熊本市は、日本三名城のひとつ「熊本城」があることで知られるエリアですが、どのような特徴があるのでしょうか。
また、子育てをしている方にとっては、子育て支援の補助内容も気になるポイントではないかと思います。
今回は概要や相談先にも触れながらご紹介していくので、今後の参考にしてみてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊本市の賃貸物件一覧へ進む
熊本市の概要
以下では熊本市の概要についてご紹介します。
どのような特徴や魅力があるのかチェックしてみましょう。
熊本県のほぼ中央部にある
熊本市は熊本県のほぼ中央部に位置しています。
また、有明海に面しており、阿蘇山や金峰山などと接合している特徴もあり、海や山などの自然に囲まれた環境にあります。
とくに山岳や大地などの要素が多く、火山噴火による影響も少なからず受けるエリアです。
熊本は「火の国」と呼ばれた歴史を持っています。
大化の改新がおこなわれた後、出水町に国府が置かれた際に生まれた集落が、熊本市の始まりとされています。
西南戦争では熊本城の大部分が灰になりましたが、すぐに復興作業がおこなわれ、1889年には近くの村や町と合併し、熊本市として生まれ変わったのです。
1945年には空襲、1953年には大水害などの被害に遭いますが、その後も市民による取り組みによって発展していきました。
1996年には、人口が65万人を超えるほどにまで拡大し、現在では面積が389.53平方キロメートルにまで成長しています。
熊本市の産業
熊本市の産業は、卸売・小売業が全体の3割を占めています。
また、宿泊業・飲食業、娯楽業などがそれらに次いで多いです。
これらの産業は、熊本市内のなかでも大半の割合を占めているのが特徴です。
また、医療福祉などの分野においては、人口に対して病床数や医師数などが多くなっています。
このように、医療・福祉環境も整っているエリアのため、過ごしやすさを実感できそうです。
さらに、美しい自然環境に恵まれているため、農林水産業も盛んです。
外を見ると美しい水田が広がっているエリアもあります。
スーパーマーケットや商業施設が豊富
市内はスーパーマーケットやコンビニなどが充実しており、毎日の買い物に苦労しません。
なかでも西熊本駅の近くには、スーパーマーケットだけではなく大型ショッピングモールもあり、お出かけも楽しめるエリアとして人気があります。
食料品の購入はもちろん、コスメや雑貨などを購入して、特別感のあるショッピングを楽しみたい方にもおすすめです。
さらに、「アクアドームくまもと」も、周辺エリアにある施設のなかでも人気があります。
プールやスケートなど、さまざまな遊びを楽しめるため、お出かけスポットとしても有名です。
▼この記事も読まれています
熊本県熊本市中央区にあるおすすめの歯科医院3選
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊本市の賃貸物件一覧へ進む
熊本市の子育て支援や補助内容
熊本市では、独自の子育て支援がおこなわれていますが、どのような補助内容となっているのでしょうか。
子育てをしている方にとっては、ぜひ知っておきたい情報ではないかと思います。
ようこそ赤ちゃんプロジェクト
熊本市では、妊娠から出産・子育てまでを支援するための事業として「ようこそ赤ちゃんプロジェクト」を実施しています。
市内で妊娠・出産・子育てを安心しておこなえるよう、対象者に現金10万円を給付する補助内容です。
対象者は令和5年4月1日以降に妊娠届を提出した方、もしくは令和5年4月1日以降に出征した子どもを育てている方です。
ようこそ赤ちゃんプロジェクトの魅力は、所得制限が設けられていない点でしょう。
今後、妊娠・出産を考えている方は、平等に対象となる子育て支援です。
また、給付額が10万円になるため、育児にかかるコストをカバーしたい方におすすめです。
申請方法は熊本市から送付される案内通知書に記載されています。
文書内にバーコードがあるので、スマートフォンから読み込んで申請をおこなうだけです。
児童扶養手当
児童扶養手当は、父母の離婚などの事情によって、父または母と異なる生計の場合に支給される補助金です。
支給は父母が婚姻を解消している、どちらかが死亡しているなどの条件に当てはまる方が対象となります。
金額は子ども一人の場合、月額44,140円から45,500円です。
二人目は月額10,420円から10,750円、三人目以降は6,250円から6,450円です。
子どもが一人しかいない場合はもちろん、複数人いる場合でも補助金を受け取れます。
また、子育て支援金を受け取るためには、窓口へ直接足を運ぶか、申込書を郵送しなくてはなりません。
小児慢性特定疾病医療支援
小児慢性特定疾病医療支援は、市内で生活している子どもたちが健やかでいるための制度です。
条件に該当する場合は、医療費の自己負担額が補助されるため、家計に優しい仕組みとなっています。
とくに、子どもの場合はさまざまな慢性疾患に悩まされるケースがあります。
通勤が長期にわたると、その分治療費がかかってしまい、家計の負担になるのは避けられません。
小児慢性特定疾病医療支援はこうした問題を解消する目的で導入されたものです。
対象者は小児慢性特定疾病にかかっている18歳未満の児童であり、保護者の住所が熊本市であるなどが条件となっています。
市内では子育てに励む過程をサポートすべく、こうした支援を積極的におこなっています。
▼この記事も読まれています
熊本県熊本市中央区にあるおすすめの内科クリニックを3つ紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊本市の賃貸物件一覧へ進む
熊本市での子育て支援相談とは
もし子育て支援について相談がしたくなったとき、市内で相談できる場所はあるのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
熊本市産後ケア事業
市内では熊本市産後ケア事業に力をそそいでいます。
出産後の母体はホルモンバランスの乱れや環境変化などにより、心身が不安定になりやすいです。
そんなときに医療機関や助産所などでリフレッシュできる環境を整えています。
ゆっくり休んで食事を摂り、ケアも受けられるため、心と体が健康になる仕組みです。
もちろん出産後の体調について不安があれば、専門家への相談も可能です。
心理的なケアにも力を注いでいるため、女性特有の悩みに寄り添ってもらえるでしょう。
ケアの種別として宿泊型と日帰り型があり、ライフスタイルや体調に合わせて利用できます。
産前産後ホームヘルプサービス
産前産後ホームヘルプサービスは、妊娠中や出産後に体調が悪く、家事や育児に悪影響を及ぼしている家庭に向けて、ホームヘルパーを派遣するサービスです。
身の回りの世話を代わりにおこなってくれるのはもちろん、育児に関する不安を相談できる仕組みになっています。
ホームヘルパーを派遣する場合、高額な費用がかかるイメージですが、実際には1時間あたり600円です。
リーズナブルなうえに、40回まで利用できるサービスなので、どうしても誰かのサポートを必要としているときには心強いのではないでしょうか。
育児相談
育児相談では、子どもの発達段階や歯並びなど、成長過程におけるさまざまな悩みを相談できます。
相談を聞いてくれるのは保健師や栄養士などなので、専門家の意見を聞きたいときに便利です。
育児相談は毎月第4月曜日におこなわれています。
相談料は無料なので、費用負担はありません。
また、電話での育児相談も受け付けています。
隙間時間に相談したい、なかなか外出ができないなどの事情を抱えている方におすすめです。
周囲に相談できる人がいない方にとっても、相談先ができて便利なのではないでしょうか。
熊本市内では、育児に励む多くの方を対象に、さまざまな子育て支援がおこなわれているため、とても住み心地が良いと考えられるでしょう。
▼この記事も読まれています
熊本県熊本市中央区にあるおすすめの整形外科をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊本市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
熊本市は、補助金制度や対面・電話での育児相談など、さまざまな子育て支援に力を入れています。
熊本市民の方が安心して子育てに取り組めるよう、手広く支援をおこなっているため、安心要素が多いといえるでしょう。
子育て世帯で熊本県内へのお引越しをお考えの方は、ぜひ熊本市を検討してみてはいかがでしょうか。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
熊本市の賃貸物件一覧へ進む