住み替えで失敗しないためには、その土地の概要や特徴をあらかじめ把握しておく必要があります。
価格だけで住み替え先を決めてしまうと「やっぱり住みにくい!」と感じ、入居後に後悔してしまうおそれがあるでしょう。
そこで今回は、上益城郡益城町の概要や移住する魅力・知っておきたい行政支援をご紹介します。
上益城郡益城町への引越しを検討されている方は、ぜひ今後の参考にしてみてください。
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上益城郡益城町に移住するなら知っておきたい街の概要
上益城郡益城町は、熊本県のほぼ中央北寄りに位置しているエリアです。
県庁所在地である熊本市の東隣りにあります。
県庁まで8.5km、熊本市役所まで13kmとアクセスしやすい環境です。
北は菊池郡菊陽町、東は阿蘇郡西原村、南は上益城郡御船町、南西部は同郡嘉島町となっています。
上益城郡益城町に引っ越す予定がある方は、人口や街の雰囲気など概要を事前に確認しておきましょう。
概要①上益城郡益城町の人口
上益城郡益城町に移住する際は、あらかじめ人口を把握しておくことが重要です。
人口の規模によって街の発展具合が異なるため、エリア選びは慎重におこなう必要があります。
令和6年3月の行政区別人口表によると、上益城郡益城町の人口は約3万3,993人です。
内訳は男性が1万6,364人、女性が1万7,629人となっています。
世帯数は1万4,441世帯であり、全体的に女性のほうが多いことが特徴です。
概要②上益城郡益城町の雰囲気
益城郡益城町には、高速道路のインターチェンジや空の玄関口である「阿蘇くまもと空港」があります。
また、町の東部から南部にかけて九州山地系に属する四峯が連なっているのも特徴の一つです。
平地には田園風景が広がっており、四季折々の景色を楽しめるエリアとなっています。
概要③上益城郡益城町の花・鳥・木
上益城郡益城町の花は「梅」です。
梅の花は、上益城郡益城町の町章と花弁の形が酷似しており、5つの町村の合併を象徴するものとしても採用されています。
花言葉には「高潔」「忠実」「澄んだ心」などがあります。
上益城郡益城町の鳥は「うぐいす」です。
うぐいすは梅の花と美しく調和するため、平成元年に町の鳥として定められました。
上益城郡益城町の木は「まき」です。
まきの木は地域の庭先に多く植えられ、町民に親しまれている樹木です。
また、街の名前「ましき」と語呂が似ていることも、定められた理由の一つです。
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上益城郡益城町に移住する魅力とは
上益城郡益城町に移住するなら、事前に街の魅力を確認しておくと良いでしょう。
上益城郡益城町の魅力は、以下の3つです。
魅力①交通アクセス
上益城郡益城町は「陸の玄関口」とも言われるほど、交通アクセスが整っている地域です。
益城町から車で10分ほどの距離には、熊本市交通局が運営する熊本市電があり、市内の主要地域を循環することができます。
また、益城町の近くにある豊肥本線は、大分県大分市と熊本市を繋ぐ路線で、最寄駅として肥後大津駅、原水駅、三里木駅があります。
さらに、益城町内を運行する路線バスもあり、各地区へのアクセスが可能です。
また、九州自動車道や益城町役場へのアクセスも良好です。
そのため、車を持っていない方にも非常に便利な住環境が整っていると言えるでしょう。
魅力②防災環境
上益城郡益城町は、熊本地震の経験を生かして、災害対策が進められています。
道路の整備や避難広場、防災倉庫の設置など、災害時の備えが強化されています。
また、自主防災組織や小中学校での防災教育を通じて、地域全体の防災意識が高められている点も大きな特徴です。
とくに、高齢者や小さな子どもを連れての移住を検討している場合、こうした地域の取り組みは安心材料になります。
さらに、これらの活動は熊本地震の教訓を活かし、災害時に備えた準備が着実に進められています。
そのため、移住先としての防災面での安心感は大きいと言えるでしょう。
魅力③住まい環境
上益城郡益城町は、生活の利便性と自然環境が調和した魅力的な街です。
閑静な住宅街から自然豊かなエリアまで、多様な環境で物件選びができるため、移住者のライフスタイルやニーズに合わせた選択肢が豊富にあります。
さらに、町内には大型遊具やキャンプ場を備えた公園もあり、特に子育て世帯にとっては魅力的なポイントです。
移住を考えている場合は、住環境に関する情報を事前に調査し、自分の生活スタイルに合った場所を選ぶことが重要です。
物件探しと並行して、益城町の魅力的な生活環境や住みやすさについても把握しておくと、よりスムーズに移住計画を進めることができます。
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上益城郡益城町に移住するときに知っておきたい行政支援
移住を成功させるためには、行政支援について把握しておくことが大切です。
上益城郡益城町に移住するときに利用できる行政支援は「子育て世帯移住定住促進補助金」「中小企業融資金利子補給制度」「移住支援金」の3つあります。
それぞれ制度の概要や利用条件を把握しておきましょう。
移住の行政支援①子育て世帯移住定住促進補助金とは
子育て世帯移住定住促進補助金は、対象地域への移住・定住を目的として、一戸建て住宅を新築または購入した家庭に対して補助金を交付する制度です。
補助対象者は申請時点で同居する中学生以下の扶養親族がいる家庭で、補助金額は100万円です。
補助金は申請年度と移住から3年後に、それぞれ50万円ずつ分割して交付されます。
対象地区は「飯野校区」「福田校区」「津森校区」で、初回申請と最終申請にはそれぞれ申請手続きが必要です。
必要書類として、申請書、住民票謄本、建築請負契約書の写しなどを揃え、役場の企画財政課に提出してください。
移住の行政支援②中小企業融資金利子補給制度とは
中小企業融資金利子補給制度とは、町内の中小企業者が店舗・工場の新築や機械整備に必要な資金融資を金融機関から受けた際の利子の6割を補助する制度です。
ここでいう中小企業者とは、常時勤務する従業員数が20人以下の製造業およびサービス業を主たる事業とする法人または個人を指します。
対象となる借入金の上限は1,000万円で、3年間の累計補給額は30万円が上限です。
融資決定後、償還を開始した日から1年以内に申請した場合、当初の償還分から補給対象となります。
移住の行政支援③移住支援金とは
上益城郡益城町では、移住支援金を利用することができます。
東京圏から移住してきた方が各種要件を満たす場合、所定の手続きを済ませることで、移住支援金の交付を受けることができます。
移住元および移住先の要件があるため、それぞれの要件を事前に確認しておきましょう。
支給額は、2人以上の世帯で移住した場合100万円、単身で移住した場合60万円です。
写真付きの身分証明書や住民票の写しなどを用意し、受付期間内に担当課へ提出する必要があります。
申請受付期間は毎年度2月末日までですので、条件を満たしていることを確認したら、早めに申請をおこないましょう。
予算の範囲内で実施されるため、申請のタイミングによっては支給を受けられない可能性もあります。
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まとめ
上益城郡益城町は熊本県のほぼ中央北寄りに位置しているエリアで、平地には田園風景が広がっています。
陸の玄関口ともいわれているため、交通アクセスは良く、町内の各方面に行きやすくなっているのが特徴です。
移住のときに利用できる行政支援には「子育て世帯移住定住促進補助金」「中小企業融資金利子補給制度」「移住支援金」の3つがあります。
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