熊本市西区の住みやすさをご紹介！住環境や子育て環境が魅力

引っ越し先を検討する際に、そのエリアの住みやすさで判断する方も多いでしょう。
住環境は整っているか、交通アクセスは良いかなど、事前に住みやすさを調べておくと引っ越し後に後悔することもありません。
そこで今回は、熊本市西区の住みやすさにスポットを当て、概要から住環境、気になる子育て環境までご紹介します。

住みやすさに定評がある熊本市西区の概要

熊本市西区は豊かな自然に恵まれた地域です。
農業や水産業が活発におこなわれているため美味しい特産物が数多くあります。
熊本市西区の住みやすさを理解するために、まずは概要についてご紹介します。

熊本市西区の人口や地勢

熊本市西区は、市が市制を施行した明治22年4月以降、数回にわたる合併を経て、平成24年4月1日から発足しました。
熊本市西区は熊本市を構成する5つの区のひとつで、人口は5区のなかでもっとも少ない90,575人です（平成31年4月1日時点）。
面積は89.33㎢で熊本市の22.9%をしめ、約7割が田畑や山林、宅地は2割弱と緑豊かなエリアです。
西区の中央部から北部にかけて金峰山をはじめとした山地が広がり、南部の平野部には白川や坪井川、井芹川が日本最大の干潟を有する有明海に向かって流れています。
山と海どちらも有しているエリアのため、産業が活発におこなわれているところも西区の特徴のひとつです。
西区の産業構成のうち、農業水産業などの第一次産業の割合は9.1%で、熊本市全体の第一次産業の構成比3.4％を大きく上回っています。
西区は熊本市の第一次産業を大きく支えていると重要な地域です。

熊本市西区の歴史

「新熊本市史」などの西区の史跡や史実に関する記述によると、旧石器時代後期の遺跡から細石器、高橋遺跡からナイフ型石器などが発見されたことから、西区には少なくとも2万年以上前から人々が暮らしていたといわれています。
また、西区は古墳時代の古墳が熊本市内でもっとも密集している地域です。
熊本市が誕生した明治22年4月11日から数か月後の7月28日には、西区にある金峰山系の山地でM6.3の大地震が発生しました。
熊本市西区が誕生したのは平成24年4月1日です。
熊本市が政令指定都市に移行したとともに5つの区が誕生、西区役所も発足しました。
近年では西区のまちづくりビジョンを策定し、第33回全国豊かな海づくり大会、日本最大の海の祭典「海フェスタくまもと」を開催するなど、住みやすい地域づくりに注力しています。

熊本市西区の特産物

農業が活発におこなわれている熊本市西区は、魅力的な特産物が豊富にあります。
金峰山一帯を有する西区の中央部から北部はうんしゅうみかんなどの果樹の一大生産地です。
なんとうんしゅうみかん栽培の歴史は江戸時代からと古く、熊本県内の約半分を西区が生産する、日本全国でも有数の産地です。
天候に左右されないために、樹体が九州する水分量を調整する栽培方法を採用しており、常に高品質のみかんづくりが進められています。
また、西区の平野部では水田の裏作としてキャベツや玉ねぎも多く栽培されています。
西区の高砂地区では5月中旬から6月がピークの早出しのれんこん栽培も盛んです。

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熊本市西区の住環境は住みやすさにつながる魅力！

熊本市西区は交通アクセスが良く、周辺に魅力的な施設があるなど、住環境が整っているエリアです。
ここでは、熊本市西区の交通環境やおすすめの施設、住民の口コミなどをご紹介します。

良好な交通アクセス環境

熊本市西区は鹿児島本線が縦断し、区内に熊本駅、上熊本駅、崇城大学前駅の3つの在来線駅が設置されています。
また、九州新幹線の熊本駅が設置されているのも西区です。
在来線駅は通勤や通学に、休日や旅行には新幹線駅の利用が便利です。
西区の西端にある有明海には熊本漁港があり、フェリーでの船旅も楽しめます。

おすすめ施設「くまもと田崎市場」

熊本市西区にある「くまもと田崎市場」は地方卸売市場として九州一、全国でも有数の規模を誇る熊本地方卸売市場です。
朝5時を過ぎたころから、人が慌ただしく行き交い始めます。
くまもと田崎市場に並ぶのは熊本県内や九州、国内外の青果や魚介類です。
仲買さんたちが競り落としたばかりの食材を“市場価格”で購入できます。
市場内には仲卸業者をされている会社が営むお食事処もあり、新鮮な海鮮丼をいただけます。

熊本市西区の住環境に関する口コミ

熊本市西区に実際住む方の評判も、住みやすさの判断材料になり得ます。
ここでは、熊本市西区の住環境に関する口コミをご紹介します。

●海と山に囲まれた田園風景の広がるのどかな地域で、治安も良くて住みやすい
●学校、病院、銀行、スーパーマーケット、駅など、生活に必要な施設が適度に揃っている
●車の通りが少なく静かで良い。空気もきれいなのでウォーキングに最適
●車は必需品ですが、都心部への移動も便利で満足しています

熊本市西区は自然に恵まれ、住環境が整っている暮らしやすいエリアです。
自然を身近に感じながら生活したい方や、生活に必要な施設が揃っている地域に住みたい方は、西区に住みやすさを感じるといえます。

熊本市西区の家賃相場

熊本市西区の家賃相場を間取り別にご紹介します。

●1R：4.0万円
●1K〜1DK：3.7万円
●1LDK〜2DK：5.4万円
●2LDK〜3DK：6.6万円
●3LDK〜4DK：8.9万円
●4LDK以上：10.4万円

熊本市西区の家賃相場はこちらですが、築年数や立地などによっても金額は変動します。
予算などを考慮しながら、より住みやすさを感じられる住まいを手に入れましょう。

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熊本市西区の子育て環境！住みやすさを感じる3つのこと

子どものいる家庭が引っ越し先に重視することのひとつに「子育て環境」があります。
熊本市西区は子育て環境に力を入れている地域です。
ここでは、熊本市西区にある3つの子育て環境についてご紹介します。

西区子育て応援MAPるるらん

熊本市西区では、子育てに役立つ情報がひと目で確認できる「西区子育て応援MAPるるらん」が発行されています。
病院や指定避難所、子育てに関するイベントやクラブのスケジュールなどが、校区別に掲載されている便利なパンフレットです。
西区の子育て支援活動の検討や地域の子育に関する情報発信などに取り組むネットワーク型の組織「西区子育て支援ネットワーク連絡会」の協力のもと、このるるらんが完成されました。
育児相談ができる施設や子育ての豆知識も掲載されていてとても便利です。

子育てサークル

子育てサークルとは、親子が集まって自由に遊んだり、子育ての情報交換や悩みを相談しあったりするなど、子育て中の親子が孤立しないよう地域で活動しているグループのことです。
西区だけでも10個の子育てサークルがあり、コミュニティセンターや公民館、幼稚園内で定期的に開催されています。
母親同士の交流や子どもへの関わり方を学ぶきっかけにもなります。

子育て世代のための西区防災BOOK

いつ起きるか分からない災害に備えて、西区では「子育て世代のための西区防災BOOK」が作成されています。
子どものいる家庭が備えるべきものはなにか、もしものときの連絡はどこか、防災情報はどこから得られるのかなど、災害に関する疑問や不安を解消するパンフレットです。
自分ひとりではなく、家族の安全を守るために今から準備しておくこと、万が一災害が起きたときに行動すべきことが記されています。

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まとめ

熊本市西区は農業が盛んで特産物に恵まれている、自然豊かな街です。
住環境や子育て環境も整っているため、住みやすさを感じる方は多いのではないでしょうか。
引っ越しを検討している方は、多彩な魅力がある熊本市西区がおすすめです。