新しい地域に家族で引っ越す場合、子どもがかよう学校がどのようなところか気になるものではないでしょうか。
また、具体的な引っ越し先エリアを決める前には、魅力ある学校の通学区域をチェックするのがおすすめです。
そこで今回は、熊本市中央区にお引っ越しをお考えの方に向けて、熊本市立壺川小学校の概要と特徴、通学区域と周辺エリアの家賃相場を解説します。
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熊本市中央区にある熊本市立壺川小学校の概要
地域にある小学校がどのようなところかを知るには、概要から全体像を把握するのがおすすめです。
明治末から受け継がれる校訓
熊本市立壺川小学校が教育指標に掲げているのは、明治末に定められた「協同、規律、勤勉」の言葉です。
この地域は堅山南風画伯などを輩出した場所として知られ、こうした偉人の存在は現在の熊本市立壺川小学校にも大きな影響を与えています。
とくに、堅山南風画伯の作品である「雨霽」や「雲中富士」は、生徒の自慢であるとともに、心のよりどころとしての役割を果たしています。
熊本市立壺川小学校が「雨霽」の寄贈を受けたのは昭和38年で、「雲中富士」の寄贈を受けたのは昭和48年のことです。
沿革
熊本市立壺川小学校が開校したのは、明治8年のことです。
昭和7年4月には鉄筋3階建ての校舎が落成しており、古くから初等教育の体制が整えられていたことがわかります。
また、昭和28年6月26日と昭和55年には水害に襲われるなど、平成28年の熊本地震以前から自然災害による被害も確認されています。
そのあと、昭和37年にはプールが竣工し、昭和47年には体育館が落成するなど、子どもの心身の育成を支える設備が整いました。
さらに、平成9年には豊かな心を育む教育推進事業において文部省実践研究協力校に指定されています。
教育目標
熊本市立壺川小学校が教育目標に掲げているのは「壺川の子どもとしての誇りをもち、自ら学び、心豊かでたくましい児童の育成」です。
具体的に目指す子ども像には、学び続ける、助け合う、やり抜くといった主体的に考え行動する子どもが挙げられています。
また、教師像としては愛情をもって研鑽に励むこと、学校像には新たな歴史と文化を創造することが目標に設定されています。
さらに、熊本市立壺川小学校の基本的な行動指標となるのが、3つの合言葉です。
「すべては子どもたちのために」「自分の命は自分で守る」「鍛えて延ばす」といった合言葉のもと、地域全体で子どもの育成に取り組んでいます。
●所在地:熊本市中央区壺川1丁目-5
●アクセス方法:熊本都市バス「内坪井」より徒歩約1分
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熊本市中央区にある熊本市立壺川小学校の特徴
子どもをかよわせる学校の候補として熊本市立壺川小学校をお考えならば、より具体的な特徴をチェックしてみましょう。
特徴①シンボルツリー
熊本市立壺川小学校は明治から続く長い歴史を持つ小学校ですが、これを象徴する存在といえるのがシンボルツリーです。
校庭にある5本の大木はエノキで、樹齢120年を超えるといわれています。
子どもたちを見守ってきた熊本市立壺川小学校のシンボルツリーは、楽しい思い出の一部として子どもの心に残るとともに、成長の記憶とともに保護者や地域の方々の心にも残るでしょう。
特徴②かしこい子を目指す
熊本市立壺川小学校が目指す子ども像には、かしこい子、やさしい子、たくましい子の3つが挙げられています。
この3つの子ども像それぞれに具体的な目標が掲げられていることが、熊本市立壺川小学校の特徴です。
学び続けるかしこい子を育てるために、熊本市立壺川小学校ではさまざまな取り組みをおこなっています。
具体的な取り組みには、中学校生活へ無理なく進めるよう、自ら学ぶ力を育てる学習規律の確立と、基礎的・基本的な学力の育成があります。
また、市教育委員会のモデル校として研究をおこなうなど、校内研修の充実にも取り組んでいます。
さらに、読書活動の推進や壺川小連携カリキュラムの活用も、かしこい子を目指す具体的な取り組みの一部です。
特徴③やさしい子を目指す
自分と友達を大切にしながら助け合うやさしい子の育成のために、熊本市立壺川小学校ではいじめを許さない集団作りが進められています。
具体的な取り組みとして、縦割り班活動やきずなアンケートの実施などがあります。
また、道徳教育、人権教育、キャリア教育の充実を通じて、やさしい心の教育をおこなっています。
さらに、みんなで頑張ることの徹底を通じて規範意識の確立を目指していることが、熊本市立壺川小学校の特徴です。
特徴④たくましい子を目指す
熊本市立壺川小学校では、子どもの内面だけでなく、身体的なたくましさも重視しています。
たくましい子の育成のために、ゲーム時間の見直しなど、基本的な生活習慣に関する取り組みをおこなっています。
また、体育授業のなかで意欲を高める工夫をすることや、外遊びの奨励など、体力向上の取り組みにも積極的です。
さらに、安全教育や防災教育を通じて、自分の命は自分で守る意識の徹底を図っています。
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熊本市中央区にある熊本市立壺川小学校周辺の家賃相場
熊本市立壺川小学校への通学を希望する場合、通学区域を把握することが大切です。
通学区域とあわせて、周辺エリアの家賃相場について確認しておきましょう。
熊本市立壺川小学校の通学区域
熊本市立壺川小学校の通学区域は、熊本市中央区と熊本市北区の一部です。
具体的には、熊本市中央区の内坪井町、京町本町、古京町のほか、京町、壷川、坪井の一部が該当します。
また、熊本市北区の津浦町の一部も、熊本市立壺川小学校の通学区域に含まれます。
家賃相場①一人暮らし
単身赴任などで子どもと離れて暮らすことをお考えの方や、子どもが小さいうちはコンパクトなお部屋での暮らしをお考えの方には、一人暮らし向けのワンルーム・1Kがおすすめです。
熊本市立壺川小学校の最寄り駅である藤崎宮前駅周辺エリアの家賃相場は、ワンルームが4万4,200円、1Kが3万8,900円となります。
1Kはキッチンが独立した間取りであり、生活空間と調理空間を分けられることがメリットです。
家賃相場②カップル
共働き夫婦など在宅時間が少ない方には、カップル向けの比較的コンパクトなお部屋として、1LDK・2Kがおすすめです。
子どもとコミュニケーションを取れるリビングルームのある1LDKの家賃相場は5万8,500円、個室が2つある2Kの家賃相場は4万9,000円となります。
子どもが1人で小さいうちは家族全員の寝室を1つとして問題ありませんが、子どもの人数や成長に合わせて個室を与えることを考える必要があります。
家賃相場③ファミリー
一般的なファミリー向け賃貸物件として、2DKや2LDKのほか、3LDKや4LDKなどが挙げられます。
どの間取りが良いか迷う場合には、個室を必要とする家族の人数を考慮するのがおすすめです。
子どもが大きくなるとプライバシーを守るために個室が必要になるため、複数の子どもにそれぞれ個室を与えるか、大きめの部屋を区切る必要があります。
家賃相場は、2DKで6万2,900円、2LDKで8万4,300円です。
より広い3LDKは9万9,300円、4LDK以上の場合は21万2,000円が家賃相場となります。
実際の家賃は立地にも左右されるため、学校からの近さだけでなく、家族が通勤・通学に利用する駅やバス停からの近さも考慮することが大切です。
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まとめ
熊本市中央区にある熊本市立壺川小学校は、明治8年開校と長い歴史を誇る小学校です。
熊本市立壺川小学校には子どもを見守ってきたシンボルツリーがあるほか、目指す子ども像にも特徴があります。
熊本市中央区にお引っ越しをお考えならば、熊本市立壺川小学校の通学区域と周辺の家賃相場もチェックしてみてください。
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