熊本市は卸・小売業、宿泊・飲食サービス業、医療・福祉などの第3次産業が盛んな地域です。
もし熊本市に移住するとなった場合、どのように仕事を見つけたら良いのでしょうか。
今回は、熊本市に移住を検討している方に向けて、熊本市の産業と仕事支援について解説します。
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熊本市へ移住する前に知っておきたい!熊本市の産業について
熊本市は九州のほぼ中央に位置し、人口は約74万人、九州では福岡市・北九州市に次ぐ3番目に大きな都市です。
「水の都」「森の都」といわれるほど自然に恵まれた街でありながら、交通雨利便性が高いという大きな魅力があります。
九州新幹線を使えば博多駅や鹿児島中央駅まで短時間でアクセスでき、休日のショッピングや観光の際に便利です。
さらに主要都市へのアクセスも良好で、熊本空港から羽田空港までは最速1時間30分程度で行くことができます。
また熊本市では、子育てと仕事を無理なく両立できるよう、子育て支援優良企業の認定や病児・病後児保育にも力を入れています。
そんな魅力あふれる熊本市に移住を検討される方も多いですが、移住の際に心配になるのは「仕事」についてではないでしょうか。
全く知らない土地に行くとなったら、「どんな仕事があるんだろう」「すぐに就職できるかな」と不安になるものです。
まずは、熊本市の産業の状況や就業別労働状態などから確認しておきましょう。
熊本市の主な産業の状況
熊本市の産業構成をみると、事業所数では「卸売・小売業」がもっとも多く、全体の約3割を占めています。
その次に「宿泊業・飲食サービス業」、3位は「生活関連サービス業・娯楽業」です。
従業者数では「卸売・小売業」がもっとも多く、続いて「医療・福祉」「宿泊業・飲食サービス業」の順となっています。
なお、九州には大小の約1,000社の半導体関連企業がありますが、そのうち200社以上が熊本県に集中しています。
情報通信関連産業等の企業も集結しているため、九州の中核都市ならではの幅広い業種の中から仕事を選択できるでしょう。
農業が盛んな地域
熊本市は卸・小売業、宿泊・飲食サービス業、医療・福祉などの第3次産業が盛んな地域ですが、全国屈指の園芸産地でもあります。
熊本県の農業を支える「認定新規就農者数」は全国1位、「認定農業者数」は全国2位(令和3年3月末現在)という実績を誇ります。
地方における人口減少と高齢化などが原因で、農業従事者は年々減少しており、後継者不足に頭を抱える農家は少なくありません。
支援制度も設けるなど、熊本市でも農業の担い手を積極的に募集しているため、移住を機に農業を始めてみるのもおすすめです。
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熊本市への移住!移住者向けの仕事支援について
熊本市では、移住者向けの仕事支援や支援金の給付などをおこなっています。
移住の際には引越しでお金がかかるので、支援金を受け取れるのは有難いですよね。
ここからは、移住者を対象にした支援について解説します。
熊本市UIJターンサポートデスク
熊本市UIJターンサポートデスクとは、熊本市へのUIJターンに関することを就職支援員・移住支援員に相談できる場所です。
希望条件に合った企業の求人を探してくれるほか、必要に応じて応募書類の作成方法や面接の受け方なども教えてくれます。
サポートデスクに登録すれば、熊本市へのUIJターンに役立つ情報や移住相談会・移住体験ツアー等の情報をいち早く取得できます。
移住を決める前に体験会やツアーに参加できれば、街の雰囲気や仕事の内容などを把握できるため安心感がありますね。
また、「住まいの探し方がわからない」「相場を知りたい」など、熊本市での暮らしに関する幅広い相談ができる点も特徴です。
「移住を考えているけれど、なかなか一歩が踏み出せない」という方も、まずは支援員に相談してみると良いでしょう。
移住支援金の支給
東京23区(在住者または通勤者)から熊本市へ移住すると、移住支援金を受け取れる可能性があります。
支援金の金額は、2人以上の世帯の場合が100万円、単身の場合は60万円です。
支給対象者となるためには、「ワンストップジョブサイトくまもと」に掲載される移住支援金対象求人に就業する必要があります。
「ワンストップジョブサイトくまもと」とは、熊本で働く方を支援するための転職情報サイトです。
インターネットで検索すると出てくるので、事前にどのような職業があるのか確認しておきましょう。
転居費等支援金
熊本県外から熊本市に移住し、就業等に関する要件を満たしている方は、引っ越し代金の補助を受けられます。
支給対象経費は、熊本県外から熊本市に転入するにあたり引っ越し業者に支払った家財の運搬費用及び荷造り・梱包のサービスに要する費用で、支援金の額は支給対象経費の2分の1の額(1,000円未満は切り捨て)です。
要件には「就業先が熊本県内に本店又は支店を有する法人であること」や「会社の代表者が3親等以内の親族でないこと」などが含まれています。
熊本市のホームページに、交付要件や上限額、申請期間などが記載されているため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
起業・事業承継
ビジネス支援施設「XOSS POINT. (クロスポイント)」では、熊本市での起業をお考えの方に向けて、経営相談や創業支援をおこなっています。
中小企業者・個人事業主・創業希望者など、すべてのビジネスにかかわる方を支援する新たな拠点として、専門家による相談やアドバイス、ビジネス情報の発信といった幅広いサービスを提供します。
従来の経営相談や創業支援に加えて、新たな市場を開拓し飛躍的な成長を目指す起業家等の発掘・育成に取り組むスタートアップ支援事業をおこなっている点も特徴です。
創業間もない方やこれから起業を目指す方を対象とした交流会・相談会などを積極的に実施しており、起業家の不安や悩みを解消する環境を整えています。
また熊本市内で創業する方が利用できる制度融資「創業サポート資金」もあり、UIJターンのは特例により保証料が全額免除されます。
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熊本市への移住!移住者向けの農業支援について
熊本市では就農支援も積極的におこなっています。
たとえば、3年以内に独立・自営就農した認定新規就農者で、次世代を担う農業者となることを志向する方は、最長3年間にわたり150万円の支援金を受け取れます。
申請場所は就農地によって異なり、申請するためには、事前に青年等就農計画の認定を受けなければなりません。
また熊本市では、就農希望者や新規就農者などを対象に、関係機関による就農・営農相談会を開催しています。
相談会に申し込む際は、熊本市の公式ホームページで「就農・営農相談カルテ」をダウンロードし、必要事項を記入した上で電子メールまたは最寄りの受付窓口に提出します。
開催日は毎月第2金曜日と第4金曜日で、 各回に申込期限が設けられているため、相談したいことがある方は事前に公式ホームページを確認しておきましょう。
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まとめ
熊本市は、自然が豊富でありながら交通利便性も良く、移住先として注目を集めている地域です。
移住の際は仕事の不安もあるかと思いますが、熊本市であれば、九州の中核都市ならではの幅広い業種の中から職種を選択できます。
また全国屈指の園芸産地でもあり、就農支援もおこなっているため、移住を機に農業を始めたいという方にもおすすめです。
移住者を対象にした支援金もありますが、申請するには要件を満たす必要があるので、事前に概要を確認しておきましょう。
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