定期的に検診が必要な方や急な体調不良に見舞われた場合など、病院は必要不可欠な存在なので、自宅に近い場所にあるのが望ましいです。
とくに、これから新しい土地に引っ越しを検討している方の場合は、新生活を安心して始めるためにも、前もって病院の情報を調べておくのが望ましいでしょう。
ここでは中央区の熊本地域医療センターの概要、あわせて診療科や部門についてもご紹介します。
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中央区の熊本地域医療センターの概要
熊本地域医療センターの全体的な概要は、熊本県指定がん拠点病院としてがんの診断から治療まで、高いクオリティーの医療を提供しています。
また、地域の中核病院として地域医療に貢献、熊本市から委託を受けて一次救急患者を受け入れる休日夜間急患センターを40年以上継続している点も、特筆すべき概要です。
さらに、熊本市の救急輪番制にも加わっており、周辺エリアから二次救急患者を多数受け入れ、地域社会に貢献している病院です。
病床数は一般病棟が227床、HCUが4床、緩和ケア病棟が14床となっています。
熊本地域医療センターと紹介医院は強い繋がりを持っており、開業医からの紹介を受けた患者様をいつでも受け入れられる、バックアップ病院としての体制も整えています。
熊本地域医療センターの沿革に関する概要は、昭和56年に165床で開設し同時期に熊本市からの委託を受けて休日夜間救急診療を開始しました。
その後、平成1年9月に救急医療功労者県知事表彰を、平成9年9月には救急医療厚生大臣表彰を、平成14年11月には日本医師会最高優功賞を受賞しました。
また、昭和62年4月には227床の脳神経外科増設、平成13年7月には緩和ケア病棟開設しています。
令和6年4月には救急科を開設するなど、さまざまな診療科を増設しながら現在に至ります。
熊本地域医療センターのアクセスについての概要は熊本県の中央区にあり、熊本バスの本荘中通り停留所から徒歩1分、または熊本土地バス本荘町からすぐのところです。
マンションや商業施設が建ち並ぶ産業道路に面しており、100台以上停められる駐車場もあるため、車での来院も可能です。
駐車場は第1から第5まであり、最初の1時間は300円、以降1時間ごとに100円かかりますが、会計時に駐車券を提示すれば3時間無料のサービス券をもらえます。
●所在地:熊本県熊本市中央区本荘5-16-10
●診療時間:平日9:00~17:00
●アクセス方法:熊本バス「本荘中通り停留所」より徒歩約1分
●駐車場:あり(137台まで)
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中央区にある熊本地域医療センターの診療科
熊本地域医療センターの診療科は、外科、消化器内科、呼吸器内科、循環器内科、糖尿病代謝内科、小児科、放射線科、麻酔科、緩和ケア科、皮膚科など、多岐にわたります。
他にも病理診断科、脳神経内科、腎臓内科があり、体の状態に合った診療科を選んで受診が可能です。
ここからは、熊本地域医療センターの診療科の中からピックアップして、外科、消化器内科、小児科の3つについてご紹介しましょう。
外科
外科には常勤医6名、非常勤医3名が診療にあたっており、必要なときにはすぐにでも入院できる点が特徴です。
上部消化管外科、下部消化管外科、肝臓・胆道外科、膵臓外科、ヘルニア外科、呼吸器外科、乳腺外科の7つに分かれて診察にあたっています。
各種がんの根治を目的とした切除治療や薬物療法、化学放射線療法などをおこなっており、体に負担の少ない腹腔鏡手術を積極的に実施しています。
消化器内科
消化器内科には6名の医師が在籍しており、急性腹症や吐血、下血をはじめとした救急医療の診察に注力している診療科です。
他にも、慢性膵炎や慢性肝炎、炎症性腸疾患など、慢性の疾患についても積極的に治療をおこなっています。
同院では消化器内視鏡分野において開院当初から先進的に取り組んでいます。
医師とともに専門の内視鏡技師や看護師もスタッフに加わり、多くの検査実績と治療実績を積み重ねてきました。
さらに消化器内科では外科や放射線科と協力しながら、QOLを考えた医療の提供を目指している点が特徴です。
診断、治療、手術、化学療法、緩和医療までをトータルで捉え、充実した対応をおこなっています。
小児科
熊本地域医療センターの小児科では、開業小児科、熊本大学病院小児科、医師会病院小児科が一体で取り組む小児初期・二次救急医療体制の中心的な役割です。
この体制を熊本方式と呼んでおり、小児初期救急患者の診療にあたるために60名以上の周辺エリアの小児科医が参加しています。
2013年に開設したアレルギー外来では、小児アレルギーの専門医がさまざまなアレルギー関連の疾患の治療にあたっている点も特徴です。
小児科では独立した29床の小児専用病棟を設けており、調乳室やプレイルームをはじめとしたさまざまな設備が用意されています。
また、常勤の保育士が病棟に在籍している他、看護師とソーシャルワーカーが退院支援にあたっており、入院患児様やご家族様の負担を軽くしてくれる心強い存在です。
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中央区にある熊本地域医療センターの部門を紹介
熊本市中央区の熊本地域医療センターは、看護部、救急部、中央手術部、薬剤部、臨床検査部、臨床研究部、放射線部、内視鏡検査部など、多数の部門による構成です。
ここでは各部門の中から、看護部、救急部、薬剤部に焦点を当ててご紹介しましょう。
看護部
看護部では、患者様とともにある看護を実践するとの言葉を理念に掲げており、優しさと思いやりをもって看護にあたっています。
チームの目的に向かって協働し看護の専門性を発揮する、ひとり一人がワークエンゲージメントを高められる職場にする、以上の2点が目標です。
目標を達成するために、人材確保と定着、人材育成に注力しています。
看護部では入院から退院までをサポートする入退院支援担当者として、地域医療連携室看護師が病棟看護師と支援連携している点も特徴です。
他にも、外来や検査部、病棟など、各場所で、患者様やご家族様に寄り添い、安心・安全な看護を提供しています。
救急部
中央区の熊本地域医療センターは紹介型を原則としていますが、急な体調不良や時間外の体調不良にも対応している病院です。
そのため救急部には医師が3名所属しており、適切な治療をスムーズにおこなえるよう、該当する診療科と連携しています。
また、専用のPHSを使用して救急隊とホットラインを繋いでおり、救急搬送患者に関する情報を常勤医が直接取得できるような体制を準備しています。
突然の体調不良に見舞われた患者様を、どこの診療科に診てもらうか迷った際や急ぎの場合などは、救急部に紹介するようになっており全症例を受け入れる方針です。
薬剤部
薬剤部では調剤、病棟薬剤業務・薬剤管理指導業務、医療品情報管理を始めとして、薬剤に関するすべての業務を担っています。
薬剤師15名、調剤助手2名で構成されており、新人の薬剤師でも病院薬剤師としてあらゆる業務を習得できるような体制が整えられ、指導を受けている点が特徴です。
熊本地域医療センターの薬剤部に在籍している多くのスタッフが、日本病院薬剤師会の病院薬学認定薬剤師をはじめとした認定や資格を保有しています。
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まとめ
熊本市中央区にある熊本地域医療センターの概要は、熊本県指定がん拠点病院に指定されており、がんの診断から治療まで質の高い医療を提供しています。
また、熊本市から委託を受けて休日夜間急患センターを設置、40年以上にわたって地域社会に貢献している病院です。
各診療科において多くの医師が手術や治療にあたっており、検査から診断、治療、緩和医療までトータルで対応しています。
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