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熊本市の熊本市民病院はどんな病院?診療科や特徴的な取り組みをご紹介

熊本市の熊本市民病院はどんな病院?診療科や特徴的な取り組みをご紹介

引っ越し先を選ぶうえで重視するポイントは人それぞれですが、近くに頼れる医療機関があるかどうかを重視する方も多いのではないでしょうか。
さまざまな診療科がある医療機関が近くにあれば、ご家族が体調を崩した際にも安心です。
この記事では、熊本市へのお引っ越しをご検討中の方に向けて、熊本市民病院の概要や診療科、特徴的な取り組みをご紹介します。

熊本市にある熊本市民病院の概要

熊本市にある熊本市民病院の概要

熊本市民病院は、熊本市東区東町にある基幹病院です。
まずは、沿革などの熊本市民病院の概要をご紹介します。

沿革

熊本市民病院は、昭和21年に熊本市立民生病院として開設されました。
開設以降70年以上にわたり地域医療の中核を担ってきましたが、平成28年の熊本地震で深刻な被害を受けてしまい、本来の病院機能の大半が失われてしまいます。
そこで、熊本県東区東町への移転再建がおこなわれ、令和元年10月に新たな熊本市民病院が開院しました。

理念・基本方針

熊本市民病院では、市民の生命と健康を守るために、安全で良質な医療を提供することを理念として定めています。
また、基本方針は、患者中心の信頼されるチーム医療を実践すること、地域の医療機関と連携して効率的な医療を提供することなどの5点です。
理念と基本方針からは、熊本市民病院が地域の基幹病院として専門性の高い医療の提供を目指していることが伺えます。
体調を崩した際にも、安全で質の高い医療を受けられる熊本市民病院が近くにあれば安心です。

アクセス・診療時間

熊本市民病院は、市電の健軍町電停から歩いて15分ほどのところにあります。
市電やJRの駅からは距離があるため、公共交通機関を利用する場合はバスに乗車するのがおすすめです。
また、熊本市民病院に乗り入れるバス路線は複数あり、いずれの路線も最寄りのバス停から歩いて5分ほどでアクセスできます。
自家用車を利用する場合は、病院に隣接している駐車場を利用可能です。
外来の診察時間は原則として午前8時30分~午後5時ですが、診療科や曜日によって異なるケースもあるため注意しましょう。
各診療科の診察時間は、熊本市民病院のホームページに掲載されている外来担当表から確認できます。

●所在地:熊本県熊本市東区東町4丁目1-60
●診察時間:午前8時30分~午後5時
●アクセス方法:市電「健軍町」電停より徒歩約15分
●駐車場:あり(324台)

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熊本市にある熊本市民病院の診療科

熊本市にある熊本市民病院の診療科

熊本市民病院にはさまざまな診療科があり、3つの部門にわけられています。
それぞれの部門とそこに属する診療科をご紹介します。

内科系部門

内科系部門は、脳神経内科や呼吸器内科をはじめ、8つの内科系の診療科がある部門です。
同じ内科でも症状や疾患のある部位によって細かく診療科がわかれているので、より専門性の高い治療が受けられます。
たとえば、脳神経内科では、主に脳梗塞の診断と治療について先端医療機器を用いた専門医療を実践しているのが特徴です。
入院治療では脳梗塞急性期治療を中心とした治療を、外来では脳神経疾患全般をはじめ認知症などの診療も幅広くおこなっています。
消化器内科では、あらゆる消化器疾患にチーム医療で対応しています。
外科、内科、放射線科、病理診療科と緊密に連携をおこなっているため、最善の治療方針を検討できるのが魅力です。

外科系部門

外科系部門は、消化器外科や乳腺・内分泌外科をはじめ、10の診療科がある部門です。
泌尿器科や眼科、耳鼻咽喉科などもこの外科系部門に属しています。
たとえば、消化器外科では、消化器疾患を専門とする消化器外科医と消化器内科医がチーム医療で消化器疾患の治療をおこなっています。
合同カンファレンスで手術適応などについて詳細な検討をおこない、患者や家族への十分な説明と同意のもと最善の治療方針を決定しているのが特徴です。
乳腺・内分泌外科では、乳がんの診断や手術、薬物療法などを専門とする「乳腺専門医」を中心としたチーム医療を提供しています。
熊本大学病院と連携し、乳房再建術やがんゲノム、遺伝性腫瘍などの医療にも対応しているのが特徴です。

小児・周産期医療部門

熊本市民病院では、小児科をはじめとした子どもの医療にも力を入れています。
小児・周産期医療部門には、新生児内科や小児科をはじめとした5つの診療科があり、専門性の高い小児医療を提供しています。
新生児内科は、未熟性の極めて強い超早産児や先天性心疾患など、重症の新生児の入院管理が主な役割です。
新生児内科医師が交代制で入院診療をおこなっているほか、外来でも退院後の発育・発達フォローアップをおこなっています。
小児循環器内科では、重症の心臓病を持つ胎児の管理や新生児の治療をおこなっているほか、小児心臓外科による手術も可能です。
お子さまの誕生前からフォローしてくれる熊本市民病院が近くにあれば、お子さまが大きな病気やケガをした際にも安心です。

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熊本市にある熊本市民病院の取り組み

熊本市にある熊本市民病院の取り組み

熊本市民病院では、安全で良質な医療を提供できるようさまざまな取り組みをおこなっています。
その特徴的な取り組みをご紹介します。

地域連携

熊本市民病院の特徴の1つが、地域連携に力を入れている点です。
効率的な医療をおこなえるよう、医療機関の外来機能の分化を推進しています。
外来機能の分化とは、日常的な病気の治療はかかりつけ医で、より専門的な検査や治療が必要な場合は熊本市民病院で診療する方式です。
また、かかりつけ医にあたる地域の医療機関とも情報交換をおこない、顔の見える緊密な連携を通じて切れ目のない良質な医療の提供を目指しています。

患者サポートセンター

事故や病気などで病院にかかると、さまざまな心配ごとが頭に浮かんで思い悩んでしまうケースも少なくありません。
熊本市民病院では、そんな悩みについての相談や治療への要望などを受け付ける窓口として患者サポートセンターを設置しています。
経済的・社会的・精神的な悩みの相談はもちろん、セカンドオピニオンなどの相談も可能です。
また、入院時や退院後の支援や、出張健康講座の申し込みの受付などの業務もおこなっています。

女性と子どもに優しい病院

熊本市民病院では、病院の目指す姿として「女性と子どもに優しい病院」を掲げています。
総合周産期母子医療センターを中心とした小児・周産期医療はもちろん、女性特有の疾患やメンタルヘルスケアにも力を入れているのが特徴です。
遠方から長期入院を余儀なくされる子どもの家族に対しては、敷地内にファミリーハウスを設置して子どもの様子をすぐ近くで見守れる環境を整備しています。
また、子どもの権利条約に基づく「子どもの権利」を制定し、未来ある子どもたちの成長発達を支えているのも特徴の1つです。
熊本市民病院の子どもの権利では、病院でもできる限り家族と過ごせること、病院にいても遊んだり勉強したりできることなど6つの項目が定められています。
女性と子どもが安心して医療を受けられる環境が整備されているのは、熊本市民病院の大きな魅力です。

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まとめ

熊本市民病院は、市民の生命と健康を守るために安全で良質な医療を提供することを理念としている基幹病院です。
内科系と外科系、小児・周産期医療の3つの部門があり、それぞれで専門性の高いチーム医療が受けられます。
ご自身やご家族の健康のために信頼できる医療機関があるエリアに住みたいとお考えの方は、熊本市の熊本市民病院周辺へのお引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか。


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