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熊本市北区の熊本保健科学大学とは?大学の学科や特徴など概要をご紹介

熊本市北区の熊本保健科学大学とは?大学の学科や特徴など概要をご紹介

熊本市北区に引っ越しを検討している方のなかには、熊本保健科学大学に興味をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、熊本保健科学大学の基本理念や沿革などの概要をお伝えします。
大学の学科や特徴もご紹介しますので、引っ越し前にぜひ読んでみてください。

熊本市北区にある熊本保健科学大学の概要と強み

熊本市北区にある熊本保健科学大学の概要と強み

熊本市北部に位置する熊本保健科学大学は、医療従事者の育成はもとより、優れた人材の輩出も目指しています。
大学の研究や卒業生の活躍を通じて、地域社会への恩返しを続ける大学です。

熊本保健科学大学の基本理念と教育目標

基本理念は、保健医療分野の人材育成を目指す大学として、専門技術の研究と教育、高度な技術と知識を有するだけでなく、深い洞察力と創造性に富む活動としています。
大学の綱領である「知識・技術・思慮・仁愛」を基にした理念です。
基本理念を踏まえた教育目標は、医療従事者として持つべき生命への尊厳への洞察力、課題を見つけて解決する能力、専門職同士の連携と多様性への理解を掲げています。
専門性の高い医療従事者の育成と、人としての魅力を兼ね備えた人材の輩出を目的とする方針です。

医療従事者の育成を目指した大学の沿革

熊本保健科学大学は、1959年設立の衛生技士養成所、後の銀杏学園短期大学を前身としています。
2003年に、現在の場所に衛生技士と看護師の養成を目指して開学しました。
理学療法士や作業療法士、助産師の養成は2007年からおこなっており、2009年には大学院も解説して、さらに高度な人材を育成できる機関になっています。
2010年代には、慢性心不全と認知症に対する専門性の高い看護師の教育センターを設置するなど、地域の抱える課題解決も担う大学です。

熊本保健科学大学の強み

2003年の開学以来、就職率は100%をキープして、医療従事者の人手不足の解消に貢献しています。
なかでも理学療法士は、令和4年度の国家試験の合格率は全国平均よりも高い100%です。
学生たちが結果を残すための学びの環境は、施設はもちろん、充実した支援制度も整えています。
やる気のある学生をすべて支援するため、初年度の学費は低額の設定です。
基本理念の実現を目指し、多くのボランティアクラブが地域と連携した活動をおこなっています。
また、研究機関として産学連携にも力を入れており、26の企業や団体と活動をともにするなど、技術と知識を活用しているのも大学の強みです。

●所在地:熊本県熊本市北区和泉町325
●アクセス:JR鹿児島本線「西里駅」より徒歩約3分

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熊本市北区の熊本保健科学大学は3つの学科と1つの別科

熊本市北区の熊本保健科学大学は3つの学科と1つの別科

熊本市北区にある熊本保健科学大学は保健科学部を中心に、助産別科も創設しています。
保健科学部内には3つの学科があり、多彩なカリキュラムを通じて専門職にふさわしい知識と技術を体得できる施設です。

医学検査学科の概要

医学検査学科は臨床検査技師の育成を目的としており、卒業後に国家試験に合格すると資格を取得できます。
臨床検査技師の業務は、血液検査のほか、脳波や心電図、超音波検査など、患者さんと直接接しておこなう生体検査などです。
大学の4年間で、検査技術の取得にくわえて、プレゼンテーションスキルの向上により、チーム医療に貢献できる人材育成を目指しています。

4年制の看護学科卒業後に入学できる助産別科

看護師養成を目的とした看護学科は、患者さんの日常生活を支える以外に医師の補助業務や疾病予防など幅広い業務に対応できる学科です。
健康増進や疾病予防、回復期の患者さんとその家族に際するサポートにも重点を置いており、個人および集団への指導力を養成します。
看護学科卒業後もしくは看護師資格を有する社会人が入学できる助産別科は、修業年限は1年間、保健科学部とは別組織です。
助産師の仕事は、出産への立会いはもちろん、妊娠中から子育て中のケアを担います。
チーム医療においてリーダーの役割を果たす知識と技術を有し、責任を果たせる人材育成が目標です。

リハビリテーション学科の概要と3つの専攻

熊本保健科学大学のリハビリテーション学科は、事故や病気などで身体の機能が十分ではなくなった方が機能を取り戻すサポート役の育成を目的としています。
理学療法学専攻では、日常生活に欠かせない「歩く」、「座る」などの基本動作の回復訓練を手助けする理学療法士が目標です。
作業療法学専攻の対象はお年寄りから乳幼児までとなっており、脳や神経と身体のどちらにも好影響を与える作業を通じた作業療法士を養成します。
言語聴覚学専攻は、なんらかの理由で話せなくなった方や聞こえに問題のある方に対し、機能を取り戻す言語聴覚士の育成が目的です。
卒業後は、食物の飲み込みが悪くなった方や、言語の発達が十分ではない小児へのケアなど、医療現場から人材を求める声が多い専門職として活躍できます。

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熊本市北区の熊本保健科学大学の特徴と学生支援制度の概要

熊本市北区の熊本保健科学大学の特徴と学生支援制度の概要

熊本保健科学大学の施設はすべて熊本市北区にあり、太陽光発電システムを活用して学内の利用電力の4分の1をカバーするなど環境に配慮したキャンパスです。
学生支援制度も充実しており、学生生活を満喫できます。

熊本市北区で暮らしながら実践できる国際交流

熊本保健科学大学では、タイのコンケン大学および韓国の大邱保健大学と交流協定を締結し、国際交流をおこなっています。
医療現場でも国際化は急務であるため、交換研修を実践中です。
くわえて、大邱保健大学が開催する、アジアを中心に10か国が集まるプログラムへも、毎年学生が参加しています。
英語での会話がメインになるため、熊本保健科学大学構内のパソコンルームでは、英語学習支援システムを導入して学生が英語力を高める支援システムも構築済みです。

熊本保健科学大学のクラブやサークル活動

一般の大学と同じように、医療分野を専門とする熊本保健科学大学でもクラブやサークルは活発に活動しています。
大学では、クラブやサークル活動への参加が講義や実習だけでは体得できない豊かな人間性をはぐくむとの位置付けです。
卒業後に、チームの一員として活動するためにも、チームワークやコミュニケーション能力を向上する場として捉えています。
また、ボランティア活動クラブも複数あり、地域の清掃活動に参加するほか、パラスポーツの支援や難病患者さんの家族をサポートするなどさまざまです。
大学創設時から続く活動は、多くの学生に医療従事者としての自覚を促すきっかけになっています。

充実した学生支援とどこでも学習に取り組める大学施設

学生が相談しやすい環境として保健室や修学サポートセンターを整えたうえに、学年に関係なく学生同士が支え合う「ピア・サポーター」も人気です。
気軽に教員に質問できる「スタディ・サポート・カフェ」も開設しています。
悩みを気軽に打ち明ける場所を複数準備して、居心地の良さを実感できる支援として学生にも教員にも好評です。
奨学金制度は、熊本県育英資金や大学独自の学生支援制度を設けており、経済的な不安の解消に役立っています。
大学では自由に使えるコミュニティスペースやオープンスペースを学内各所に設置しており、居場所に困らないレイアウトも特徴です。

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まとめ

熊本保健科学大学は熊本市北区にあり、3つの学科で看護師や臨床検査技師、各種療法士や助産師など保健医療従事者を養成しています。
在学中からボランティア活動などを通じて、さまざまな患者サポート活動をおこなうのが特徴です。
大学生活を満喫できる施設と、学生が悩みを打ち明けやすい雰囲気づくりをおこなっています。


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