熊本市南区は子育てしやすい環境が整っており、教育機関も多い印象を受けます。
そこで今回は、そんななかでも熊本市立飽田西小学校の概要についてご紹介します。
また、学校独自に取り組みや学校生活についてもお伝えしていくので、気になる方は今後の参考になさってください。
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熊本市南区にある熊本市立飽田西小学校の概要
まずは熊本市立飽田西小学校の概要をご紹介します。
以下で詳しく見てみましょう。
校訓
熊本市立飽田西小学校では、「礼儀、努力、元気」の3つを校訓としています。
礼儀や礼節は小学校生活だけでなく、進学・進級した際にも必要です。
あいさつをする、目上の方を敬うなど、社会に羽ばたくために必要な知識を与えています。
また、課題をクリアするために粘り強く取り組む力も重要視しています。
努力して目標を達成する力が養われていないと、受験や就職活動で心が折れてしまう可能性があります。
そうした問題を回避するためにも、子どもたちに努力の大切さを教えながら、課題をクリアする練習をさせています。
いつも明るく活発な生徒ばかりですが、元気溢れる日々を毎日形にできるよう努めている学校です。
教育目標
熊本市立飽田西小学校の教育目標は、「自ら気付き仲間と協力して、主体的に行動できる子ども」です。
生徒は誰かに言われて行動するのではなく、自分から周囲をよく観察し、問題解決に向かって取り組むスキルを身につけます。
リーダーシップを発揮できるよう、授業では多くの経験を提供することが特徴です。
このように主体的に働きかけられる子どもに成長すれば、将来的な受験でも志望校に良い印象を与えられるでしょう。
目指す児童像としては、自分らしさを発揮し、笑顔でいられる子どもを挙げています。
近年、多様性が重要視されるようになりました。
そのため、子どもの個性を否定せず、それを「自分らしさ」として受け入れ、良さを伸ばすための教育に力を入れています。
個性あふれる学校として地域で人気があり、多くの生徒がのびのびと通学できる環境が整っています。
沿革
熊本市立飽田西小学校は、明治時代からの長い歴史を持つ学校です。
熊本市南区のなかでもとくに古い教育機関の一つです。
明治30年に白石小学校、浜口小学校などが合併して並建尋常小学校が設立されました。
当初は3学級で、児童数は130名に過ぎませんでした。
そのあと、学校名の改称や校舎の施工が繰り返され、昭和に入ると大水害による影響を受けました。
近隣地域の家屋は流失しました。
しかし、学校は難を逃れたものの浸水被害に遭い、校舎のガラスが割れたり瓦が飛んだりと自然災害の影響がありました。
しかし、その後は施工を通じて学習環境が整えられました。
平成に入ってからは、地域の小学校として多くの取り組みがおこなわれました。
緑化運動や総合ジムの導入など、子どもたちにとって最良の教育環境を目指して改善が進められています。
何度か自然災害による影響を受けるものの、職員たちの努力によって被害を最小限に抑えられているのが強みです。
近年では児童数も増加し、運動場の改修工事もおこなわれました。
多くの通学区域に住む子どもたちが通学しており、熊本市南区の中でも安心して通える小学校として人気があります。
アクセス
●所在地:熊本市南区並建町1005番地
●アクセス方法:川尻より徒歩10分
●駐車場:あり
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熊本市南区にある熊本市立飽田西小学校の取り組み
熊本市立飽田西小学校ではさまざまな取り組みに力を入れています。
以下で詳しく見てみましょう。
「あいうえおか」
熊本市立飽田西小学校では、「あいうえおか」の言葉に合わせたさまざまな要素を大切にしています。
具体的には、「あいさつ」「いのち」「えがお」「うんどう」「おもいやり」「かんしゃ」の6つの要素です。
これらは、子どもたちが元気で明るく社会で生きるために必要な知識や価値観を学ぶための基本となっています。
とくに、思いやりや感謝の気持ちは、他者とのコミュニケーションにおいて非常に重要です。
学校では、自分中心の考え方を排除し、相手の気持ちに寄り添うことの大切さを伝えています。
その結果、子どもたちは温かな心を持ち、困ったときには手を差し伸べてお互いに支え合う文化が根付いています。
また、積極的に運動を取り入れている点も大きな魅力です。
心と体を健やかに保つために、日常的に体を動かすためのカリキュラムが編成されており、子どもたちは楽しく運動することができています。
これにより、健康的な生活習慣が身につくことが期待されています。
ALT・いじめ防止基本方針
英語をしっかり学べるよう、ALTの先生を迎えています。
海外の方と直接コミュニケーションを取る機会であり、ネイティブな英語に自然な形で触れられるのが魅力です。
ALTの先生は非常に優しく明るく、子どもが好きであることが特徴です。
お互いに食べ物や趣味などの話をして交流を深めています。
また、子どもたちの学校生活を守るため、いじめ防止基本方針を掲げている点も人気です。
未然防止に向けた取り組みが活発であり、異変が見られた場合はすぐに状況を把握し、改善に向けて行動しています。
生徒に対しては「いじめは決して許されない」と日頃から伝えているため、トラブルが起こるリスクを最小限にしています。
被害を受けた子どもを支援し、迅速に保護者に情報を共有するなど、基本的な対応がマニュアル化されているため安心です。
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熊本市南区にある熊本市立飽田西小学校の学校生活
熊本市立飽田西小学校に通学している子どもたちはどのような学校生活を送っているのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
あいさつプロジェクト
あいさつプロジェクトは、令和6年度から始まった取り組みです。
子どもたちにカードを配布し、あいさつに応じてシールを渡す仕組みになっています。
シールがいっぱいになると、異なるカードが配布されるため、目標を立ててあいさつをおこなうことができます。
あいさつをする心地よさも実感でき、自然な形で習慣化できるのが魅力です。
校内の生徒や先生だけでなく、地域の方々ともコミュニケーションを取る機会となります。
人と人との距離が近くなり、関わり合いが楽しく感じられるでしょう。
地域防災スタンプラリー
地域防災スタンプラリーは、防災について考える機会として開催されたイベントです。
地震や水害など、過去に起こったさまざまな災害について、地域の方から解説を受けます。
さらに、消火器を使用する体験や、火災が発生した場合の煙を体験するなど、実践的な活動にもチャレンジしています。
災害といわれても現場をイメージしにくい部分がありますが、こうした体験を通じて災害を身近なものとして捉えられるよう工夫しています。
豊かな学び
子どもたちには豊かな学びができるよう、カリキュラムを編成しています。
たとえば2年生には美術協会に所属している先生を招き、本格的な絵の具教室を開催しています。
普段よりも絵の具に関する深い知識を学ぶことで、感性が豊かになります。
また、4年生は熊本市の上下水道について学ぶため、水道局の方から話を聞いています。
子どもたちの成長にとって大切なのは、基礎科目だけではありません。
ときには外部の先生を招き、直接話を聞いたり実践したりする機会を提供し、刺激を与えています。
多くの知識を吸収し、立派な生徒へと成長できるでしょう。
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まとめ
熊本市南区にある熊本市立飽田西小学校は、あいさつを習慣化するための取り組みをしています。
いじめ防止対策も活発で、子どもたちが安心して通学できる環境を構築しているのが魅力です。
あいさつプロジェクトや地域防災スタンプラリーなどにも、独自におこなっています。
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