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合志市の住みやすさはどんなところ?住環境や子育て世帯を助ける事業とは

合志市の住みやすさはどんなところ?住環境や子育て世帯を助ける事業とは

引っ越しを検討するエリアがどのような環境か、転居するうえで重要な項目の一つとなります。
単身者はもちろんですが、ファミリー世帯であれば子育て環境も見逃せない点になるでしょう。
この記事では、熊本県に位置する合志市についてご紹介します。
合志市の概要や住みやすさの指標となる住環境にくわえて、子育ての助けとなる事業なども記載していますので、参考にしてください。

住みやすさをつくる合志市の概要

住みやすさをつくる合志市の概要

合志市は縄文時代から人々が暮らしてきた歴史あるエリアです。
ここでは、合志市がどのような場所にあるのかにくわえて、歴史などの概要をご紹介します。

熊本市の北東に位置するエリア

合志市は熊本市の北東に隣接する、総面積53.19㎢のエリアです。
「元気・活力・創造のまち」を目標としている市内では、自然に恵まれた土地を活かした農業が盛んであり、電機メーカーや半導体関連企業、そしてIT関連企業も点在しています。
市中央部は住宅地や農業研究・医療機関、学校などで構成されており、熊本市と隣接する南部は、住宅地・商業地が集まっています。
北部は農業生産が活発におこなわれている一帯です。
市の農業生産品は、熊本県産のいちご「ひのしずく」やスイカ・ぶどう、アスパラなど、種類豊富な果物・野菜です。
それにくわえて酪農事業もおこなわれており、市民の健やかな生活につながる食の支えとなっています。

歴史

市内からは、国指定文化財に指定されている縄文時代の遺跡が見つかっています。
約3,500年前の打製石斧や、土を耕すために使用された石器が出土しており、古くから人々が生活エリアとして居住していたことがわかる遺跡です。
合志市の自治体としてのあゆみは、明治22年に町村制施行によって合志郡合志村・西合志村が発足したことから始まります。
続いて、昭和41年に合志村・西合志村のそれぞれが町制施行により合志町・西合志町となり、平成18年に両町が合併して合志市が発足されました。
なお「合志」の名称が根付いたのは和銅6年(713年)であると考えられています。
平成25年には、歴史に登場してから1,300年の月日が経過した古くからある名称です。

増加傾向にある人口

昭和46年に合志町と西合志町の両町が熊本都市計画区域に指定されてから、急激に市の人口は伸びています。
平成22年に国勢調査により公表された記録によれば、総人口が19,651人だった昭和45年から昭和50年の5年間で22,664人に増加しています。
平成22年には55,002人となっており、昭和45年の記録から約35,000人の増加です。
令和3年12月末には63,033人に到達したことが、合志市より公表されています。
なお、世帯数も昭和45年の4,486世帯から、令和3年12月末には25,087世帯に大幅に増加しています。
これらの人口増加は、熊本市に隣接するベッドタウンとなっていることが、大きな要因といえるでしょう。

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合志市の住みやすさにつながる住環境

合志市の住みやすさにつながる住環境

居住エリアの住みやすさは、どのような住環境がそろっているかも重要です。
合志市に居住経験がある方の口コミや交通機関にくわえて、生活費の大きな割合を占める家賃相場を参考に、ご自身のライフスタイルとマッチするか検討してください。

公共交通機関

熊本電気鉄道の鉄道路線を利用することにより、熊本市へ行くことが可能です。
合志市にある「御代志駅」から鉄道は延びており、熊本市の「上熊本駅」と「藤崎宮前駅」をつないでいます。
またバスを利用する際には、杉並台・ 泉ヶ丘を走るルートのほか、合志市の主要幹線となる国道387号のルートを走る路線となります。
公共交通機関として、コミュニティバスと乗合タクシーの利用も可能です。
どちらも市内を定時路線で走っており、運賃は150円均一と利用しやすい料金設定となっています。
なお、コミュニティバスは「レターバス」の愛称で親しまれています。
市への想いが熊本弁でバスの車体にプリントされていることが、レターバスと呼ばれる由来です。
レターバスは、ルート別で黄色・緑色・青色と車体の色が分けられているため、利用者はどのバスに乗るべきか視覚的に判断しやすくなっています。

利便性や環境に関する口コミ

口コミでは、合志市は自然が多く閑静な住宅街であることが、良い面として挙げられています。
それにくわえて、生活利便施設も多くそろっていることが、高い評価を得ている点です。
スーパーマーケットやドラッグストアなど生活必需品が購入できる店舗のほか、学校や病院もそろっているため、子育てに適していると感じる方が多くなっています。
一方、マイナス面では閑静な住宅街であることが理由となり、夜間に出歩くことには危険性を感じている方がいるようです。
また冬季は寒さにより水道管が凍結するケースがあることも挙げられています。
そのため、とくに寒波が予想される場合には、凍結防止対策などが必要になることもあるでしょう。

家賃相場

2023年6月時点での合志市の賃貸物件は、1DK~2DKと2LDK~3DKの間取りが多くそろっています。
上記を含む家賃相場は、間取りを大きく4つに分けて下記となっています。

●1R~1K:4.34万円
●1DK~2DK:5.05万円
●2LDK~3DK:5.72万円
●3LDK~4DK:9.01万円


なお、4LDK以上の広さがある物件を合わせても全体の平均は5.68万円と、6万円を超えない家賃相場です。

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住みやすさが高い評価を得る合志市の子育て環境

住みやすさが高い評価を得る合志市の子育て環境

合志市では、子ども向けの施設や子育ての助けとなる事業が整えられています。
全国的に見ても、高い評価を得ている子育て環境です。

住みやすい町として選出

合志市は、東洋経済新報社が毎年発表している「住みよさランキング」で、2022年に高い評価を得ています。
対象となった全国の合計812市区のうち、全国総合ランキングで21位、九州では2位と上位に選出されています。
このランキングは、安心度・利便度・快適度・富裕度を軸として20の指標から算出されているものです。
また全国総合ランキングだけではなく、安心度を重視して算出される「子育て編」でも高い評価を得て、全国1位を獲得しています。

子どもが利用できる遊び場や施設

住宅地には小さな公園が点在しているほか、熊本県農業公園や蛇ノ尾公園、竹迫城跡公園などの大きな公園もそろっています。
また市内に3か所ある、つどいの広場も子どもが遊べる施設です。
つどいの広場では担当職員に育児相談ができるため、保護者にとっても有用な施設といえます。
また3か所にある図書館も、子どもが利用できる施設としておすすめです。
その1つである西合志図書館では、併設する天文台を使用して天体観測をおこなうイベントが開催されています。
参加することにより、貴重な体験ができるイベントになるでしょう。

病児保育事業

病児・病後児保育事業として、ケガや病気の療養中もしくは回復途中にある子どもを預けられる支援サービスがおこなわれています。
何らかの事情により保護者が子どもに付き添っていられない場合などに、預かり保育ができるシステムです。
対象は生後2か月から小学校3年生までの児童となっており、市内にある2か所の施設のどちらかに預けることになります。
基本的な開所日は月曜日~土曜日、保育時間は7時30分~18時00分で土曜日のみ13時30分までとなっています。
預かり料金は2,000円と有料ではありますが、市運営のうえ専門職が常駐しているため、安心して子どもを預けられる施設です。
子育て世帯にとって、病児・病後児保育事業は大きな助けとなる事業といえるでしょう。

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まとめ

合志市は、IT関連企業なども点在するなかで、農業も盛んにおこなわれているエリアです。
自然に恵まれた土地であることにくわえて公園や図書館がそろっており、病児・病後児保育事業もおこなわれているため、子育てしやすい環境といえるでしょう。
熊本市につながる公共交通機関が整っていることも、合志市の魅力となっています。


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