菊池郡菊陽町の中核医療を担う！熊本セントラル病院の概要・特色をご紹介

西は熊本市、東は阿蘇市に挟まれた菊池郡菊陽町には、地域の中核医療を担う熊本セントラル病院が1987年に開設されました。
誰もが安心して診察を受けられるように、適切な治療が受けられるようにと、地域医療の向上と充実を目指してきた病院はどんな特色を持っていると思いますか？

地域のニーズに応えたい！菊池郡菊陽町にある熊本セントラル病院の概要

2016年に起きた熊本地震を乗り越えて、新たにオープンした菊池郡菊陽町の熊本セントラル病院とはどのような病院なのか、その概要や理念をご紹介します。

病院の概要・理念！誠実な医療・質の高い安全な医療

病院は怪我や病気を診療する場ですが、どのような理念を持って開設されたかによって、利用者が受けるイメージは異なります。
菊池郡菊陽町にある熊本セントラル病院の理念は、「患者さんのための医療を実践する」を掲げており、質の高い安全な医療と誠実で心の通った医療の提供が前提です。
患者さんのためになる医療を提供できるよう、日々医療技術やサービスの向上に努め、周辺地域の方々の健康と福祉の増進を目指しています。
ただ1つの病院だけではこの理念を成し得るのは困難とし、近隣の保健・医療・福祉の施設と連携を図り、地域の中核病院の地位を確立してきました。

1987年開設！2016年の熊本地震を乗り越えた今

菊池郡菊陽町の熊本セントラル病院の開設は約30年も昔の1987年で、熊本空港や九州自動車道からも近い土地に建てられました。
菊池郡菊陽町は企業誘致が盛んで、労働の中核を担う生産年齢人口が増加しているため、病院のある地域だけでなく、阿蘇全域から来院されます。
このような環境下でよりニーズに応えるべく、救急医療や急性医療を確立させ、医療体制を充実するように尽力してきました。
2016年の熊本地震によって施設は大きなダメージを受けましたが、全職員が一丸となって復旧に努めた結果、2020年10月に新病院がオープンしたのです。
新病院では、個室や手術室の数を増やし、より多くの患者さんを受け入れられるように体制を整えつつ、今まで以上に各科の連携を強めて質の高い安全な医療の提供を心がけています。

熊本セントラル病院の営業時間とアクセス方法

敷地内に267台の駐車場を整備する熊本セントラル病院へは、バスや乗合タクシーなどでの来院も可能です。
病院正面出入口近くには、産交バス大津駅南口線のバスが発着する熊本セントラル病院バス停が新設され、バス停へ移動する手間はかかりません。
菊池郡菊陽町にお住まいの方であれば、乗車1時間前までに登録・予約を済ませておくと利用できる乗合タクシーが便利です。
営業時間の基本は平日・土曜日ともに朝8時30分からとなっていますが、診療科によって休診日などが異なる場合があります。

●所在地：熊本県菊池郡菊陽町原水2921番地
●外来営業時間：月〜金8:30〜11:30・13:00〜17:00、土曜日8:30〜11:30
●定休日：日曜日・祝日・国民の休日法による休日・年末年始
●アクセス方法：車で肥後大津駅より約5分、熊本空港より約10分
●駐車場：あり（267台）

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菊池郡菊陽町にある熊本セントラル病院の15の診療科と健診センター

2018年に社会医療法人の認定を受けた菊池郡菊陽町の熊本セントラル病院では、15の診療科を設けて、それぞれ専門的な診療をおこなっています。

受診科目に困ったら！各科と連携する総合診療科

専門分野に細かく分けられている大きな病院では、自分の症状によってどの診療科にかかるか来院の際に決めなくてはなりませんが、それが明確ではない場合に困りませんか？
熊本セントラル病院では、どの診療科を受診すれば良いかわからない方も受け付ける総合診療科を設けています。
どこの診療科を受診したら良いかわからなくて困っている方も、診察内容から臨機応変に専門の科へ案内してもらえるので安心です。

2023年新設の救急科！地域の救急医療の充実へ！

病院の理念である「患者さんのための医療の実践」を実行し、2023年4月に新設された救急科は、地域の救急医療の一端を担っています。
救急医療は一次・二次・三次と重症度に応じて医療機関が分けられており、熊本セントラル病院は手術・入院が必要な重症者に対応する二次救急医療機関です。
速やかかつ質の高い医療を救急科でも提供できるよう、定期的に日本救急医学会認定の研修をおこない、院内スタッフの技術力向上と安定を促進しています。
災害時における初期救急医療体制の充実を図る災害拠点病院としても認定されているため、災害時の対応力強化にも余念がありません。

がんの包括治療！手術前後の治療をサポート！

日本の死亡原因のトップを占めるがんは恐ろしい病気ですが、早期発見と適切な治療によって治る見込みのある病気となりました。
大腸がんや肺がん、肝がんなどさまざまな種類のがんを診察・治療を進めるなかで、より専門的な病院での治療が良いと感じられる方には、がん拠点病院との連携も可能です。
また、治療とサポートの手は手術のみならず、手術の前から退院・社会復帰するまで続き、包括的な治療とサポートを受けられます。

人間ドック・健康診断の機能評価認定施設！

熊本セントラル病院は、日本人間ドック学会の機能評価施設に認定されており、厳しい基準をクリアした質の高い健康診断をおこなっています。
生活習慣病などは、こまめに体に異常がないかを確認しておかなければ気付くのが難しいため、定期的な健康診断がおすすめです。
地域社会への健康づくりの働きかけや、産業保健への取り組みにも力を入れ、地域の方々が健康でいられる医療体制を築いています。

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菊池郡菊陽町にある熊本セントラル病院の特色！信頼される医療体制

菊池郡菊陽町の中核医療を担う熊本セントラル病院では、どのような特色を持っているのか、3つの視点からご紹介します。

病棟内の設備！買い物はできる？ATMはある？

病棟の1階には飲食料品から日用品、衛生材料など普段の生活で必要となるものが売店に揃っているため、急な入院でも困りません。
購入するための手持ちの現金がない場合は、正面出入口横にあるATMで朝8時から夜19時までお金を下せます。
病棟にはテレビ、冷蔵庫が付属していますが、基本的に有料サービスとなるため、必要がある方は入院の際に申請が必要です。
各病棟のスタッフステーション横にはコインランドリー施設が整備されており、朝8時から夜20時の間で自由に洗濯できます。

緊急時には！いざというときの時間外受診

熊本セントラル病院は救急告示病院の認定を受けており、急な病気や怪我、事故や病状の急変などに対応できるよう、24時間いつでも救急医療に対応しています。
夜間などの時間外受診を希望される場合、保険証・診察券・現金を用意して、来院前に電話で病状などを連絡してからがおすすめです。
夜間は当直制で診察しているため、専門外の医師が担当するケースもあり、状況によっては別の病院と連携をとる可能性があります。
いち早く治療を始めるためにも、事前の電話連絡で病状や既往歴を伝えるのは、患者さんにとっても病院にとっても良い判断となるでしょう。

住み慣れた家での治療！手厚い介護支援

熊本セントラル病院の介護支援の特色は、住み慣れた家で暮らせるように介護保険を利用し、介護計画を患者さんとその家族と一緒に作成する点です。
看護師や理学療法士、介護福祉士など資格を持ったスタッフが手助けしながら、患者さんとその家族にとって良い環境を考えています。
利用者アンケートでは、関わったスタッフへの満足度の高さが評価されており、信頼できるサービスだと言えるでしょう。

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まとめ

1つの町だけでなく、周辺地域全体の包括医療を担う病院の存在は、暮らしの安心を支える重要な要素です。
困ったときに頼れる病院が住まいの近くにあれば、自分自身や家族に何かあってもすぐに対応してもらえる安心感が得られるでしょう。