熊本県上益城郡益城町(かみましきぐんましきまち)は、熊本市の東隣りに接している町で、自然が豊かで新鮮な農産物が手に入り、ベッドタウンとして若い人や家族に人気のエリアです。
また、公共交通機関も利便性がよく、買い物も日常生活で必要な物はそろいます。
今回は、上益城郡益城町の住みやすさについて、概要や住環境、子育て支援の観点からご紹介します。
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熊本県上益城郡益城町の住みやすさ!①概要
熊本県上益城郡益城町は、熊本県のほぼ中央北寄り、熊本市の東隣りに接する人口約3万3千人の町です。
町の東部から南部にかけて九州山地系に属する山々が連なり、北部一帯は益城台地と称させる畑地がひらけ、中央部に水田と都市近郊の住宅地が広がっています。
そして益城町は、空の玄関口である阿蘇くまもと空港、陸の玄関口である益城熊本空港ICなどの交通拠点やグランメッセ熊本などの交流拠点を有しているのが特徴です。
益城町の地形は、東部から南部にかけて城山をはじめ、朝来山、船野山、飯田山の四峰が連なっています。
総面積は6,568haで、長さ東西約11km、南北約13km、周囲約48kmです。
益城町の町花は梅の花で、益城町の町章と花弁の形が似ており、それは昭和55年の5か町村合併時に定められました。
梅の花言葉は、高潔、忠実、澄んだ心などといわれています。
町の鳥はウグイスで、「梅にうぐいす」と慣用句にもあるように、町花である梅の花とは美しく調和していることから、平成元年に定められました。
町の木であるまきは、地域の家々の庭先に大きく植栽されるほどに町民に親しまれている樹木で、町名のましきと語呂が似ているので昭和55年に定められた背景があります。
現役場の玄関前には、旧役場のシンボルだった大きなまきの木が植え替えられました。
ここからは、水とみどりが豊かな益城町のさまざまな特産品をご紹介します。
まずは自然の恵みが育んだ農産物は、スイカや米、太秋柿などが全国的に有名です。
また、郷土の名物料理の市だごといきなり団子で、市だごは益城町の伝統行事や木山初市の時季につくられます。
市だごは、米粉のだんごを小豆あんでくるんだもので、西の赤福と評されるほど素朴で美味しいです。
いきなり団子は、地元の素材を活かしたひと味違う熊本県の郷土料理で、輪切りのさつまいもを小麦粉の平たい生地で包み、蒸しあげてつくります。
どこか懐かしい甘みと風味のお菓子です。
毎週日曜日に開催されるましきメッセ・もやい市は、益城・熊本ICに隣接するグランメッセ熊本の駐車場でおこなわれる朝市で、旬の野菜や果物を手に入れられます。
売り切れ次第、終了なので早起きしてぜひ足を運んでください。
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熊本県上益城郡益城町の住みやすさ!②住環境
熊本県上益城郡益城町は、過ごしやすいベッドタウンとして、若い方や家族に人気のある地域です。
また、公共交通も利便性が良いですが、車やバイクがあればさらに暮らしやすいでしょう。
益城町は、九州自動車道のインターチェンジや市内の繁華街と熊本空港のほぼ中央に位置しているため、九州各地、空港や繁華街へのアクセスがしやすいです。
バスは、福岡へのアクセスが多く、福岡へは約1時間36分で行くことができ、往復運賃は4,100円です。
益城町の一部地域を循環する路線バスの木山・広安循環線が令和2年8月1日から運行を開始しました。
ほかの路線バスも本数が多く、車を持っていなくても遠出しやすく、通勤や通学する方にとって重要な移動手段です。
また、益城町から車で10分ほどの距離に位置する東区健軍3丁目に路面電車があり、熊本市内の主要地域を循環できます。
益城町から近い豊肥本線は、大分市と熊本市をつなぐ路線で阿蘇カルデラを通るので、阿蘇高原線の愛称で有名です。
益城町は住宅地のため、大型施設のドラッグストアやスーパーなどが多く、ふるさと市場の新鮮な野菜を買えます。
個人経営のお店も立ち並んでおり、生活を送るうえで必要な食料品や生活用品をそろえることは可能です。
住環境を検討するうえで、欠かせないのが病院ですが益城町には、益城中央病院などの総合病院があります。
また、益城ICから車で約10分の距離に、緊急性の高い病気や怪我を受け入れてくれる熊本市民病院もあるため、安心して暮らせるでしょう。
では、実際に益城町に住んでいた方の口コミから住みやすさを考えてみます。
益城町はファミリー層が多く、日常的な買い物には困らず、車で20分ほどで大きなショッピングモールや熊本市内に遊びに行けるので便利な立地です。
熊本地震のあと、復興により道路や建物が新しくなっており、街が活気づいてきています。
また、都会のように密集しておらず、日常生活を送る中で騒音を気にしなくて良いので暮らしやすいという意見もありました。
昔から住んでいる方が多く、ご近所づきあいが盛んで困っているときに助け合えるので、暮らしやすいのも魅力の1つといえるでしょう。
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熊本県上益城郡益城町の住みやすさ!③子育て支援
熊本県上益城郡益城町は、子育て支援が充実しているので、子育てしやすい環境が整っています。
益城町が主催している公共のつどいの広場 はっぴぃでは、子ども同士または親同士で交流を楽しめるでしょう。
子どもは年齢の違う友達とも遊べ、親は子育ての知恵や情報を共有したり、悩み相談したりなど無料で参加できます。
利用対象者は、益城町内在住の方または里帰り中の方で、おおむね0歳〜3歳までの乳幼児とその保護者です。
また毎月、すくすく測定やつくってあそぼう、ベビーマッサージなどイベントが目白押しですが事前予約が必要なイベントもあるので注意しましょう。
ファミリー・サポート・センターは子育て家庭を応援してくれる心強い事業です。
事業の概要は、子どもを預けたい方と子育てをサポートできる方のネットワークをつくり、地域全体で子育てをサポートします。
たとえば、保護者の急な仕事や用事で保育施設へお迎えにいけないときに、子育てをサポートできる方が代理でお迎えにいってくれるので安心です。
ただし、有料で、平日の午前7時〜午後7時までは1時間あたり500円、平日早朝や平日の夜、土日祝日などは1時間あたり600円かかります。
まずは、双方とも会員登録が必要なため、益城町ファミリー・サポート・センター事務局へお問い合わせください。
世帯移住定住促進補助金とは、対象地域への子育て世帯の移住・定住を目的として、一戸建て住宅を新築または購入し、居住された方に補助金が交付されます。
対象地域は、飯野校区、福田校区、津森校区で、受け付け期間は令和5年4月1日~令和6年2月28日までです。
申請が認められたあとに、申請年度分50万円、移住から3年後50万円の2回に分けて合計100万円交付されます。
ただし、申請者本人または3親等以内の親族が居住していた住宅の跡地に新築する場合や、申請をおこなう年度か前年度までに解体・撤去をおこなった場合は対象外です。
申請方法は、必要書類を一式そろえて、益城町役場の企画財政課・復興企画係へ提出します。
申請は初回申請と初回交付決定日から3年経過後の2回おこないますが、初回申請は新築住宅の所有権保存の日から6か月以内におこなわなければなりません。
詳細は、益城町役場のホームページに記載されているので、ご確認ください。
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まとめ
熊本県上益城郡益城町は、熊本市の東隣りに接する町で、スイカや太秋柿など農産物が有名です。
若い方や家族に人気のある地域で、公共交通も利便性が良いですが、車やバイクがあればさらに暮らしやすいでしょう。
また、自然豊かで子育て支援が充実しているので、子育て世帯にはおすすめのエリアです。
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