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地域によって、災害時の警戒レベルは異なります。
そのため、安心安全に避難するには各々のハザードマップを確認する必要があります。
本記事では、熊本市中央区の出水南小学校区で避難できる場所をご紹介しています。
この校区は危険スポットも比較的多いですから、事前にしっかり確認しておきましょう。
とくに引っ越しを検討している方は必見です。
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ハザードマップとは、災害が発生したときの避難場所をまとめた地図のことを言います。
地域によって発生しやすい災害は異なり、警戒レベルもさまざまです。
そんなとき、事前に危険区域やすぐに避難できる場所を知っていると安心できます。
ここでは、熊本市中央区にある出水南小学校区のハザードマップに掲載されている避難場所についてご紹介します。
このエリアに住んでいる方は、近場の避難場所をしっかり確認しておきましょう。
出水南小学校区の避難場所
出水南小学校区では、出水南中学校・出水中学校・出水南小学校の3か所が避難場所になります。
なかでも出水南中学校は市指定緊急避難場所になっており、すべての災害に対応しています。
ただし、洪水に関しては運動場への避難は不可、校舎や体育館も内水氾濫が発生すると建物や道路が浸水する恐れがありあまり避難に適していません。
出水中学校・出水南小学校に関しても洪水の避難場所には適しておらず、他の避難場所を選ぶ必要があります。
出水南中学校
出水南中学校周辺には、とくに危険な場所はありません。
そのため、他のエリアに比べると比較的安全に避難できるでしょう。
過去に地震が遭った際は、体育館のみ開放し、運動場は必要に応じて夜間のみ開放していました。
また必要な支援物資は体育館ステージとフロアの空いたスペースに、出水南校区自治会の協力を得て避難所運営をおこなっています。
出水南中学校の施設情報は以下のとおりです。
●所在地:熊本市中央区出水7丁目86-1
●アクセス方法:水前寺公園駅出口から徒歩24分
●駐車場:有
出水中学校
出水中学校は、近くに熊本支援学校や出水南小学校が立地しています。
また一時避難場所として出水五丁目公園もあり、比較安心して避難することができます。
ただ周辺には危険スポットがいくつかあるため、注意も必要です。
避難に適した災害は、地震・津波・洪水・土砂災害・高潮・火災・火山噴火になります。
ただし、洪水に関しては出水南中学校と同じように規模によって避難ができません。
警戒レベルや状況を見て判断してください。
出水中学校の施設情報は以下のとおりです。
●所在地:熊本市中央区出水5丁目3-1
●アクセス方法:水前寺公園駅から徒歩11分
●駐車場:有
出水南小学校
広々としたグラウンドは、大雨や洪水などの災害以外での避難に適しています。
また周辺には危険スポットもなく、安全性も高いでしょう。
学校としての規模は出水南中学校や出水中学校に比べると小さいですが、熊本市中央区に住んでいる方にとって避難しやすい場所です。
出水南小学校の施設情報は以下のとおりです。
●所在地:熊本市中央区出水4-1-1
●アクセス方法:市立体育館前駅から徒歩9分
●駐車場:有
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熊本市中央区にある出水南小学校区のハザードマップに掲載されている危険スポット
熊本市中央区の出水南小学校区は、小中学校の避難場所が多いことが分かりました。
今回紹介した3つの学校以外に、「湧心館高校」もハザードマップに掲載されている避難場所になります。
ここでは、さらに気を付けたい危険スポットについてご紹介します。
出水南小学校区には、数か所、気を付けなければいけない場所があります。
避難の際は、これらの場所にも十分注意してください。
とくに注意したい3か所
出水南小学校区は、とくに出水南中学校周辺に危険スポットが集中しています。
学校の前の道路には冠水注意の河川・水路があり、大雨で洪水が発生した際は注意が必要です。
また、この校区には柵のない水路・手すりのない橋・ガードレールなどが集中しています。
柵がない水路は、氾濫した際に溝との境目が分かりにくく、足を踏み外すと溺れてしまう危険性が高くなります。
柵がある場所でも、大雨時に水路の水が溢れやすかったり、側溝に蓋がないところは道路冠水するなど気を付けましょう。
手すりがない橋やガードレールがない道路も落下の恐れがあるので要注意です。
避難する際は、必ず2階以上の建物を選んでください。
地震や火災の際の避難
水害以外の災害は、いったん最寄りの公園に避難するのが賢明です。
ですので、柵がない水路や手すりがない橋は余程大きな災害でない限りとくに気にする必要はありません。
出水南小学校区には、地域指定の一時避難場所の公園があちこちに設置されています。
川窪公園・諏訪神社・諏訪南公園・出水8丁目南公園など、ぜひ利用してみてください。
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ハザードマップにおける避難のめやすとマイタイムライン(防災行動計画)について
万が一災害が発生した際に、知っておくと助かるのが「避難のめやす」と「マイタイムライン(防災行動計画)」です。
地域によって災害に遭ったときの対処法が異なりますので、各々住んでいるエリアで調べてみてください。
ここでは、出水南小学校区のハザードマップを参考にご紹介します。
警戒レベル4までに避難
熊本市では令和元年から避難のめやすが「警戒レベル4」になりました。
以前までは避難指示と避難勧告それぞれ情報提供されていましたが、避難勧告は廃止され、警戒レベル4が「避難指示」となります。
また警戒レベル3と5も次のように変更されています。
警戒レベル3は避難準備・高齢者等避難開始から高齢者等避難へ、警戒レベル5は災害発生情報(発生を確認したときに発令)から緊急安全確保へ、市民がより的確に避難行動が取れるようになりました。
警戒レベル1・2はとくに変更はありません。
警戒レベルを見て、避難のタイミングを確認してください。
マイタイムライン(防災行動計画)とは
マイタイムラインとは、自身や家族の命を守るために大切な防災行動計画になります。
ハザードマップで避難場所を知ることも重要ですが、さらにマイタイムラインも準備しておくとより安心です。
とくに昨今は新型コロナウィルスの影響で思うように避難できにくくなっていますから、マイタイムラインが役に立ちます。
熊本市では、「くまもとマイタイムラインガイドブック」で確認することができます。
公式ホームページからダウンロードもできますので、ぜひ利用してみてください。
作成時のポイントは、「予測できる災害と予測が難しい災害を知ること」「5段階の警戒レベルを確認すること」「警戒レベルで避難開始の状況やタイミングを理解すること」などが挙げられます。
また安心安全に避難するために、熊本県の災害の特徴や水害の歴史・教訓などを学んでおくことも大切です。
ハザードマップで自宅や周辺の災害リスクを知り、どこに・だれと・いつ避難すべきかを確認、避難行動とその準備を考え、マイタイムラインを作成していきます。
熊本県で発生しやすい災害
熊本県では、全エリアで雨が多い地域です。
理由は、熊本県が九州山地の西側に位置していることが大きく関係しています。
東シナ海から入ってくる暖かく湿った空気が、大雨や集中豪雨の原因になっているようです。
そのため、年間降水量は東京の約1.3倍、福岡県の約1.5倍になります。
また夜間に雨が降ることも多いため、明るいうちからしっかり防災行動計画を立てておきましょう。
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まとめ
出水南小学校区のハザードマップに掲載されている避難場所を参考に、避難に適した場所や避難のめやす、危険スポットなどをご紹介しました。
熊本県は全エリアで雨が多い地域ですので、とくに水害に注意しながらしっかりマイタイムラインを作成し、身の安全を守りましょう。
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