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熊本市東区にある健軍神社の概要は?由緒や見どころもご紹介!

熊本市東区にある健軍神社の概要は?由緒や見どころもご紹介!

熊本市東区で住まいを検討している方にとって、その土地の歴史や文化がどうなっているのかは気になるところでしょう。
熊本市東区には地域の人々に長く親しまれている「健軍神社」があるので、初詣や七五三などの行事のときには訪れてみることをおすすめします。
そこで今回は、熊本市東区にある健軍神社の概要や由緒、見どころについてご紹介します。

熊本市東区にある健軍神社の概要

熊本市東区にある健軍神社の概要

健軍神社がいったいどこにあるのかがわからない方も多いのではないでしょうか。
そこでまずは、熊本市東区にある健軍神社の概要についてご紹介します。

概要①健軍神社とは?

健軍神社とは、熊本市東区に鎮座する歴史ある神社です。
阿蘇神社・甲佐神社・郡裏神社とともに阿蘇四社のひとつに数えられ、熊本でも有数の格式を誇る神社として知られています。
地元の人々からは「たけみやさん」と親しまれ、初詣や七五三、お宮参りなどの際には多くの参拝者が訪れます。
神社の境内には緑豊かな木々が立ち並び、厳かな雰囲気が漂っています。
とくに参道の長さは熊本県内でも有数の規模を誇り、神聖な空気を感じられる場所です。
境内には、車いすの方でも利用できるトイレが設置されています。

概要②駐車場情報

車で訪れる際に気になるのは駐車場の有無ですが、健軍神社には専用の駐車場があります。
大型車は6台、小型車は100台停められる広いスペースが確保されています。
また、正月などの混雑時には臨時駐車場が設けられるため、安心です。
もし参拝者用の駐車場に停められなかった場合は、周辺のコインパーキングも利用することが可能です。

概要③健軍神社へのアクセス

熊本市東区にある健軍神社へは、車や公共交通機関を利用してスムーズにアクセスできます。
たとえば、JR熊本駅からは車で約18分で目的地に到着します。
また、熊本市電・健軍校前駅からは徒歩で約5分の距離なので、電車でのアクセスもおすすめです。

●所在地:熊本県熊本市東区健軍本町13-1
●営業時間:参拝はいつでも可能(駐車場は午後9時に閉鎖)
●定休日:なし
●アクセス方法:熊本市電「健軍校前」駅より徒歩約5分
●駐車場:あり(大型車6台、小型車100台まで)

熊本市東区にある健軍神社の由緒

熊本市東区にある健軍神社の由緒

健軍神社へお参りするときには、その由緒を知っておくとより散策を楽しめるようになります。
ここでは、熊本市東区にある健軍神社の由緒についてご紹介します。

由緒①健軍神社の歴史

健軍神社は、創建が約1,500年前にさかのぼるとされる古式ゆかしい神社です。
558年に阿蘇神社の大宮司により勧請され、現在に至るまで地域の守護神として多くの人々に信仰されてきました。
「健軍」という名前は、異国の敵を討つ意味を込めて授けられたといわれています。
もともとは「健軍宮(たけみやぐう)」などと呼ばれていましたが、やがて昭和時代に入ると「健軍神社(けんぐんじんじゃ)」と呼ばれるようになったと伝えられています。

由緒②健軍神社の御祭神

健軍神社の主祭神は、阿蘇地方を守護する「健軍大神」です。
初代天皇の孫で、阿蘇地方を開拓した「健磐龍命」と同一視されることもあります。
また、健磐龍命の妃神で阿蘇神社の祭神の一柱である「阿蘇津姫命」、2代天皇「神渟名川耳命(綏靖天皇)」、阿蘇氏の祖先神とされる「国造速瓶玉命」なども祀られています。
そのほか、健軍神社には多くの境内社があり、雨宮大神や大物主大神、速瓶玉命、大山咋命、道君首名、矢城山の山神などさまざまな神々が祀られていることも特徴です。

由緒③健軍神社で得られる御利益

健軍神社にはさまざまな神々が祀られていることから、参拝によって得られる御利益も多岐にわたります。
良縁祈願、学業合格、交通安全、病気平癒、身体健全、無病息災、長寿、厄除け、安産、開運、旅行安全など、さまざまな御利益を求めて毎年多くの参拝者が訪れ、祈願をおこなっています。

由緒④健軍神社でいただけるお守り

健軍神社では、さまざまなお守りが授与されています。
代表的なお守りには、厄除け守り、交通安全守り、縁結び守りなどがあります。
また、受験生向けの学業成就守りや合格守りもあり、お子さんが受験を控えている際には参拝をおすすめします。
勝負ごとに勝つ勝守、無病息災を願う健康守り、無事の出産を願う安産守り、旅の安全を願う旅行安全守り、無事故を願う交通安全守りなども授与されています。
お守りは社務所で授与を受けられるので、参拝後に立ち寄ることをおすすめします。

由緒⑤健軍神社でいただける御朱印

御朱印は神社を参拝した証であり、健軍神社でも社務所でいただけます。
健軍神社の御朱印はシンプルで、中央に力強い筆跡で神社の名前が書かれ、右端には「熊本市最古社参道一二三〇メートル」というスタンプが押されています。
御朱印をいただく際には番号札が渡され、番号が呼ばれたら御朱印帳を受け取りに行く流れです。
せっかくの記念ですので、健軍神社に参拝した際には御朱印帳を持参し、御朱印をいただいてみてはいかがでしょうか。

熊本市東区にある健軍神社の見どころ

熊本市東区にある健軍神社の見どころ

長い歴史を持つ健軍神社には、さまざまな見どころが点在しています。
ここでは、熊本市東区にある健軍神社の見どころについてご紹介します。

見どころ①長い参道

健軍神社の見どころのひとつは、熊本県内でも屈指の長さを誇る参道です。
大鳥居から神社までまっすぐに続く参道の長さは、じつに約1,230mにもおよびます。
かつてこの参道は「八丁馬場」と呼ばれ、江戸時代には馬の訓練がおこなわれていたと伝えられています。
参道沿いには桜の木々が植えられており、春には大勢の花見客で賑わいます。

見どころ②楼門

参道を進むと、やがて健軍神社の入り口にあたる楼門が見えてきます。
楼門は2000年に再建され、天井に描かれた干支の動物や花の絵が見どころの一つです。

見どころ③子寶いちょう

健軍神社の境内には、樹齢300年を超える大きないちょうの木があります。
多くの枝や幹に分かれていることから「子寶いちょう」とも呼ばれ、安産や子宝を願う人々の信仰を集めています。

見どころ④祈祷殿

境内にある祈祷殿では、神社の神主や巫女が参拝者のために祈祷をおこないます。
健康祈願や厄除けなどの儀式を行う際に使用される場所であり、通常の参拝をおこなう拝殿とは異なる意味合いを持つ建物です。

見どころ⑤祭事

健軍神社では、年間を通じてさまざまな祭事がおこなわれています。
1月1日の歳旦祭から始まり、1月7日には鬼火焚き、2月11日は建国祭、4月7日には春季例祭が執りおこなわれ、境内は多くの方でにぎわいを見せます。
6月30日におこなわれる夏越大祓式では、半年間の罪や穢れを祓い、無病息災を願う茅の輪くぐりが楽しめる点も見どころの一つです。
また、雨宮神社や国造神社などの境内社ごとにおこなわれる例祭、七五三、新嘗祭、天長祭、大晦日大祓式、除夜祭など、数多くの行事がおこなわれています。
季節ごとの行事に参加すれば、より健軍神社の魅力を感じることができるでしょう。
さらに、地域の守護神である健軍神社のパワーをいただける機会でもあります。
熊本市東区に引っ越してきた際には、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

まとめ

熊本市東区にある健軍神社は長い歴史を持ち、地域の人々に親しまれている神社です。
さまざまな御祭神が祀られているため、神社の参拝によって得られる御利益も多種多様な点に特徴があります。
これから熊本市東区で住まいを検討している方にとって、地域の文化や伝統を知るうえで一度訪れてみる価値のあるスポットです。


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