名称でした。
明治35年(1902年)に広畑尋常高等小学校と改称し、その後も何度か学校名を変更しています。
現在の熊本市立託麻西小学校となったのは、託麻村、熊本市に編入した昭和45年(1970年)のことです。
その後、体育館やプールといった設備を増やしていき、平成25年(2013年)には新校舎も誕生しました。
教育目標と研究
熊本市立託麻西小学校が目指す子供像は「やさしく・かしこく・たくましく」、教育目標は「豊かな心を育み、自ら学び、たくましく生きる子どもの育成」です。
この教育目標にこれからの時代背景を踏まえた意味づけを加え、教職員が共同で研究をおこなっています。
研究とは、時間に流されがちな日頃の教育実践を振り返り、新たな視点や知見を得ることで教育活動を改善しようとするものです。
研究組織は、校長をはじめ教頭と研究推進委員会、全体会、学年部会で構成されています。
研究については、公式ホームページに詳しく記載されているため、目的や状況を知りたいときは閲覧してみましょう。
学級の様子
熊本市立託麻西小学校では、各学年・学級の様子をホームページで公開しています。
たとえば令和4年度では、1学年は動植物園行った様子、2学年は見学旅行へ行った様子などが写真付きで掲載されています。
1学年から6学年に加え、みどり学級に在籍する子どもたちの日々の様子もチェックできるので、ぜひご確認ください。
●所在地:熊本市東区御領2丁目3番30号
●アクセス:「八反田バス停」より徒歩約1分
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熊本市立長嶺小学校
次にご紹介するのが、海抜40~70mの詫間大地の中央部に位置する熊本市立長嶺小学校です。
運動場が広いことで知られており、放課後には部活動をおこなう生徒やのびのびと遊ぶ児童の姿が見られます。
学校周辺は都市化が進み、県道戸島熊本線や九州縦貫自動車道に加え、平成11年(1999)には国体道路東西線が開通しました。
校区は、長嶺南の一部と戸島町の一部、月出6丁目の一部、小峯2丁目です。
ここからは、熊本市立長嶺小学校の取り組みや年間行事、校則に関する取り組みについてご紹介します。
学校の取り組み
熊本市立長嶺小学校では、自分だけでなく友達も大切にする子どもの育成に力を入れています。
ここで、学校の公式サイトに記載されている学校長の言葉を見て見ましょう。
そこには「何気ない当たり前のことに感謝し、もっとありがとうの気持ちをもつべきかもしれない」と記載されています。
心理学者による研究では、感謝の気持ちを持つ子は人間関係が円滑に進み、人生への幸福感を感じる度合いが高いとされています。
感謝の気持ちを大切にする熊本市立長嶺小学校であれば、思いやりの気持ちを持った子どもに育つでしょう。
年間行事
熊本市立長嶺小学校は、年間を通じて、さまざまな行事がおこなわれています。
入学式や始業式、運動会などはもちろん、子どもたちの学びに通じる行事も豊富です。
たとえば、牧場や防災センターなどの見学旅行、肥後っ子教室などが挙げられます。
授業参観も各学期ごとに実施されており、子ども達の豊かな成長を垣間見ることができるでしょう。
校則の見直し
熊本市立長嶺小学校では、学校改革の一環として、定期的に校則の見直しを行っています。
まずは5・6年生を対象にアンケートを取り、その結果をもとに児童、保護者、職員による話し合いが行われます。
その後、協議内容を学校関係職員と職員会議で審議し、教育委員会へ報告したのち、見直しを実施・公開する流れです。
校則の見直しは、児童生徒の校則に対する理解を深め、また自ら判断し行動できる子どもの育成に繋がります。
●所在地:熊本市東区長嶺南7丁目22番1号
●アクセス:「長嶺小学校前バス停」から徒歩約1分
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熊本市立田迎南小学校
最後にご紹介するのは、田迎小学校の人数増加により敷設された熊本市立田迎南小学校です。
昭和58年(1983年)に開校し、在籍する生徒は「南っ子」の愛称で親しまれています。
田園風景の広がる都市型農業地域と旧住宅地の中にあり、現在も学校周辺では宅地開発が行われています。
ここからは、熊本市立田迎南小学校の教育目標と各学級の様子、いじめ対策についてご紹介します。
教育目標
熊本市立田迎南小学校の教育目標は、「自ら高め、共にたくましく生きる子供の育成」です。
他者と関わり互いのよさに気付く力、自ら考え判断し表現する力、心身ともに健康で逞しく生きる力を育みます。
目指す教師像は、できない理由よりどうすればできるか考え、点より線、線より面の関わりを大切に、新規開拓に挑む教師です。
南っ子の様子
熊本市立田迎南小学校のサイトには、学校生活を送る生徒の様子が公開されています。
宿泊教室などでの児童の様子も写真とともに掲載されており、普段とは異なる顔をした子ども達の様子が伺えます。
なかなか見られない学校での様子を写真と一緒に感じられるのは、保護者にとっても嬉しいポイントでしょう。
学校の雰囲気を知ることができるため、学区から物件選びをする際には、チェックしておくことをおすすめします。
いじめ対策
熊本市立田迎南小学校では、いじめ対策を講じるとともに、発生してしまった場合の対処法も明確に定めています。
対策方法としては、いじめ問題について学ぶ時間を授業に盛り込む、教職員が児童の交友関係を把握しておくなどです。
また、校長や教頭をはじめとする教職員、心理カウンセラーなどで構成される「いじめ対策委員会」も設置し、万が一いじめが発覚した際にも迅速な対応ができるよう努めています。
たとえば、被害児童の保護者にはその日のうちに状況を説明して心のケアを行う、加害児童にも話を聞いたうえでいじめは許されない行為であることを理解させるなどです。
当事者間だけでなく、周りの児童に対しても「傍観=いじめの一種」であることを認識させ、必要に応じて保護者説明会を開きます。
年々複雑化するいじめ問題ですが、このように対策をしっかり講じている学校であれば、安心して子どもを通わせられるでしょう。
●所在地:熊本県熊本市南区田井島3丁目12-1
●アクセス:「下乙バス停」からから徒歩約4分
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まとめ
熊本市には、子どもの性格や得意分野を考慮して選べる個性豊かな公立小学校があります。
託麻西小学校は、設立140年以上の歴史と伝統を持ち、教育目標は「豊かな心を育み、自ら学び、たくましく生きる子どもの育成」です。
長嶺小学校は、友達も大切にする子どもの育成に力を入れ、田迎南小学校は、「自ら高め、共にたくましく生きる子供の育成」を目指しており、ホームページで学校の雰囲気や様子を確認できます。
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