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地震や台風など災害が多い日本では、行政が地域ハザードマップを配布しています。
ハザードマップがあることで自身がどこに避難をしたら良いのか、また被害想定区域や危険個所なども知ることができます。
そこで本記事では、熊本市中央区の出水小学校区内をピックアップし、周辺の避難場所をご紹介しています。
このエリアに引っ越しを検討している方やマイタイムラインを作成したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら熊本市中央区にある小学校区内の地域ハザードマップをもとに避難場所をご紹介
ハザードマップとは、災害が起きたときの避難場所や被害想定区域、危険個所などを明記したものです。
行政によって配布されており、ハザードマップをもとに自身が住んでいる地域の災害情報を知ることができます。
ここでは、熊本市中央区にある小学校区内の地域ハザードマップをもとにご紹介します。
出水小学校
出水小学校は、市指定緊急避難になります。
熊本市中央区に住んでいる方が利用でき、体育館・運動場・校舎に避難します。
ただし災害によっては避難場所として利用できない施設がありますので注意が必要です。
全災害の避難場所として対応している施設は、地震・高潮・土砂・津波の4つになります。
洪水は校舎・体育館のみの利用となりますが、場合によっては利用することができません。
もちろん運動場への避難も不可です。
4つの災害については、地震の場合、建物の耐震性が高いため安全に避難できます。
高潮ハザードマップにおいても浸水域ではないので安心ですし、土砂災害警戒区域や津波警戒ラインより陸側にあるため土砂や津波に関しても問題ありません。
ちなみに、出水小学校周辺でとくに注意が必要な場所は、県道熊本高森線・八王子通り・カッパ堀沿いの3か所です。
それぞれ冠水や転落の注意が必要になります。
出水小学校の所在地やアクセス方法は、以下を参考にしてください。
●所在地:熊本市中央区出水1丁目1番75号
●アクセス方法:国府駅から徒歩約4分、水前寺公園駅から徒歩約6分
●駐車場:有
国府高等学校(一時避難場所)
熊本市中央区は、出水小学校以外にも国府高等小学校(一時避難場所)と水前寺児童公園(一時避難場所)の2か所も避難場所として指定されています。
これらの施設は一時的に避難するときに利用され、迅速かつ安全に避難可能です。
国府高等学校で避難できる災害は、地震・高潮・土砂・津波の4つになります。
洪水に関しては指定緊急避難場所としては使用しないため、洪水が起きた場合は他の避難場所を利用することになります。
国府高等学校の所在地やアクセス方法は、以下を参考にしてください。
●所在地:熊本市中央区国府2-15-1
●アクセス方法:国府駅から徒歩7分
●駐車場:有
水前寺児童公園(一時避難場所)
水前寺児童公園は、水前寺江津湖公園内にある児童公園になります。
私立体育館前電停のそばにある水前寺グリーンホテルの裏になり、夏になると子どもたちが水遊びを楽しむことができます。
駐車場は完備されていませんが、熊本市中央区の一時避難場所としても利用されており、安全性の高い公園といえるでしょう。
ただし、洪水は指定緊急避難場所として使用できません。
水前寺児童公園の所在地やアクセス方法は、以下を参考にしてください。
●所在地:熊本市中央区出水1-7-51
●アクセス方法:市立体育館前駅から徒歩1分
●駐車場:無
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熊本市中央区の小学校区内で冠水しやすい場所は?
熊本市中央区の小学校区内には、冠水しやすい場所がいくつかあります。
そのため、大雨警報や洪水警報が発生した際は注意してください。
ここでは、冠水しやすい場所についてご紹介します。
県道熊本高森線
県道熊本高森線は、出水小学校のそばにある道路です。
大雨時の冠水注意箇所として登録されており、平成28年に発生した熊本地震では甚大な被害を受けています。
県道熊本高森線には阿蘇郡西原村小森~南阿蘇村河陰を繋ぐ俵山トンネルもありますので、大雨時に利用する際は注意が必要です。
とくに冠水の危険性が高い箇所は、九州労働金庫熊本支店と九州記念病院を挟んだところになります。
近くに市指定緊急避難場所がありますが、被害が大きい場合は利用できませんので気を付けてください。
八王寺通
八王寺通も、冠水注意の場所です。
この道路には国府高等学校や郵便局、クリニックなどが立ち並んでおり、近くには国府高等学校もあります。
比較的住宅が多いエリアではありますが、万が一災害が発生した際は一時避難場所の国府高等学校が利用できますので安心です。
とくに冠水しやすい箇所は、出水三丁目公園側の四つ角付近になります。
広範囲が指定されているため、大雨の際の利用は注意してください。
その他、カッパ堀沿いも冠水しやすい場所として指定されています。
カッパ堀沿いは2か所ありますが、注意が必要になるのは国府高等学校付近の道路です。
近くに危険な水路があるため、大雨時は広範囲が冠水しやすい場所になります。
また転落しやすい場所でもありますので、災害の際はとくに気を付けてください。
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熊本市中央区の避難の目安やマイタイムライン(防災行動計画)について
安心安全に避難するためには、ハザードマップ以外にマイタイムラインも理解しておかなければいけません。
マイタイムラインとは、防災行動計画のことを言います。
ここでは、熊本市中央区の出水小学校区内で災害が発生した場合を想定して解説します。
マイタイムライン(防災行動計画)とは
地域ハザードマップを知っておくことも大切ですが、大雨や台風などに備えてマイタイムライン(防災行動計画)を作成しておくことで災害時でも安全に過ごすことができます。
マイタイムラインは、ガイドブックを見ながら作成していきます。
このとき、警戒レベル(5段階)やハザードマップを目安に作成します。
また昨今は新型コロナウイルスの感染症対策も必要ですから、持ち物にはマスクや消毒液、体温計なども忘れないようにしましょう。
警戒レベル4までに避難
熊本県では、避難指示と避難勧告が「警戒レベル4まで」と一本化されました。
そのため、現在避難勧告はおこなわれません。
警戒レベル4は災害の恐れが高くなるため、危険な場所からは避難することになります。
出水小学校区内では、前にも述べているとおり出水小学校をはじめ、一時避難場所として国府高等学校と水前寺児童公園も含まれます。
ただし高齢者は、警戒レベル3の時点で避難する必要があります。
警戒レベル4を目安に、近くの避難場所へ避難してください。
くまもとマイタイムラインシート
熊本県の公式ホームページから、「マイタイムラインシート(ガイドブック)」のダウンロードが可能です。
シートには、「明るいうちから早めに避難するモン!」と書かれており、必要な防災行動計画が掲載されています。
そのため、マイタイムラインシートがどんなものか分からない方や、はじめて作成される方でも理解しやすいでしょう。
避難開始は、先ほども述べたように5段階の警戒レベルで判断します。
出水小学校区内は警戒レベル4が避難のタイミングになり、それに合わせて避難準備をしなければいけません。
とくに大雨や土砂災害のように気象情報をもとにある程度予測できる災害は、マイタイムラインが役に立ちます。
ただ台風や高潮、火山の噴火といった予測が難しい災害の場合は、警戒レベルを参考に、地震発生後にマイタイムラインに沿って避難行動や準備をしましょう。
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まとめ
熊本市中央区の出水小学校区内は、出水小学校をはじめ国府高等学校と水前寺児童公園も一時避難場所として使用されています。
周辺には冠水しやすい箇所もありますので、大雨や土砂災害といった予測できる災害が発生した際は、マイタイムラインを目安に正しい行動をおこなうようにしてください。
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