熊本市北区へ引っ越しを検討するうえで、住みやすさが気になる方も多いのではないでしょうか。
北区の概要は、5区の中で面積が大きく、自然が豊かで食や温泉、産業などに恵まれ、比較的交通アクセスもよく、住みやすいまちといわれています。
そこで今回は、熊本市北区の概要や住環境、子育てに向いているかについて解説します。
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住みやすさが魅力!熊本市北区の概要
熊本市北区は、5区の中で面積がもっとも大きく北部に位置しており、三方が山鹿市と菊池市、合志市、菊陽町、玉東町に接しています。
白川中流域には河岸段丘が発達し、龍田付近から清水方面には台地が広がり、北部は植木方面に続き、西部は金峰山系の丘陵部を含んだ起伏の多い地形です。
区内には、白川や坪井川、井芹川、合志川などの河川が流れ、阿蘇山系の伏流水が湧きだす八景水谷水源や金峰山系の森林など、豊かな自然が残っています。
北区の成り立ちは平成24年度の政令指定都市により誕生し、20校区1地区となり清水地区、龍田地区、北部地区、植木地区に分けられました。
人口は5区の中で、東区、中央区に次いで3番目に多く、国勢調査による人口推移を見ると、平成7年から平成12年の5年間で約5,000人増加しています。
ただし、高齢化率が23.1%と5区の中では西区26.0%の次に高く、少子高齢化社会に対応したまちづくりが今後求められるでしょう。
そして熊本市北区は、食や歴史、文化、温泉、産業にも恵まれており、住みやすさが魅力のまちです。
食に関しては5区の中でもっとも農業が盛んで、全国的に知名度が高く競争力のある各種農産物がつくられ、とくにスイカは日本有数の生産量を誇ります。
歴史は古く、西南戦争の激戦地である田原坂や、江戸時代の剣豪で有名な宮本武蔵が眠る武蔵塚公園などの史跡・史実が残り、ロマンあふれる街です。
また、たくさんの古代遺跡、古墳が発見されています。
文化は各地に太鼓や神楽、獅子舞等の伝統芸能が根付き受け継がれ、代表的な芸術品は活人形師・松本喜三郎の遺作である谷汲観音像です。
温泉は、熊本市の奥座敷と呼ばれる植木温泉や梶尾温泉、宮原温泉、菊南温泉などが名湯で地元の方だけでなく、観光客にも人気があります。
最近では、岩盤浴やスパを併設した施設も増えており、おすすめです。
産業は、生産設備・システム関係、バイオテクノロジー関係、食品関係など有力な地場産業があり、国内外に向け積極的に活動しています。
他に、生活者交流型食品工業団地のフードパル熊本という日本で唯一のグルメスポットもあるので、ぜひ足を運んでみてください。
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住みやすさは重要!熊本市北区の住環境
熊本市北区への交通アクセスは、高速道路や路線バス、鉄道などがあり比較的便利な地域です。
高速道路は、区内に九州自動車道が通っており、北は福岡県側から南は鹿児島県側までの間に植木インターチェンジと北熊本サービスエリアがあります。
北区役所のある植木からは、インターチェンジが近いです。
路線バスは、九州産交バスと熊本電鉄バスがあり、熊本市内のバス中心ターミナルである交通センター行などに配備されています。
鉄道では鹿児島本線や豊肥本線などにより他の駅とつながっており、新幹線の停車駅はありません。
ただし、公共機関へのアクセスは便利ですが、移動手段には車を使用する方が多く交通渋滞が起りやすいため、時間にゆとりを持って行動するのが良いでしょう。
では、熊本市北区の住みやすさは本当なのか、口コミをご紹介します。
区内は全体的にコンパクトにまとまっており、徒歩圏内に公園や学校、スーパーマーケット、郵便局、コンビニが近くにあり住みやすいでしょう。
さらに医療機関も車で5分〜10分圏内に数十軒あるので、健康問題に不安を抱えている方も安心して暮らせます。
自然が多く子どもが遊べる環境もそろっており、気軽に近所付き合いができ子育てには最適なまちです。
北区には崇城大学があるため、学生向けの安い定食屋があり暮らしやすいという意見と学生が多いと、夜に少し騒がしかったので暮らしにくいという意見もありました。
公共交通機関は便利ですが、坂が多く自転車にはきつく大変みたいです。
次に、住みやすい住環境には欠かせない家賃について、北区の賃貸物件の家賃相場をご紹介します。
熊本市北区の全体的な賃貸物件の家賃相場は、5.2万円でファミリー向けに限らず、単身者向けの物件も充実しているでしょう。
間取り別では、1R~1Kが4.03万円、1DK~2DKは4.75万円、2LDK~3DKは5.45万円、3LDK~4DKが6.98万円、4LDK以上が9.53万円になります。
北区は車が必須といわれますが、家賃や駐車場代も中央区より安いのが特徴です。
また女性の一人暮らしは、麻生田エリアと高平エリアが住宅街で人目も多く、防犯としても安心感がありおすすめです。
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熊本市北区の住みやすさは子育て向き?
熊本市北区は幼稚園から大学まで通うことができ、子育て支援も充実しているため、子育てに向いた住環境だといえます。
区内には幼稚園が8つ、小学校が21校、市立中学校が8校、県立高校が1校、大学が2校あり教育機関がそろっているのが特徴です。
子育て支援は、区内にある子育てほっとステーションを利用できます。
子育てほっとステーションとは、区内の児童館、子育て支援センターの総称で小学生や乳幼児と保護者が遊べる施設です。
育児の悩みなどの相談や各世代に合わせた体験セミナーもおこなわれています。
具体的に体験セミナーでは、出産前の夫婦に赤ちゃんや子どもと実際にふれあい、関わり方を学んだり、先輩ママや妊婦さん同士の交流の場があったりさまざまです。
ただし、各施設によって開所日時や休館日、対象者が違うため、あらかじめ問い合わせましょう。
子育てほっとステーションのおでかけMAPに詳細は記載されているので、ぜひ子育てにご活用ください。
そして、子育てするうえで気になる病院ですが、県内で有名な熊本機能病院が救急外来にも対応しており、人気の歯科クリニックや泌尿器科クリニックもあります。
また、陸上自衛隊の北熊本駐屯地があり、門開放日には自衛隊内の立ち入りや見学などが可能です。
毎年夏には恒例の自衛隊夏祭りが開催され、屋台や自治会参加の盆踊り、打ち上げ花火などがあり、きっと家族で盛り上がれるのでぜひ参加してみましょう。
他に北区は田舎過ぎず都会過ぎないため住みやすく、空気もきれいで水も美味しいので体が弱いお子さんでも安心して生活できます。
もし、北区で子育てする住環境を検討するならば、麻生田エリアがおすすめエリアです。
保育園や小学校、中学校が近くに複数あり、住宅街なのでスーパーマーケットも多くツタヤや漫画喫茶などの娯楽施設も生活圏内にあります。
市外にあるショッピングモールの光の森ユメタウンにもアクセスしやすく、休日のお出かけや買い物に便利です。
麻生田エリアは熊本中心部へのアクセスも比較的安く、県外へ行く場合は植木インターを使い、電車の場合はJR熊本駅まで車で30分圏内で行けます。
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まとめ
熊本市北区は、5区の中で面積がもっとも大きく北部に位置し、平成24年度の政令指定都市により誕生しました。
交通アクセスは、高速道路や路線バス、鉄道などがあり比較的便利な地域ですが、車での移動が多いのが実情です。
また幼稚園から大学まで通え、子育て支援も充実しているため、子育てに向いた住環境だといえます。
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