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熊本市東区にある熊本県立大学とは?学部や取り組みをご紹介

熊本市東区にある熊本県立大学とは?学部や取り組みをご紹介

子育て中の方のなかには、大学などの高等教育機関が充実しているエリアに引っ越したいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
熊本市内には複数の大学がありますが、そのなかでもどんな国公立大学があるのかに興味をお持ちの方も多いかと思います。
この記事では、熊本市東区にある熊本県立大学の概要や学部、取り組みについてご紹介します。

熊本市東区にある熊本県立大学の概要

熊本市東区にある熊本県立大学の概要

まずは、熊本県立大学の概要や特徴をご紹介します。

熊本県立大学とは

熊本県立大学は、文・環境共生・総合管理の3学部3研究科からなる公立大学です。
人文科学系・自然科学系・社会科学系の3つが有機的に結合した集約型大学であり、現場に学び実践力を育むための教育を展開しています。

理念・目的

熊本県立大学の理念は、以下の3点です。

●総合性への志向
●地域性の重視
●国際性の推進


「総合性への志向」では、人文・社会・自然の3分野からなる大学として、総合的な知の形成を目指しています。
「地域性の重視」では、地域社会に開かれた大学としての役割を果たし、諸問題の解決と地域の知的創造の拠点になることを目標としているのが特徴です。
「国際性の推進」では、世界各地の文化を学び、諸外国の方との交流を進めて国際的な文化の創造を目指しています。
これらの理念にくわえて、熊本県立大学では学則で目的を設けています。
学則の第1条で定められている目的は、教養と専門性を持った人材を育成し、熊本県や国際社会の発展に貢献することです。

全学共通教育の概要

熊本県立大学では、集約型大学の特色を生かし、さまざまな科目を幅広く学べる共通教育をおこなっています。
熊本県立大学の共通教育は、基盤科目と教養科目の2つです。
基盤科目は外国語・情報処理とデータサイエンス、キャリアデザイン・健康スポーツ科学・地域理解とリーダーシップの5分野で、社会で行動するために必要な基礎能力を育成します。
教養科目は、人文科学・自然科学・社会科学の3つの専門分野から多くの授業を開講しています。
これらの共通教育は、市民性を養成すると同時に、現代社会への見方や考え方を育むことを目的としておこなわれるものです。
細分化が進む現代社会だからこそ、熊本県立大学では豊富な科目の授業を開講し、人材育成に取り組んでいます。
熊本県立大学に通えば、「地域に生き、世界に伸びる」人材に成長できるでしょう。

●所在地:熊本県熊本市東区月出3丁目1番100号
●アクセス方法:JR九州豊肥本線「東海学園前駅」より自動車で約10分

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熊本市東区にある熊本県立大学の学部

熊本市東区にある熊本県立大学の学部

熊本県立大学には、文学部・環境共生学部・総合管理学部の3つの学部があります。
それぞれの学部についてご紹介します。

文学部

文学部は、言語や文学、歴史、思想などの教養を有し、地域社会や国際社会で活躍できる人材の育成を目的とした学部です。
文学部には、日本語日本文学科と英語英米文学科の2つの学科があります。
日本語日本文学科は、日本文学を学んで日本の文化を継承することを目的とした学科です。
中学校や高等学校の国語教員や日本語教師として活躍できる人材をはじめ、日本語や日本文学の素養を社会に生かせる人材の育成を目指しています。
英語英米文学科は、英語による高度なコミュニケーション能力を養成することを目的とした学科です。
英語学や英文学などの専門的な知識を持った英語教員や、国際感覚を持って活躍できる人材の育成を目指しています。

環境共生学部

環境共生学部は、人と自然の共生によって発生する諸問題に対し、その解決策を追求できる人材の育成を目的とした学部です。
環境共生学部には、環境資源学専攻・居住環境学専攻・食健康環境学専攻の3つの専攻があります。
環境資源学専攻では、環境問題の解決に必要な自然科学の知識と理解力を養成し、持続的循環型社会に貢献する人材を育成します。
居住環境学専攻は、環境負荷の軽減と人間の健康・福祉を重視した居住空間に関する研究をおこない、人と地球の両方に優しい環境を創造できる人材の育成を目指す専攻です。
食健康環境学専攻では、食と健康に関する研究をおこない、健康増進や運動指導に携わる人材を育成しています。

総合管理学部

総合管理学部は、多様化する社会の諸問題を解決するため、社会学や行政学など複数の学問を統合した総合管理学を学ぶことを目的とした学部です。
現在社会で活躍するうえで欠かせない総合管理力を習得するために、1年次から理論と実践の両輪を学びます。
少人数でのアクティブラーニング形式の演習をおこない、実践力を強化しているのが特徴です。
卒業生は国家公務員や地方公務員をはじめ、銀行や生命保険、航空会社など幅広い就職先で活躍しています。
教職課程を履修すれば、中学校や高等学校の教員一種免許状を取得することも可能です。

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熊本市東区にある熊本県立大学の取り組み

熊本市東区にある熊本県立大学の取り組み

熊本県立大学では、地域や国際社会に貢献できる人材を育成するためにさまざまな取り組みをおこなっています。
代表的な取り組みをご紹介します。

もやいすと育成プログラム

熊本県立大学の個性的な取り組みの1つが、地域に根差しながら世界を見据える人材である「もやいすと」を育成するシステムです。
もやいすとの「もやい」は、人や自然、地域社会を再構築する「もやい直し」という語に由来しています。
熊本県立大学のもやいすと育成プログラムは、ジュニア・シニア・スーパーの3段階でおこなわれています。
1年生から段階を踏んで意識やスキルを向上させ、地域づくりのキーパーソンとしての素養を養うプログラムです。
熊本が抱える課題に取り組みながら合意形成能力などのスキルを身に付けられるのは、熊本県立大学ならではの魅力と言えるでしょう。

国際教育

理念の1つに「国際性の推進」を掲げる熊本県立大学では、国際教育に力を入れています。
なかでも力を入れているのが、大学間交流です。
近年目覚ましい成長を遂げているインド・太平洋地域の大学との交流を中心に、積極的かつ持続的に大学間交流を推進しています。
また、国際社会で活躍できる人材を育成できるよう、学生への支援体制の整備も積極的におこなっています。
海外留学や研修を促進しているほか、経済的な理由で積極的に留学ができない学生への経済的な支援をしているのも特徴です。
海外で学びたいという気持ちがあるにも関わらず経済的な負担が理由で断念している方にとって、熊本県立大学は魅力的な大学だと言えるでしょう。

地域おこしスタートアップ事業

地域に根差した人材の育成をおこなっている熊本県立大学では、地域貢献活動の1つとして地域おこしスタートアップ事業をおこなっています。
地域おこしスタートアップ事業では、地域のさまざまな課題の解決に向け、熊本県立大学と自治体が連携して研究を進めています。
たとえば、令和4年度には熊本県と連携し若い女性の県外転出要因分析調査をおこなうなど、全17事業を実施しました。
地域おこしスタートアップ事業をはじめとした地域との連携は、熊本県立大学ならではの魅力の1つです。

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まとめ

熊本市東区にある熊本県立大学は、地域に根差し国際社会で活躍できる人材を育成している大学です。
3学部が有機的に結合した集約型大学で、専門分野はもちろん共通教育で幅広い科目を学べるのも魅力です。
熊本県はもちろん世界に貢献できる人材になりたいとお考えの方は、熊本県立大学への入学を検討してみてはいかがでしょうか。


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