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熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校は、教育に熱心で、普通科のほか、理数科や英語科も備えた学校です。
優良な教育機関が身近にあることは、家族が暮らすエリアを考えるうえで、大切な判断基準になり得ます。
今回は、熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校について、教育方針の概要や学科などをご紹介します。
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熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校!教育方針などの概要
家族が暮らすエリアが、どのような学校の学区であるかは、気になるポイントです。
まずは、熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校について、概要からご紹介します。
教育の概要
熊本市北区に根差し、真摯な教育で信頼される熊本県立熊本北高等学校は、独自の教育理念や方針のもと運営されている学校です。
教育理念は、熊本県立熊本北高等学校の核ともいえる教育目標と、生徒たちが目指す人間像を表した校訓で構成されています。
教育目標の概要としては、先生と生徒の人間的な触れ合いを重んじ、教育を通じて向上心に満ちた生徒を育てることです。
熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校では、人間教育を重視し、知・徳・体のバランスが整った全人教育に取り組んでいます。
熊本県立熊本北高等学校での学びによって、生徒たちが、社会に出てからも自信と誇りを持って生きていけることを目指しています。
校訓は、「敬愛」「向学」「進取」の3つの言葉です。
3つの言葉は、熊本県立熊本北高等学校の生徒が目指す人物像を示しています。
その概要は、自他を敬愛し、品位と向上心を持ち、強い意思をもって実践する人物です。
また、教育理念のほかに、取り組みの方向性がわかる教育方針も策定しています。
たとえば、師弟一如によって良い学校を創造することや、生徒を理解して能力や個性を伸ばすことなどが、方針の概要です。
学校の歩み
熊本県立熊本北高等学校は、外部からの評価や表彰歴なども多く、理解を深めるうえで沿革の概要も外せません。
設立は昭和57年で、当初から普通科と理数科が設けられていましたが、英語科も昭和59年には設置されています。
表彰歴の概要としては、平成2年に育友会活動について文部大臣表彰を受けたことや、平成7年に日本英語検定協会から優良団体校表彰を受けたことなどが挙げられます。
ほかにも、文部化科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)や、県立学校1人1台端末整備先行実践校に指定されていることなども、注目のポイントです。
熊本県立熊本北高等学校は、以前より、海外との親交が深いことも特徴です。
近年では、平成30年に台湾の立志高級中学が来校したり、令和元年にウルグアイ東方共和国駐日大使や州立モンタナ大学総長を訪問したりといった交流もありました。
●所在地:熊本県熊本市北区兎谷3丁目5番1号
●アクセス方法:熊本電鉄バス「北高入口バス停」より徒歩約3分
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進学も目指せる!熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校の学科
引っ越し先の学校を知るうえで、どのような学科が設置されているかも、重要な要素です。
ここでは、熊本市北区の熊本県立熊本北高等学校に設けられている3つの学科をご紹介します。
普通科
熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校の普通科は、複数のコースが設置されていることにより、子どもが自分の個性を伸ばしやすいことが特徴の学科です。
2年生になると、生徒は将来を見据えた希望に沿って、理系か文系のコースを選択することが可能です。
学科の規模としては、各学年7クラス編成で280名の定員になっています。
普通科の学習環境では、ICT環境が充実していることが魅力です。
1年生と2年生には、各人にタブレットが1台配布され、教室にもプロジェクターなどが設置されています。
また、普通科の生徒たちも視野を広げるため、修学旅行では台湾を訪れ、現地の学校との国際交流を体験しています。
理数科
熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校の理数科は、課題研究などの学びを取り入れており、課題解決型の学習ができる学科です。
理数科では、子どもたちの判断力や思考力の成長に注力しているほか、研究者や技術者となる人材育成のために、さまざまな研修なども採用しています。
たとえば、県外の研究施設や大学、企業の研究所などを訪れて、先進の科学に触れる科学研修などです。
地元・熊本大学とも親交があり、熊本県立熊本北高等学校の生徒が研究室を訪れて、大学の先生から実験の指導や講義を受けることもあります。
また、理数科では、生徒が授業で取り組んだアクティブ・リサーチの課題研究発表会も実施しています。
グループに分かれて、1年をかけ研究した内容について競う発表会です。
発表については、大学や学会といった校外の場で、グループ発表を経験するケースもあります。
学科の規模は各学年1クラス編成の定員40名で、化学系などの大学進学を目指す子どもたちが理数科で学んでいます。
英語科
熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校の英語科は、国際的な経験を積める学科です。
学科の規模は、各学年1クラス編成の定員40名になります。
英語科らしい取り組みとして、1年生と2年生を対象にした英語科合宿が挙げられます。
多数の外国語指導助手が生徒と一緒に参加するため、1泊2日の合宿は、ネイティブの英語に触れる貴重な機会です。
また、海外との交流も活発で、1年生は修学旅行でシンガポールを訪れ、地元のSST校と親睦を深めます。
熊本県立熊本北高等学校は、アメリカのヘルゲイト高校と姉妹校の関係にあり、英語科の生徒たちが中心になって交流を続けています。
英語科で習得した語学力は、2年生になると英語劇が演じられるほどです。
文化祭を披露の場として、生徒たちは半年ほどの準備期間をかけ、全編英語の舞台劇に取り組みます。
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熊本市北区におけるSSH指定校!熊本県立熊本北高等学校の実績
文部科学省は、熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校をスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定しています。
ここでは、熊本市北区の熊本県立熊本北高等学校が取り組むSSHとしての概要や、生徒たちの活動実績をご紹介します。
熊本県立熊本北高等学校SSHの概要
熊本県立熊本北高等学校は、令和4年度に3回目のSSH指定を受けました。
これまでもSSHとしての実績を誇る熊本県立熊本北高等学校ですが、令和4年度からの5年間でも、さまざまな取り組みに挑戦しています。
たとえば、3学科の課題研究のための校内体制の確立や、国内外の学校や大学との共同研究の実現などです。
また、熊本県立熊本北高等学校では、SSHとして3つの研究開発を展開しています。
具体的には、自分らしく生きられる生徒を育む「KUMAKITAメソッド」の普及や、「グローバルサイエンスリーダー育成のための教育プログラムの開発」などです。
SSHの実績
熊本市北区にある熊本県立熊本北高等学校では、SSHの活動に取り組むことによって、生徒たちの課題研究の成果が校外からも評価されています。
令和4年の代表的な実績にひとつに、高校生課題研究発表会・技術コンテスト生物部門での最優秀賞受賞があります。
理数科の2年生の生徒が、トマトの追熟温度の違いによる糖度やうまみ成分の変化について研究し、発表したものでした。
ほかにも、熊本県高等学校生徒理科研究発表会の化学部門・地理部門でも最優秀賞を受賞しています。
対象となった研究は、濃硫酸を使わない安全なトリアリールメタン系色素の合成でした。
SSHの活動は、専門的な研究に取り組む機会となっているだけでなく、学会発表や表彰など、生徒にとって貴重な経験になっています。
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まとめ
熊本市北区には、学力の向上だけなく、人間教育や国際的な経験なども重視する熊本県立熊本北高等学校があります。
SSHの指定校であることや、校外からの評価からも、優良な学校であることがうかがえます。
このような学校がエリア内にある熊本市北区は、ファミリーにとっても、暮らす魅力がある街といえるでしょう。
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