上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の概要と校区は？

お子さまのいる方が引っ越しをする際、校区内にある学校の概要や情報は気になるポイントです。
お子さまが楽しく充実した学校生活を送るためにも、あらかじめどのような特徴を持った学校があるのかを知っておくと良いでしょう。
今回は上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の概要、特徴や校区について解説します。
近隣ヘ引っ越しをお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の概要

まずは、上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の概要について解説します。

概要1：益城町立木山中学校の位置

上益城郡益城町にある益城町立木山中学校は、熊本市の東部に位置する中学校です。
木山川と水田が広がる静かな場所にあり、校地には樹木が茂っています。
学校から県庁までは約8.5㎞で、県道熊本・高森線が町の中心部をとおっているためバスでのアクセスも良好です。
南側には城山、朝来山が船野山へ連なり、木山川が流れ、水田が東から西へ扇状に開けています。
北部一帯は益城台地で農業用ハウスが広がり、スイカやメロン、サツマイモなどが栽培され、町の代表的な農産物となっていることも大きな特徴です。
学校の北部一帯はこれまで、米や雑穀を主作とする純農村地帯でした。
現在は米作りだけでなく、施設園芸や果樹栽培、酪農などがおこなわれ、多くのビニールハウスが設置されています。
また、上益城郡益城町の北側は、第二空港線が東西に走っており、物流の大きな流れを支えているエリアです。

概要2：沿革

上益城郡益城町にある益城町立木山中学校は、昭和22年、旧木山町、津森村、福田村の小学校に併設する形で開校した中学校です。
昭和29年には町村合併により、益城町立木山中学校と改称されています。
プールやテニスコート、給食室や美術室、運動場などの新設が、昭和時代に実施されています。
平成に入ると、頭髪の自由化がおこなわれたり、特別支援学級（難聴学級）が新設されました。
平成28年に起きた熊本地震で被害を受け、生徒の約84.5％が自宅外に避難、益城中央小にて授業が再開されました。

概要3：学校教育目標

上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の教育目標は、下記のとおりです。
郷土を愛し、当たり前に感謝し、夢に向かって日々努力する生徒の育成
すべての生徒が「これからもずっと、木山中がすき、益城町がすき」と言えるような中学校を目指しています。
この教育目標を達成するためにおこなっていることは、協調性・自主性・継続性の育成です。
生徒同士が仲良く助け合い、自力で行動し、我慢強くやり抜く力を養います。

●所在地：熊本県上益城郡益城町寺迫1090番地
●アクセス：「木山中学校前バス停」より徒歩6分

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上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の特徴

続いて、上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の特徴について解説します。

特徴1：部活動の地域移行

特徴としてまず挙げられるのが、部活動の地域移行です。
現在、中学校の部活動は、少子化によって部員数が減ったり活動が小規模化したりしています。
教師が顧問を務めるこれまでの指導体制を継続することは、学校の働き方改革が進むなか、一層難しくなるのが現状です。
しかし、中学生やスポーツや文化芸術活動を継続し、親しめる環境づくりが必要だと考えています。
そのため、熊本県内では、令和5年以降、部活動の地域移行に向けた検討が開始されました。
平日は従来の顧問が指導をおこない、休日は地域指導者による指導がおこなわれる予定です。
活動場所は、学校以外の施設となる可能性があります。

特徴2：さまざまな年間行事がある

上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の特徴として、さまざまな年間行事があることも挙げられます。
主な行事は、下記のとおりです。

●小中合同挨拶運動
●中庭コンサート
●職業体験学習

小中連携の取り組みとして、益城中央小学校および津森小学校にて、小学生との合同挨拶運動がおこなわれます。
生徒会執行部と各委員会の委員長・副委員長がそれぞれの小学校に出向き、挨拶をおこなう活動です。
今後は毎月1回、定期的に実施される予定となっています。
また、上益城郡益城町にある益城町立木山中学校では、吹奏楽部による中庭コンサートが実施されます。
最近の曲から、懐かしい曲まで、美しい音色が響き渡るイベントです。
短い練習時間のなかで、素晴らしい演奏をしてくれた吹奏楽部に、感動する声がたくさん聞けるでしょう。
さらに、職業について学ぶために、職業体験学習もおこなっています。
新型コロナウイルスへの感染拡大防止のため、2021年度は、事業所の方から職業についてのお話を聞きました。
「生活支援コーディネーター」「ANAグランドスタッフ」「消防士」「会社経営者」の4つの職業で、生徒たちは自分が体験したい職業を決め、事前に面接を受けます。
将来の進路について考えるうえで、一人ひとりにとって貴重な時間となる行事です。

特徴3：いじめ防止基本方針を定めていじめ防止に力を入れている

上益城郡益城町にある益城町立木山中学校は、いじめを未然に防ぎ、早期発見を目指す中学校です。
万が一いじめが発覚した場合は、保護者や関連機関、教育委員会などと連携し、迅速に対応します。
いじめた生徒に対しては、行為の善悪を理解させるとともに、反省と謝罪をさせます。
いじめが解消したあとも、いじめを受けた生徒を見守り、保護者には継続して連絡してくれるため安心です。

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上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の校区と住環境

最後に、上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の校区と、校区の住環境について解説します。

校区

上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の校区は、木山校区、福田校区、津森校区、旧袴野校区の4つです。
益城中央小学校および津森小学校の通学区域で、さまざまな方面から生徒が登校しています。
益城中央小学校の校区は、下記のとおりです。

●飯野地区 ：赤井
●木山地区：下寺中灰塚・寺迫・上町・下町・蛭子町・市ノ後・宮園・市ノ後団地・辻の城団地・辻団地
●福田地区：畑中・谷川・福原・南・内寺・川内田・田中・柳水・平田上・平田中・平田下・平田西・黒石﨑・平田堺

津森小学校の校区は、津森地区の上陳・堂園・杉堂・上小谷・下小谷・田原・寺中・北向・下陳となります。

校区にある公共施設

校区には、役場や総合体育館、町民グラウンドや陸上競技場といった、公共施設が多数あります。
文化会館や交流情報センターもあり、長く町の経済的中心地としての役割を担ってきました。

体を動かせる益城町総合体育館

上益城郡益城町にある益城町立木山中学校の校区には、トレーニングルームが設置された益城町総合体育館があります。
初心者の方から高齢者、アスリートまで、目的に応じた運動をおこなえるのが魅力です。
体力向上や体の引き締めなど、要望に応じてスタッフがサポートしてくれるのも嬉しいポイントでしょう。
ランニングマシンや有酸素マシン、筋力トレーニングマシン、休憩スペースやマッサージ機などが設置されています。

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まとめ

上益城郡益城町にある益城町立木山中学校は、豊かな自然に囲まれた歴史ある中学校です。
部活動の地域移行が予定されていることや、多彩なイベント、いじめ防止に力を入れていることなどが特徴となります。
校区は、木山校区、福田校区、津森校区、旧袴野校区の4つで構成されています。